ひぐらしのなく頃に(体験版)

 主人公である「前原 圭一」は親の都合で、田舎の雛見沢村に引越してきたばかりです。しかし 、友達もいない彼のことを年の近いクラスメートたちは放っておかず、彼も持ち前の明るい性格 で彼女たちと馴染んでいきます、そして今まで感じたことがないくらい楽しい時間を過ごすのだ が……分岐なしのヴィジュアルノベルです。ジャンルはミステリーかな?ここで紹介しているのは体験版なのでか 謎が多く残り、最後はバットエンドなので、それは覚悟してやりましょう!まあ、「真相」につ いては色々とヒントや伏線がはってあるので、それぞれ推理・想像・妄想したらよろしいでしょ う(笑)。元々そーゆーゲームらしいです。シナリオは序盤から中盤にかけて、かなり長くはギ ャルゲーといったところです、あるいはギャグゲーか(汗)。とりあえず、主人公の目には女の 子しか映りません、男はそこらの石ころ並みに目に入らないということで(爆)。楽しい日常生 活…平坦ですけど、それもなかなかおもしろくて楽しいです。どうしても、ある程度は感情移入 してしまうでしょう。そして、徐々にサスペンス色が強まっていって、急に話は暗転しま す!いや〜めっちゃ怖いです!久々に背筋がゾクゾクってしました!これだけでも、このゲーム をやる価値があると思いますね(冷汗)。結構、おすすめです!さて、管理人も独自に真相を考 察してみるとするか…超ネタバレなのでクリアして興味がある方のみごらんください→ おぼえがき  真相に関する考察  仮想ストーリー(by管理人の妄想)

独断と偏見によるおすすめ度


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おぼえがき

前原 圭一
・転校してきて、まだ月日がたってない
・親父は画家、実は大画伯!?
・家がでかいので建設中から前原屋敷と呼ばれ雛見沢中で注目の的
・時々、時間が止まったように感じる
・おはぎ事件以降、かなり精神的に追い詰められている?それ以降、周囲の言動に過剰に反応 、被害妄想気味か?
・大型の白いワゴン車にはねられかける、事故それとも故意?
・バットを持ち歩く等の行動が失踪する前の北条 悟史と酷似、なぜ?
・背後に気配を感じる…若い女性の気配?それとも妄想か?気配はあれども姿は見えず…
・二人組みの村人に襲われ気を失う、気がつくと自分の部屋でレナが傍にいる、全身に痛みあり 、レナに害意があるのなら、この時に何でもできたはず?
・レナに羽交い絞めにされ、魅音に注射をうたれかける、「富竹さんと同じ目にあってもらう」 by魅音 だが、頭に痛みが走り次に意識が戻ってきた時に、レナと魅音の死体が目の前にあり、血塗るら れた金属バットを持った自分がいる。やったのは圭一自身なのか?
・最後の場面、大石さんに電話ボックスから電話、咳き込んでいる、嘔吐あるいは吐血している? 今まで犯人は人間だと思っていたのだが、オヤシロ様の存在を確信、背後にいる?
・日記、”私 前原 圭一は命を狙われています””なぜ、誰に、命を狙われているのかはわ かりません””ただひとつ判る事は、オヤシロさまの祟りと関係があるということです””レナ と魅音は犯人の一味””他にも大人が4〜5人以上。白いワゴン車を所有””バラバラ殺人の被 害者をもう一度よく調べてください。生きています。””富竹さんの死は未知の薬物によるもの” ”証拠の注射器はこれです。””どうしてこんなことになったのか、私にはわかりません。” ”これをあなたが読んだなら、その時、私は死んでいるでしょう。…死体があるか、ないかの 違いはあるでしょうが。””これを読んだあなた。どうか真相を暴いてください。それだけが 私の望みです。”
・日記の”バラバラ殺人の被害者をもう一度よく調べてください。生きています。””富竹さ んの死は未知の薬物によるもの””証拠の注射器はこれです。”の部分が何者かによって破ら れ注射器が持ち去られる。つまり、この部分は犯人にとって読まれたら都合が悪いということ と考えられる。
・圭一死亡後、誰か行方不明になった人はいるのか?情報不足

竜宮 レナ
・毎日、圭一をわざわざ迎えにくる…してその心は?
・かわいいもの好き、基準は不明
・素直、律儀、料理上手
・案内の時、弁当を初めから5人分用意、予定通り?
・ダム工事跡で起きた殺人事件について知らないふり?それについて話すのを拒否?
・一年前に雛見沢に引越してきた、昔は雛見沢に住んでいて小学校に上がる前に茨城に引っ越 している
・ちょくちょくダム工事跡に宝探しに行く、宝探し以外にすることがある?
・剥き身の斧を持って徘徊しても不審に思われない
・転校してきた理由を聞くが話をそらされる
・引越しの少し前、三人の男子生徒を金属バットで殴り学校中のガラスを割ってまわり、 謹慎処分 を受ける。殴った相手は片目に後遺症を残すほどの大怪我だったがなぜか被害届けが出して いない、何かに怯えているようだ。殴りかかったいきさつは目撃者がいないため不明、 三人の証言で一致するのはレナが突然「豹変」したという点、学校は事件の存在自体を否定
・その後、神経科に通いカウセリングを受けるが会話の中に「オヤシロ様」という言葉が出て くる、「オヤシロ様です!」と突然叫ぶ
・本名は竜宮 礼奈、本人がレイナではなくレナと呼んで欲しいと言っている、「礼奈」の時 にいやな思い出でもあり?
・自分がオヤシロ様の祟りに遭う確率が高いと思っている、確信している?
・オヤシロ様が存在すると確信している
・圭一が大石刑事と車で話したことを全部知っている(豹変したレナ)
・圭一の部屋の前で小一時間も気配も感じさせずに、圭一が刑事と電話をしているのを立ち聞き
・圭一が表で大石刑事と食事をしたことも話の内容も全部筒抜け?(豹変したレナ)
・尾行に相当慣れている?
・圭一の夕ご飯がカップラーメン豚骨ショウガ味であること、カップラーメンを買った場所を 看破、圭一の後ろでずっとくっついていたからわかると言っているが…(豹変したレナ)
・自分が”転校”して雛見沢に戻ってきたという、悟史も”転校”したという、同じ言葉 を使っているが同じ意味なのだろうか?果たして”転校”とは?(豹変したレナ)

園崎 魅音
・上級生でクラスのリーダー役、委員長
・ゲームの愛好家、収集家
・結構、親父っぽい、ポジティブでアクティブな性格
・かなりの切れ者
・バラバラ事件について知らないふり?
・事件の数週間前に被害者の現場監督と何度か取っ組み合い
・富竹さんについてよく知ってる?
・園崎家はダム騒動時の抵抗運動の旗印、しかも過激
・抵抗運動時、いくつかの軽犯罪、公務執行妨害で補導歴あり
・部活のゲーム、最初は弱かったらしい?初代部長である、この部活をつくったのには何か 目的があるのかも…案外「複雑化する社会においてあらゆる状況に対応するため…」とかいう のは本気なのかもしれない
・圭一が表で大石刑事と食事をしたことも話の内容も全部筒抜け?(豹変した魅音)
・園崎一家には県会議員、市会議員がいる、警察に圧力をかけるのも簡単のようだ
・「実は大石はね、オヤシロ様の使いなんだよ…」皮肉か?それとも、本気で言っているのか?
・「来年は定年だから、見逃してやったのに…殺してやる!」(豹変した魅音)

北条 沙都子
・いたずら好き、生意気、嘘がつけない
・親たちはダムの誘致派で、昭和55年に綿流しの日に転落事故で父親死亡、母親行方不明
・昭和57年の綿流しの日、預けられてた先の義理の叔母が殺される、数日後、実の兄の北条  悟史が行方不明、義理の叔母を殺した犯人はスプーンを喉に詰まらせて死亡

古手 梨花
・冷静沈着、意外とたぬき
・祭りの実行委員
・祭りの神事の巫女さん役
・昭和56年の綿流しの日、神主の父親が奇病で死亡、母親は遺書を書いて入水自殺、遺体は 見つからず行方不明

富竹 ジロウ
・フリーのカメラマン(自称)、野鳥の撮影がメインらしい、つきあっている人の趣味が野鳥の 撮影なので100%嘘ではないようだ
・ダムの工事跡で出会う、ここでなにを…?
・圭一にダムの工事現場で起きたバラバラ殺人事件、その他の事件について話す、殺された原因の一つ?
・よそ者の自分を自覚
・5、6年前から…年に2、3回雛見沢に来る、目的は?
・「富竹 ジロウ」は本名かどうかわからない、身分証明のたぐいは不所持
・折りたたみ自転車で行動
・鷹野 みよ とつきあっている?
・生活基盤は東京〜千葉?
・自らの手で自分の首をかきむしってショック性出血死、その前に複数の人から素手で暴行を 受けた形跡あり。角材を振り回して周りのガードレールなどを殴った形跡あり、人には全く 当たっていない。死亡時、極度の興奮状態。

鷹野 みよ
・富竹 ジロウとつきあっている?
・入江診療所の看護婦
・趣味は野鳥撮影
・富竹 ジロウ死亡後、行方不明

大石 蔵人
・興宮署の刑事、定年一年前
・それぞれの事件を関連づけて考えている。個々の事件は解決しているから蒸し返すなと署長 から圧力

北条 悟史
・北条 沙都子の実の兄
・失踪する前、ある日突然、ひとりで登校するようになり、素振りの練習をするようになり、 バットを持ち歩くようになる
監督?
・一体誰のことか?今までに「監督」という言葉はダム工事の現場監督しかでてこないが… 文字通りの意味ならさしずめレナや魅音は役者か…
・白いワゴン車の持ち主?
・作者HPに誰だか書いてあります(爆)

雛見沢
・人が少ないから、みんな顔見知り、みんなのかなりプライベートなデータまでレナや魅音は持っているらしい
・一切の隠し事ができない!?
・村の実権は園崎家と公由家が握っている?
・その昔、鬼が住む里として恐れられていた

古手神社
・祭りの場所、綿流し

オヤシロ様
・雛見沢の守り神、ご利益もあるけど祟りもある!?
・祟りと鬼隠しは必ず対でおこる?
・雛見沢を捨てて出て行こうとするとバチを当てる?実際には人の出入りはかなりあるはず なのだが…

鬼ヶ淵
・底なし沼、底の底が地獄の鬼の国につながっているという…

ダム工事現場
・粗大ゴミの不法投棄場所、わざと黙認されている?

ダム工事について
・昭和50年10月計画発表
・反対運動のため鬼ヶ淵死守同盟を結成、会長・公由 喜一郎
・役人達の嫌がらせ
・雛見沢の住人を一致団結させるきっかけになった?
・現在、無期限凍結中、撤回はされていない

おはぎ事件について
・差し入れのおはぎの中に裁縫針のようなものを発見、後で探すが見つからない…本当に裁縫針 だったのか?裁縫針と勘違いしてしまうほどよく似て、口に入れてもさして害のないもの… そんなものはないのだろうか?
・圭一は5つのおはぎのうちの1つがレナ作で残りの4つが魅音のおばあちゃん作だと思い込ん でいるが本当にそうか?逆に4つがレナ作かもしれない…魅音あたりが考えそうなことだ… その4つのうちの1つにタバスコ入りとかのいたずらが仕掛けてあったとしたら、その後の態度 とも符号する。その場合は魅音のおばあちゃんが針を入れたということになるが…。
・魅音自身がおはぎにいたずらをしたことは認めている、でも会話の内容からすると裁縫針を 入れたことじゃないようなのだが?「そんな…ちょっとしたいたずらじゃん?」と言いながら 苦笑いby魅音

バラバラ殺人、その他の事件について
・昭和54年6月、4年前の綿流しの日、この年以降、綿流しの日に死人が出る…祟りを信じる 人が増える
・被害者は現場監督?主犯格は逃亡中…もしかして死んだのはこっちの方かも…最後の足取り は底なし沼・鬼ヶ淵にて以後行方不明
・鉈やツルハシでめったうちして惨殺
・斧で遺体を6つに分割、右手はみつかっていない
・オヤシロ様の祟りといわれていた
・次の年、昭和55年の綿流しの日、ダムの誘致派だった男が崖下の濁流に転落して死亡、奥 さんの死体は見つかっていない、行方不明。この事故時、娘の北条 沙都子も現場に一緒にいた
・さらに翌年、昭和56年の綿流しの日、神社の神主が原因不明の奇病で急死、奥さんは沼で 入水自殺、遺書はあるが死体は見つかっていない、行方不明
・さらに翌年、昭和57年の綿流しの日、近所の主婦が撲殺体で発見、数日後、被害者の子供 北条 悟史が行方不明、主婦は不信心者で綿流しのお祭りに不参加、2年前に死亡したダム誘 致派の男の 弟一家にあたる、弟本人は生存、近隣の町に引越し、主婦を殺害した犯人は、拘留中にスプーン を喉につまらせて死亡、主婦は北条 沙都子の義理の叔母
・今年、昭和58年の綿流しの日、富竹 ジロウさんが自分の爪で自分の首を引き裂く、亡く なる直前、極度の興奮状態、血まみれになりながら角材を振り回したらしいが当たった形跡は なし、複数(4人以上?)の人から暴行を受けた形跡あり

真相に関する考察

 さて、材料は十分あるし、真相について考えてみますか…大きく分けて祟り説と人間説がありま すが、僕個人としては一応、祟り説をとりたいですね。理由は人間説だとかなり多くの部分が 主人公・圭一の被害妄想ってことになってしまうからです。それだとおもしろくありません! フリーの個人でつくってるゲームならともかく、後で製品版もつくろうってゲームでなんでも かんでも主人公の被害妄想で片付けてしまっては納得できません。これぞ、作中で言うところの 「部活的思考」つーやつですか(汗)。しかし、実際に起こる事件には、かなりはっきり人間 の意思が感じられます。つまり、祟りなり「オヤシロ様」なりの力を操っている、あるいは利用 している人間がいるってのが妥当ではないかと思います。その力は「心を読む力」テレパス、 あるいは「遠くを見通す力」千里眼など…なんらかの情報を得る力ではないかと思います。それ で、だいぶ辻褄があうので…後は憑依あたりですか。魅音やレナは「最初から圭一をだましてい た大悪人」でもいいですが、「本当はやっぱりいいやつ」って考えたいです、なぜなら…その方 が読者が喜ぶから(爆)。レナについては幼い頃に「オヤシロ様」を騙る男に性的虐待を受け、 それから逃避するためにもう一つの人格をつくりだした二重人格で、前の学校では男三人に乱暴 されそうになって、もう一つの人格が暴走したっていうふうな現実一点張りの説明でもいけそう ですが、話がやたら暗くなりそうなのでやめときます(汗)…では、その方向でストーリーを 考えると…

仮想ストーリー(by管理人の妄想)

 昭和50年、ダム工事が発表されて、自分達の住んでいる所が水没すると知った雛見沢の住人た ちは反対運動のため鬼ヶ淵死守同盟を結成して抵抗する。園崎家、公由家を中心に団結し、東京 に陳情に行ったり、裁判ざたになったりして抵抗運動を展開するが、政府や電力会社による卑劣 な嫌がらせや脅迫は熾烈を極め、さらに金による切り崩しも行われ、地元住民の一部は「ダム誘 致派」に転向してしまう。そして、昭和54年頃には雛見沢が水の底に沈むのも時間も問題だっ た…追い詰められた雛見沢村の中心人物たちはわらをも掴む思いで最後の手段に出る。それは、 雛見沢の昔話に出てくる「オヤシロ様」の力を借りることだった。そして、儀式(ダム現場監督 殺害事件)を経て「力」を得た中心人物たちは、その力を振るいダム建設工事を中止、凍結に 追い込むことに成功する。その力とは「オヤシロ様の使い」を相手の背後に送り込み、その相手 の行動をずっと監視することができ、条件さえそろえば、「憑依」させて自由に操ることも可能 な力だった。この時点で園崎 魅音は村の中心人物の一人として、その力の一部を行使できた。 つまり、オヤシロ様の使いを相手に送り込むことはできないが、使いを自分の背後に呼び出して 持っている情報を引き出すことはできた。ダム工事を凍結させて、もう「力」は不要になったの だが、一度「力」を振るう味を知ってしまった者たちは、まず「力」を維持するための生贄とし て誘致派だった男を殺害、次の年には自分達を止めようとした神主を殺害する。身近なものを亡 くした北条 沙都子と古手 梨花たちの悲しみを目の当たりにした魅音は間違いに気づき止めよ うとするが相手にされない。だが、責任を感じた魅音は沙都子と梨花を守ることを誓い、彼らを 止めることを決意する。その間、彼らは「オヤシロ様」に逆らう者にはバチが当たる等の噂を流 し、さらにその「力」を行使して雛見沢全体への支配を強めるのだった。昭和57年、竜宮 レ ナが雛見沢に引っ越してくる、彼女が以前雛見沢にいた時に「オヤシロ様」となんらかの接触が あり、不思議な力を持っていることを見抜いた魅音はレナを仲間に引き込む。そして、昭和58 年、前原 圭一が引っ越してくる。地元の住人をこれ以上仲間に引き込むのを、期待できない魅 音は彼も仲間に引き込むべく画策を始めるが…以下本編に続く

まあ、こんな感じですか、魅音が主人公なのは管理人の趣味です(爆)それで本編では
・魅音は村の中心人物の一人ですが、同時に監視されてもいる微妙な立場
・「憑依」を行うには、特別な薬物を注射しなくてはいけない。魅音やレナもされている
・圭一は風邪で入江医院に行った時に「監督」である医者にすでに注射をされている、そのこと を魅音は知らない
・おはぎに針を入れたのは、魅音のおばあちゃん
・富竹さんは自称どおりの「フリーのカメラマン」でも、「鷹野 みよが目当てで雛見沢にやっ てくるスケベ親父」「ダム工事現場の不法投棄を調べている雑誌記者」などどういう設定でも それなりに納得できるので好きにどうぞ…エンターテイメント性を求めるなら、ダム推進派の 意向を受けて雛見沢を調べている探偵で、情報を引き出すために鷹野 みよに近づいたのだが 、何回も逢ううちに彼女と雛見沢のことが好きになってしまう。仕事と恋の板ばさみになる富 竹 ジロウは一体どうするのか?ってのも、おもしろいと思います(主人公かっつーの!)

 こんなもんでお願いします。まだまだ、辻褄が合わないことが多いのですが、しんどいのでこの 辺で終了します(汗)
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