第13回 「人間力ダウン」2001.03.09

注:ちょいと露骨に書いてますので、そーいう話題に弱いヒトは、読みとばすやうに。

 男性には一生判らないであろう苦しみが、また今月もやってきました。

 コレがあるから、女性は血を見てもそうそう気持ち悪くなったりしないとか言われることもありますが、真贋やいかに。

 ともあれ、「月に一度のお客さま」なのですよ。
 コレが始まる一週間くらい前から、腰は痛い、激烈に眠い、脚がむくむ&痛い、思考力が鈍る等々、ちっともいいことがないのです。
 始まったら始まったで、脚の筋肉や関節の痛み、直接的な下腹部の痛み、全身の倦怠感、感情の起伏が激しくなるなどなど、まさに「教科書通り」の症状に見舞われるのです。
 ぐったり横たわったまま、なんにもできない、したくない。人間としてのパワーが大幅ダウンする時期なのです。

 そしてこの時期は、自転車に乗るのも一大事です。
 まずもって、脚が痛くてヒルクライムがつらい! ただでさえヘタレなのに、ますますもって「使い物にならない」のです。平常時の60%くらいの力しか出ないじゃないだろうかと思うくらい。だって、普通に歩くのさえ苦しいんだもの。

 そうやって筋肉が使い物にならなくなるせいか、股関節も痛くなってきます。こうなるとペダリングは苦痛そのもの。

 おまけに、替えの「栓(タンポン)」を持ち歩かなくちゃなりません。お座布団=ナプキンは、かぶれる&ペダリングでこすれる可能性があるので、あまりよろしくないです。ズレたりヨレたりするし、ひどいと中の吸収体がぼろぼろになるのは、私が実証済み。(ヲイヲイ)
 
ツーリングに行った先に温泉地があっても、ちょっと入るのをためらったりして。(でも結局は入っちゃうんですが)

 とにかくヒロヒコの場合、ほぼ半月くらいは「月に一度のお客さま」関連で悩まされることが多いのです。
 でも、人によっては、ほとんど普段と変わらない状態でその時期を過ごす人もいますし、ヒロヒコよりもっとひどく、布団から出ることもできないくらい苦しい時期を耐えている人もいます。

 もしこのコラムを読んでいる男性陣の中で、彼女や奥さんをこれからツーリングに連れていこう、なんて考えている方々がいらしたら、どうか、「オンナのカラダの事情」もよく考慮にいれてあげてくださいね。

 そして、どうしてもはずせないレースやイベントの日に、「その時期」がぶつかりそうだと危惧しているアナタへ。
 産婦人科で相談すれば、生理の時期をずらしてもらうよう、薬を処方してもらえます。ただし、「明日来そうなんだけど止めて」なんてのはムリですが。

 ……とか書いておいて、自分は産婦人科へ行ったことなんてないんだよなー。大台に乗る前に、一度行っておかなくちゃいけないと思うんだけど、そのために会社を休むわけにもいかないしねぇ。有給休暇ないしねぇ。とほほほー。

今回の参考リンク

産婦人科医の部屋
産婦人科の医師が、掲示板に寄せられた質問に対して
解答したことをまとめてあるサイトです。
併設の掲示板に質問を寄せることもできます。

お月さまのごきげん
ヒロヒコを始め、多くの女性が悩む「月経前症候群」についてなど
詳しく紹介されたサイトです。
男性陣にもおすすめ。

ウィメンズヘルスケアプラザ
女性の健康についてのサイト。
会員登録をすると、自分専用の健康日誌ページが持てるとのこと。

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