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あと一つ 2001.10.30

あれもこれも
やらなくちゃ
と、思うと
あれもこれも
やりたくなくなる
だから
あと一つ
もう一つ
頑張ってみよう
と、思うことにしよう



仕事 2001.10.30

仕事なんて
意地とプライドと根性
だっけ?

どれも持ち合わせていない
だから仕事が出来ないのか?



カタコト 2001.10.30

小さな頭の中で
たくさんの仕事が
カタコト

そんなに入らないよ
喧嘩しちゃうよ

小さな心の中で
たくさんの疑問が
カタコト

そんなのわからないよ
困っちゃうよ

今日も寝る前に
カタコト



コール 2001.10.29

今 君の声が聞きたい
疲れたの
と、言って甘えたい
頑張ってね
と、励まされたい

髪を撫でるみたいに
耳元でいい子だよ
と、囁いて



移ろう恋 2001.10.29

移ろう恋は
そよ風のせいではありません
儚い面影は
雨露のせいではありません

叶わない夢は
流れ星のせいではありません
頼りない腕は
浮雲のせいではありません

涙も ため息も 憂鬱も
光も 闇も 黄昏も
あなたのせいではありません

朝凪を 夕凪を 海凪を
一緒に感じてくれた人
手を 胸を 唇を
一瞬で奪ってくれた人

刹那に身を任せたのは私



元気 2001.10.29

疲れ果てていたって
君に会えば元気さ
君より元気そうに振舞うのが
僕の習性だもの

それは何でだか知ってる?
君を元気付けたいからだよ



愛の祈り 2001.10.29

誰かの幸せを心から願うなら
きっと それは 愛
小さな 小さな 愛の祈り



祈り 2001.10.26

あなたのために出来ること
ひとつ
言ってください
私に出来ること
ひとつ
教えて下さい

せめて
あなたのために
祈りながら
眠らせて下さい



勘違い 2001.10.26

出会って
手を繋いで
キスをしたね

旅行へ行って
お風呂に入って
ベッドで寝たね

特別な事だって
気が付かなかったよ

あなたがずっと側にいるものだと
思い込んでた

最初から
あなたは私のものじゃなかったのに
愛を当たり前だと勘違いしてた

そして 今も
勘違いしてる



苦痛 2001.10.26

こんなに一人が寂しいなら
愛されたくなんて
なかった

こんなに未来が切ないなら
夢を見たくなんて
なかった

こんなに苦しいなら
こんなに悲しいなら
あなたとなんて
出会わなければ
よかった



このまま 2001.10.26

信じることも
諦めることも出来ない
だから
このままでいよう

自分自身を
あなた自身を
信じることもなく
諦めることもなく
このままでいよう



迷い人 2001.10.26

どんなに愛しているかを
説明しても
無駄だよね
どんなに苦しいかを
説明しても
無理だよね

この心
このまま
あなたに
届けばいいのにね

この愛
このまま
永遠になれば
いいのにね

あんなに近かった人
今 こんなに遠くて
あんなに一緒だった夢
今 触れることも出来なくて

迷子になっちゃった・・



我侭 2001.10.26

やっぱり
あなたがイイ
あなたじゃなきゃヤダ

でもね・・
今のままのあなたじゃダメなの
私のために変わって欲しいの

そんなの・・
我侭なのかな?



テロップ 2001.10.24

つづく・・
というテロップを残して
私の前から消えるのは止めて
期待をしてしまうから
待ち望んでしまうから

終わり
というテロップを残して
私の前から消えて

命を掛けて守れないなら
次のドラマを探すから

つづく・・
でも
終わり
でもない
テロップを探すから



小さな小さな 2001.10.24

小さな小さな悲しみをひとつ
知りました
小さな小さな幸せをひとつ
知りました

あなたが笑いました
私も・・
あなたが泣きました
私も・・

二人でいることの
困難と幸福を
今 同時に感じています

小さな小さな絶望が
見えました
小さな小さな希望が
見えました

二人でいることの
笑顔と涙を
今 同時に感じています



生きる 2001.10.24

着かないね?
着かないよ
出会わないね?
出会わないよ

そうだよね〜
思い通りになることなんて
滅多にないもんね

だからっって諦められる?
絶対 諦めないよ!

そうだよね〜
だから 生きているんだもの



あと少し 2001.10.24

あら、どうしたの?
ふさぎ込んで・・
そんな顔をしていると
幸せが逃げて行っちゃうぞ

大丈夫
笑ってごらんよ
まだ 元気だよ
ずっと 綺麗だよ

ねえ、大丈夫だったでしょう?
君も僕も
もう少し
頑張れるよ



真心 2001.10.21

人の心なんて
わかるわけはないの
わかろうとしてはダメなの
言葉を 状況を
受け止めて
覚悟を決めるの

そして
何事もなかったように
また 歩き始めるの

出会いはある
もちろん 別れも・・
引き止めていい別れなんて
滅多にないの

だから
さよならの代わりに
ありがとうを言うの
涙の代わりに
笑顔を見せるの

それが
真心というものよ



同情 2001.10.21

可哀想に
傷ついているのでしょう
どうして?
と、疑問が膨らんでは痛むのでしょう

可哀相に
壊れてしまったのでしょう
何が悪いの?
そう思ったら泣けてくるのでしょう

誰もがそれぞれに生きていて
それなりに一生懸命で
だからこそ
自分を責めてはいけないよ
人を責めてはいけないよ

みんな他人
そして 一人

真実は一瞬の中にしかないでしょう
だって 時は過ぎて行くもの



人 2001.10.21

人を気にするのは
人が好きだから
人を避けるのは
人が恐いから

人は人が好きで
喜んで
人は人が恐くて
怯えて

それでも
側にいたいのは
やっぱり人

一緒にいたい人



大丈夫 2001.10.21

大丈夫よ
そんなに心配しなくても
誰かがいなくなったって
生きては行けるんだから
あなたは自分で思っているほど
弱くなんてないよ

大丈夫じゃないよ
そんなに意地を張ったって
誰かがいなくなったら
泣き喚くのだから
あなたは自分で思っているほど
強くなんてないよ

自分で思っているほど
自分通りじゃないよ



女尊男卑 2001.10.21

あなたは
「私となら」
と、思うのね
私は
「あなたとでも」
と、思うのに

あなたは
「私じゃなきゃ」
と、思うのね
私は
「あなただって」
と、思うのに

男なんてみんな一緒でしょう?
女の子は千差万別だけど・・



信じること 2001.10.20

信じることが出来れば
何もかもを信じることが出来れば
人生はどんなに素晴らしいだろう

何も信じられないのなら
何もかもを信じられないのなら
人生はなんて悲しいだろう

あなたがいて 私がいて
私がいて あなたがいて
そのことを せめて
信じようと思う

愛があって 夢があって
夢があって 愛があって
そのことを せめて
信じたいと思う



無 2001.10.20

急速に冷めていく
体が そして情熱が
訳もわからず裂けていく
大地が そして天空が

終り行くものを庇う
術など何もない
生まれ行くものを阻止する
術が何もないように

生き長らえているのか
それとも 生かされているのか
どちらにしろ
漂うだけ

このまま化石になろうか
このまま風化しようか

100万年先に残るもの
それは無



凍てついた夢 2001.10.20

冷たい指先
伸びた爪
引き千切れば浮かぶ


冷たい瞳
乾いた唇
分け入れば流れる


冷たい空
凍った星
手繰り寄せて掴む




願い 2001.10.20

何も持っていない
そう 嘆くのはおよしよ
そう願ったのは
君なのだから

人は願った通りに生きていくものさ
願わなかったことは叶わないものさ

もう 嘆くのはおよしよ
未来に 何を願うかは
君なのだから



優しさ 2001.10.19

ポケットから優しさが零れてるよ
ちゃんとしまっておきなよ
いざと言う時のために
ちゃんととっておきなよ

ただでさえ少ないんだから



誤算 2001.10.19

愛してる 愛してる
と、あなたは言うけれど
ちっとも 愛されている気がしないよ
だとしたら・・
愛してないのと一緒じゃない?



荷物 2001.10.19

何も捨てられない人は
何も手に入れられないのよ
そんなこともわからないで
よく 生きて来れたね

薄汚れた紙袋は捨てて
秋の新作のバックを買いなよ
そのバックに私を入れて
温泉に連れて行ってよ



勇気 2001.10.19

愛すには勇気がいるのよ
後少し勇気がいるの

まだ 恐いよ
まだ 痛いよ

失うことがわかっていて
あなたを愛すには
まだ 私は
弱すぎるんだ



喪失 2001.10.19

あなたがいなくても平気なように
準備をしておいたんだけど
失敗しちゃった

ショックが大きいと泣くに泣けない
私に現実を見せないで
そっとして
放っておいて

そして 最後に強く抱いて



ダメな女 2001.10.19

清算は苦手
後回しにしたくなる
引き算は苦手
減って行くのは悲しい

溜まった領収書を眺めながら
途方に暮れる

何が必要で 何が不必要なのか
何が正しくて 何が間違っているのか
わからない私は
ダメなOL

誰が必要で 誰が不必要なのか
誰が本物で 誰が偽者なのか
わからない私は
ダメな女



闇夜 2001.10.19

真っ暗な部屋で
目を閉じたり 開いたり
真っ白な壁の
影が止まったり 揺れたり

張り詰めた空で
指を閉じたり 開いたり
果てしない静寂の
足音が近付いたり 遠退いたり

ここは何処?
声を聞かせて

何が起こるの?
顔を見せて

浮かんでは消える闇
掴んでは零れる夢



disappear 2001.10.19

あなたと出会った日から
私に幸せが訪れた
あなたと出会った日から
私の不幸が始まった

満天の星と砂漠に咲く花を
教えてくれた
息も凍る白夜と砕け散る蝶を
見せてくれた

掛け替えのない笑顔と 消えない涙の傷を
与えてくれた

もう なにもいらないから
私の前から消えて



おやゆび姫 2001.10.16

不安定な私を
手のひらに乗せて
躍らせてよ

花びらのドレスを着せて
星屑のルージュを塗って
指先で優しく
可愛がってよ

夜露のワインを零して
蝶の模様を肌に描いて
吐息で熱く
弄んでよ

不安定な私を
手のひらで包んで
眠らせてよ

小さな唇が
風にさらわれないように・・



何色の夜明け 2001.10.16

星がない夜空に
愛のない体に
風のない夜更けに
情熱のないキスに
慣れてしまう前に
あなたが私をさらって

光のない部屋
冷たいシーツ
音のない眠り
凍った肌

星がない夜空に
愛のない吐息に
慣れてしまう前に
あなたが私をさらって

夜が明けて・・
何色の空?
何色の夢?



月光 2001.10.15

お星さまに願いごと
お月さまに頼みごと

どうか 私が笑顔を絶やさずに歩いて行けますように
どうか あなたが笑顔に包まれて過ごして行けますように

お星さまに願いごと
お月さまに祈りごと

どうか 世界から悲しみがひとつ消えますように
どうか 地球から憎しみがひとつ去りますように

キラリと光るお星さま
キラキラと輝くお月さま

私たちの涙を吸いとって
空の藻屑にして下さい
私たちの愛をあたためて
海に花を咲かせて下さい

月光の中
まだ 美しいこの場所で
命尽きてしまう前に・・



何が・・ 2001.10.15

私に何が言えるというの?
飢餓も殺戮も知らないというのに
私に何が言えるというの?
信仰も愛国心も持ち合わせていないというのに

私に何が出来るというの?
政治も歴史も知らないというのに
私に何が出来るというの?
権力も財力も持ち合わせていないというのに

あなたに何が出来るというの?
あの国に この国に
あの人に この人に
いったい 何が出来るというの?



虐殺 2001.10.15

私達が何をしたと言うのだ?
被害者が叫ぶ 片腕をなくして
我々は正義だ 戦略は成功した!
首謀者は喜ぶ 人を殺して

血だらけになった子供を抱いて
泣き叫ぶ母親
ビルと共に灰になった父親を探して
彷徨い歩く子供

これは現実
そして
真実
たくさんの人がたくさんの人を殺し続け
たくさんの人の憎しみと涙が増え続け
それでも 人は
まだ 殺し合う

ひとっこひとり
いなくなるまで



どうして? 2001.10.15

どうして 君は生きているの?
世界では一瞬にして何万もの人が死んでいるのに
どうして 君は泣いているの?
世界では人が人を殺して喜んでいるのに

世界は狂ってしまったの?
それとも
いつだって 狂っているの?

どうして 君は笑っているの?
どうして 君は生きているの?



啓示 2001.10.15

狂人と呼ばれようと
自分を信じよ
大多数がどんなに騒ごうと
動じるな

冷静さを失ってはいけない
尊厳を取り違えてはいけない

人から学ぼうとするな
答えに絶えず疑問を持て
そして
大地に空に
ぬくもりに愛に
耳を傾けよ



day 2001.10.12

一日の終りにはあなたの声を
聞きながらベッドで安らぎたい
一日の初めにはあなたからの
メールを読みながら微笑みたい

今日はいい天気
いかがお過ごしですか?
今日が終わる前にあなたと
会えるといいな



恋の魔法 2001.10.12

笑った顔が好きよ
照れくさそうに
怒った顔も好きよ
ムキになって

自分勝手も許すわ
のんびり屋だものね
気まぐれも可愛いいわ
無邪気だものね

悪いところまで
愛しく思えるのは
恋をしてるから?
それとも
気のせい?

恋の魔法?
それとも
思い込み?



どうしたい? 2001.10.12

どうしたいのかわからない
なんて
言い訳なのかな?
本当にどうしたいかわからないことなんて
あるのかな?



チケット 2001.10.12

チケットをあげる
最後の一枚
切り札をあげる
一度きりのチャンス

乗り遅れないように
タイミングを見計らって
私をその気にさせて



いいかげん 2001.10.12

あなたの事情なんて知らないよ
言い訳は聞きたくない

約束は約束だし
約束したのは
あなただし

出来ない事を言う
あなたもあなただし
それを何度も信じる
私も私だし

もう いいかげんにして欲しいし
もう いいかげんにしたいよ



臆病 2001.10.12

傷つくのが恐いので
そんなに
好きになるのは止めておこうと思います
臆病で自分が可愛い私は
挑戦も覚悟もないし
待つことも期待もしません

期待するから落胆する
その方程式に従がって
多くを求めないようにします



風花 2001.10.12

一途に尽くせば
恋が叶うなんて嘘でしょう
頑張ったからといって
手に入るものなんて
高が知れています

本当の思いは
本当の恋は
何処からか風のように吹いて来て
いつの間にか艶やかに咲き始める
花にようなに儚いものでしょう



感傷 2001.10.9

あの人と聴いた歌を一人で聴いて
あの人と眠ったベッドで一人で泣いて
感傷的になるなんて
どうかしてる

夜のせい? 秋のせい?
あなたのせい? 私のせい?

もう少し 甘えさせて
思い出に変わるまで



眠れない 2001.10.9

眠れない
まあ いいかな・・
あなたのせいで眠れない夜
ちょっと いいかな・・



好きだけ 2001.10.9

好きだけじゃダメなの?
好きだけじゃ
物足りなかったのは


でも 好きよ
好きだけじゃダメだけど



秋  2001.10.9

二人でよく聴いた歌を
背中で聴きながら
二人でよくランチしたカフェで
お茶をする午後

コーヒーはいい香り
いつもより澄んだ空
オープンエアはそろろろ寒い
ガラスの窓を閉めて

もう 秋だもの



癖 2001.10.9

一緒にいた時間が長くて
あなたの癖が
いつの間にか私の癖

瞬間の仕種が
習慣になった頃
一瞬の好きが
永遠になった頃

あなたはいなくなってしまうのね



白百合 2001.10.8

百合の強い香りに
知らない世界へと
誘われて

そこでは
シルクのドレスを纏った
美しい少女が
王子の帰りを待って歌を歌っているの
芳しい香りと戯れて裸足で踊っているの

もうすぐ 世界が終わってしまうとも知らずに・・



どうやら 2001.10.8

始める前からどうやら
疲れ始めているの
情熱がないのかしら
持続力はないけれど・・
諦めがいいのかしら
執着心はないけれど・・

もう いいわ
考え始める前から
既に・・
考え続けていたの



あなたと 2001.10.8

幸せになるために
恋をしたわけではないわ
ただ いつの間にか
あなたを
堪らなく愛していて
もし 叶うなら
あなたと
幸せを作れたらと
願うのよ



側にいて 2001.10.8

不安だから
側にいてよ
どうなってしまうのか
わからなくて
とても恐いの

一人で生まれて
一人で死ぬのだから
せめて 今は・・
側にいてよ



くださいな 2001.10.6

愛が生まれる
優しさが溢れる
暗闇に星が咲く
冷夜に燈(ひ)が香る

唇が 肌が
こんなにも 暖かい
抱いていてくださいな
夜が明けるまで

愛が生まれる
悲しみが遠のく
静寂に天使が揺れる
朝凪に永遠が煌めく

吐息が 眼差しが
こんなにも 暖かい
近付いてくださいな
空に消えるまで



どうしようもない 2001.10.6

いい男ひとり幸せに出来ないで
私はいったい何をやっているのかしら?
しっかりしましょう
あなたに車と家を買ってあげて
料理と洗濯をしてあげて
おはようとおやすみのキスを捧げて

いい女ひとり幸せに出来ないで
あなたはいったい何をやっているのかしら?
きちんとしましょう
私にワインとパジャマを買ってくれて
シャンプーと歯磨きをしてくれて
ありがとうとごめんねの抱擁を頂いて

私達 いったい何をどうしたいのかしら?



手 2001.10.6

はぐれないように
手を繋いでいたいから
あなたの手が何処にあるのか
どうか 教えて
私の手が何処にあるのか
どうか 教えて



可能性 2001.10.6

可能性は無限
心から欲しいと望むなら
無限に夢や情熱が生まれるなら

何も欲しがらなければ
可能性など生まれない
夢や情熱も生まれない



飛行物体 2001.10.6

着地点があなたには見える?
私にはない
着地するかどうかさえ
決められないのだから

パイロットにはなれそうもないわ
行方不明の飛行物体は私



あの人 2001.10.6

あの人は私のために涙を流す
あの人は私のために血を流す
あの人は私のために笑う
あの人は私のために戦う

あの人は私のために生きている



決断 2001.10.6

何も失いたくないから
何も手に入らない
何も失いたくないから
何も決められない

決断には覚悟が必要で
覚悟には勇気が必要



一生懸命 2001.10.6

傷ついてもいいから
誰かを一生懸命に
好きになれたらいいのにね
報われなくてもいいから
何かを一生懸命に
頑張れたらいいのにね



いつかは・・ 2001.10.6

いつかは同じ人と同じ部屋の同じベッドで
眠りたいと思うけれど
今のところ無理みたい
この部屋もこのベッドも小さすぎて
二人じゃ狭いの
私は私だけでいっぱいいっぱいで
二人じゃ窮屈なの

いつかはあなたと同じ色の同じ空で
夢をみたいと思うけれど・・



ロールキャベツ 2001.10.6

私をミンチにして ひき肉にして
あなたはキュベツになって
私を包んで
ロールキャベツになってみない?



コーティング 2001.10.6

チョコクロワッサンのチョコレートになりたい
アーモンドチョコのアーモンドになりたい

ミルクレープのミルクになりたい
シュークリームのカスタードになりたい

甘い甘い女の子になるから
私を包み込んで欲しいの



愛 2001.10.6

愛したいと思うことが
最早 愛なのだと
やっと気付いた




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