賢者ハルンの知恵

 チエとユイの二人は一緒にピクニックに行き、お昼時に食事をしようと二人はパンを 取り出しました。チエは5個のパンを持っており、ユイは3個のパンを持っていました。 そこに見知らぬ人が通りかかり、彼はお金はあるが食べ物がないと言い、食事を分けてくれない かと尋ねました。チエとユイの二人は承諾し、8個のパンを3人で均等に分けました。食事が 終わったあと、見知らぬ人は彼女たちにお礼を言い、8枚の硬貨を置いて立ち去りました。 そこで8枚の硬貨をどうやって公正に分けるかという問題が起きました。チエは自分は5個の パンを差し出し、ユイは3個のパンを差し出したのだから、自分は硬貨を5枚もらい、ユイは 3枚受け取るべきだと提案しました。でも、ユイはそれに不満で、結局近くに住む賢者ハルン の知恵を借りることにしました。しかし、賢者ハルンの言葉は驚くべきものでした。チエは7 枚の硬貨、ユイは1枚の硬貨を受け取るべきであるというのである。一体なぜだろうか?
解答  論理問題に戻る  TOPに戻る











































解答

 一番簡単な考え方は、それぞれのパンを3等分して考えることです。するとパンは全部で24 切れあることになります。このうちの15切れがチエのパンで9切れがユイのパンでした。 この24切れのパンを三人で均等に食べたのだから、一人8切れずつ食べたということです。 したがって、見知らぬ人にチエは7切れのパンをあげ、ユイは1切れのパンをあげたことになり ます。よってチエは7枚の硬貨、ユイは1枚の硬貨を受け取るべきである。なんだか正しいの だけど納得しにくい答えですね(汗)。
問題に戻る  論理問題に戻る  TOPに戻る