第28回 「 ばね 」2001.09.17

 休日は夕御飯を食べたあと、mistyと、FOXが出すという新しいFサスの話になりました。といっても私は情報をちっとも知らなかったので、「それはなにがすごいのか」「軽いのか」「性能はどうなのよ」と、私の質問ばかりになってしまったのですが。

 ともあれmistyは結構このサスが気になるようです。実際どーなんでしょうね。インプレが待たれるところです。

 で、そんな話をしていたら、つい先日参加した「うっかり八兵衛カップ」で、自分の自転車のFサスをちっともセッティングしないで走ってたことに気がつきました。乗鞍用に締めこんで、がっちがちのほとんどフルリジッドバイク状態で走ってたわけです。

 どうりでバイクがいつもより暴れると思ったんですが、コースがそういう整備になったんだと思って、かまわず突っ込んでました。アホですね>わたくし

 てなわけで、サスといえばスプリング=ばね。Fサスは、エラストマーだったりエアだったりしてますが、この際おいといて。(そういえば、自分のサスはどーいう仕組みなのか、知らないや。型もよく知らない。完成車でついてきたやつだから、いまひとつ思い入れがわかないのかなぁ)

 おもちゃや機械をバラすと、思いがけないところからばねが飛び出してきたりして、もとどおりにするのに頭を悩ませたりします。先日は会社でマウスボールを掃除していたら、ばねがはじけて部品がバラバラになり、冷や汗をかきながらピンセットで修復してました。

 しかし、ばねの中でも思い出深いといったら、やはり縁日の屋台や、うらぶれた観光土産物屋に置いてある、ばね状のおもちゃでしょう。あれ、商品名はなんといいましたっけね。

 私が×歳だった当時、そやつはスライムとスーパーボールと並んで、おもちゃ三強を誇っていたような記憶があります。そして必ず、ばねの中間あたりを逆にひねってしまって、使い物にならなくしてしまう奴がクラスに1人はいたことも、うすらぼんやりとした記憶の中に残っています。(それとも、それは自分のことだったか?)

 もうひとつ、思い出深いと言えば、自分の家の工場で出た、金属の切削滓(うちでは キリコ と呼んでいた。バリとも言ったけど、区別はよくわからない)の中でも、きれいにウズを巻いているものを拾っては、人さし指と親指にはさんで、「ばね〜」と遊んだことでしょう。手を切る危険性があるので、必ず怒られましたが。

 そんな事をつらつらと思い出していたら、ふと中学だったか高校の理1だかで、「ばね」を使った物理の授業があったようななかったような事を思い出してしまいました。ああいかん、アタマ痛くなるぅ。よって、これにて本日は終了。オチはないのよ。


 日本語の漢字で表記すると、ばねは「発条」になるそーです。日本発条って会社がありますな。一文字違うと、たいへん会社らしからぬ社名になってしまうのですが。

今回の参考リンク

NHKニッパツ
というわけで、上記の「日本発条株式会社」のサイトです。

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