ひええ、一ヶ月もごぶさたになってしまったロバ耳でごわす。 しかし思い返してみると、なんだかやたらと忙しかったというだけで、何やってたのかあまり思い出せない10月でした。 ともあれ、本題。 サイクリストなら大半の方が、「シリあるいはマタにできる痛いできもの」に遭遇したことがあると思われます。 いやー痛いですねアレは。サドルに当たると脳天までつきぬけるよな痛みが(泣)そう。わたくし現在、ソレに悩まされ中です。いちおう「タコの吸い出し」は塗ってるんだけど、まだ効かない。 自転車関連のページにも載せてあるネタではあるのですが、こいつは「毛嚢炎(もうのうえん)」といいまして、要は、毛のつけねに細菌が入り込んで炎症をおこしちまうというものなんですな。 それから、上記の毛嚢炎に似たものに、「アテローマ」(もしくは「粉瘤(ふんりゅう)」「表皮嚢胞(ひょうひのうほう)」)と呼ばれるモノがあります。 毛嚢炎となにが違うかというと、粉瘤は、皮膚の下にもうひとつ皮膚でできた袋があって、毛嚢炎のように、皮膚表面とつながっていないということ。そして、袋を全部取り除かない限り、たとえ自然につぶれて中身の膿がでてきて、しぼんだかなーと思っても、再発の可能性は残るということ。 粉瘤のできる部位はさまざまで、背中や顔、頭、手足など、どこにでもできる可能性はあるそうです。また、なぜ袋ができてしまうのかは、はっきり分ってはいないそうです。 毛嚢炎であれば、できやすい部分を清潔に保つことによってあるていど防ぐことができますが、粉瘤は清潔にしていても、外的な力が加わらなくても、できるときはできてしまうそうです。おそろしや。 粉瘤を外科的に取り除くとなると、表面の皮膚ごとごっそり(ギャー)取り除くそうです。炎症を起こしている最中だったら、切開して膿を排出し、嚢胞が縮小したところで、本格的に切除するそうです。麻酔は当然かけるだろうけど、麻酔がきれたら痛そうだなぁ・・・ 自転車選手にも、この粉瘤や毛嚢炎が原因でレースをリタイヤしたり、オフシーズンに手術を余儀無くされる人は多いようです。 やはり、レーパンに汗がしみこんで、雑菌が繁殖するのにちょうどいい湿度と温度の条件がそろい、なおかつサドルへの接触で皮膚が弱くなるので、毛嚢炎はひどくなりがちなんでしょうね。 粉瘤にしても、発生原因ははっきりとわからないとは書かれていますが、やはりサドルとの接触問題も、原因の一翼をになっているのかもしれません。あくまで私の推測でしかありませんが。 皮膚科か外科か、形成外科で、粉瘤の切除手術はしてくれるそうです。(泌尿器科や婦人科でもやってくれる所はあると思う。もしくは紹介状を書いてもらうか)ただ、痕は残るので、女性にはあまりすすめられないとの記述もあります。 そしてこれを打ちながら、ひょっとして私の何度も何度も再発するコレは、毛嚢炎じゃなくて粉瘤なんじゃないかと、おそれているのです。 ・・・医者いったほうがいいかなぁ・・・ |
googleで「毛嚢炎」「アテローマ」と打ち込むとがんがん出てきます。 ただの「アテローマ」だと、血管関係もでてくる。 |