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eternity 2001.11.29

そんな顔しないでよ
私まで泣きたくなるよ
大丈夫
いつだって側にいるから
世界中が敵になっても
一つ残らず失っても
私はあなたを見放さないから

ね、一緒に頑張ろう
二人 笑顔で地平線を見渡そう
二人 手を繋いで山登りしよう

あなたさえいれば
私は幸せなんだよ
ね、そろそろ気付いてよ
私は無窮の味方なんだよ



生 2001.11.29

あなたの側にいるために
生きているのかも知れない
あなたと出会うために
生まれて来たのかも知れない

嘘みたいだけど
本当に
そう思っているのだよ



良い子 2001.11.29

強い子良い子元気な子?
弱い子悪い子変な子?

あなたはどっち?
私はどっち?



権利 2001.11.29

義務じゃない
権利
強制じゃない
自由
そう思うことで
まだ 頑張れるって
思うんだ



明日の私 2001.11.29

全部自分で選んでしていることなのに
文句を言ってしまうのだから
私って
本当にダメね

好きなように好きなことだけやっているのに
疲れてしまうのだから
私って
全くダメね

ダメじゃない自分になるために
とりあえず
明日 頑張ってみようかな



私だけのもの 2001.11.28

心の遊び場は私だけのもの
心の公園は 心の遊園地は
私だけのもの
時々 あなたを招いてあげてもいいけど
あなたはお客さんだから
入場チケットは買ってくれないと!

心のベランダは私だけのもの
心の風は 心の光は
私だけのもの
時々 あなたに見せてあげてもいいけど
あなたは隣の家の人だから
チャイムは鳴らしてくれないと!

心のベッドは私だけのもの
心の枕は 心の毛布は
私だけのもの
時々 あなたを暖めてあげてもいいけど
あなたは進入者だから
私の体を可愛がってくれないと!

夢を見たいなら 夢を見せてよ



愛欲 2001.11.28

語り合ったからって
心がひとつになる訳じゃないわ
抱き合ったからって
体がひとつになる訳じゃないわ

誓い合ったからって
未来がひとつになる訳じゃないわ
愛し合ったからって
夢がひとつになる訳じゃないわ

ねえ キスをして
唇を強く吸って
ねえ 歌って
耳元で囁いて

たとえ
ひとつになれる訳じゃなくとも・・



観念 2001.11.28

あの人もこの人も
魅力的だろう
あの子もこの子も
美しいだろう

それでも
人は一人を選び
人は一人の人と
一生を添い遂げようとする

愛なんて
理性の上で成り立っている
幻の観念ではないだろうか



シナリオ 2001.11.28

人は人の作ったシナリオに
そろそろ疲れ始めている
誰かが壊してくれるのを
心の何処かで待っている

人は自分で作ったシナリオに
そろそろ飽き始めている
誰かが滅ぼしてくれるのを
心の何処かで期待している

醜いね
受け身ほど 愚かな行為はない



あれこれ 2001.11.28

あれもこれもこれもあれも
もう嫌!
靴下もスカートもサングラスもパンツも
もういらない!

裸で草原を走り回りたいの
ちょっと気の狂った猿と一緒に♪



条件反射 2001.11.28

抱き付けば抱きしめてくれるでしょう?
そのくらいの優しさ
男なら身に付けているものよ
甘えれば可愛がってくれるでしょう?
泣けば慰めてくれるでしょう?
そのくらい 条件反射で
やってのけてくれるでしょう?

じゃあ
何もしない私に 何も喋らない私に
あなたは何をしてくれる?



存在 2001.11.28

声を聞いたら元気になったよ
顔を見たらもっと元気になったよ
凄いね
あなたの存在は私の中で
こんなにも大きくなったよ



許してね 2001.11.28

あなたが心細い時
側にいてあげられず
ごめんなさい
私が不安で堪らない時
側にいてくれなかったこと
責めないであげるから
許してね



パパと海 2001.11.28

海辺で遊ぶ
おじいちゃんと女の子
あの少女が私で
あのおじいちゃんがパパだったら
どんなにいいだろう

私を肩車して海は広いな〜と
歌ってよ
小船に乗せて他所の国へ連れて行ってよ
ねえ パパ
聞いているの?



あなた 2001.11.23

あなたがいれば他には何もいらない
それは真実です
そのあなたがどんなあなたかが
問題です



不満 2001.11.23

不満があるわけではないのに
満たされない
それが人間だろう

わかってはいるのだけれど
わかっているだけではどうにもならない
ことの方が多いらしい



へそ曲がり 2001.11.23

急がなくちゃいけない時に
のんびりしてしまう
頑張らなくちゃいけない時に
諦めてしまう

進まなくちゃ
そう思うのだけれど
立ち止まってしまいたくなる

へそ曲がりもほどほどに



午後11時 2001.11.23

疲れちゃった
ひとりで
疲れちゃった
あなたに
だっこして欲しい
あなたにキスして欲しい

一番大事なことを
言えないまま
一番大事な人が遠いまま
今日も一日が終わろうとしています



繰り返し 2001.11.23

泣ける
涙が出る
生きる
息をする
歌う
心を見せて

もう一度
魂が休まる
場所を探して
最初から・・



星に願いを 2001.11.23

流れ星を見て
あなたの幸せをお願いしたの
あなたの健康をお願いしたの
あなたに笑顔が溢れるように
あなたが優しさに包まれるように
お願いしたの

でもね
二人の未来を
二人一緒の未来を
お願いするのを忘れちゃった・・

あなたが遠い何処かで
お願いしてくれるといいのだけれど・・



いつまでも 2001.11.23

いつまでもいる訳ではない
側にいる訳ではない
許し続ける訳ではない
守り続ける訳ではない

あなたも私も
いつまでもいる訳ではない

愛はそんなに
甘くない



誓い 2001.11.23

手遅れになる前に
あなたを捕まえないと
手離して気付く前に
あなたを虜にしないと

小指に赤い糸を見つけて
瞳に永遠を見つけて

手遅れになる前に
愛を誓わないと



あなたのひとりごと 2001.11.20

たくさんの私のひとりごとを
毎日聞かされているおかげで
あなたも・・
ひとりごとが上手になったね
ひにくもひがみもいやみも
上手になったね

いいんだかわるいんだか
わからないけれど・・



流星雨  2001.11.20

あなたの隣で見れたら
よかったのに
あなたと手を繋ぎ見れたら
よかったのに

東京タワーの上を流れる
光のシャワー
ビルの屋上から眺める
天体ショー

わたしはまたひとりで
思い出を増やしてしまったよ
あなたのいないわたしの
わたしだけの思い出が
知れず知らず増えて行くよ

今度会えた時に
流星の話を聞かせてあげる
60年後は一緒に見ようね
ふたり 星になって
今度は 一緒に・・



幻の天使 2001.11.20

夢のような虹のような
愛をあなたに教わったから
星のような月のような
愛であなたを守り続けたいの

木漏れ日のような春風のような
優しさをあなたに教わったから
海のようなさざなみのような
優しさであなたを包み込みたいの

たとえ幻だとわかってはいても
あなたは私の天使
吹き消せない幻もあるのね



ツインズ 2001.11.20

「あなたと私はツインズだよね」
と、私が言ったら
「三つ子だったら嫌だね」
と、あなたが言った
あなたって最低ね
話にもならないわ

もう双子は解消します
どうぞご勝手に!



バカだね 2001.11.20

いたいけな少女のように
まだ 夢を追いかけるの?
いつか 運命の男と愛し合えば
寂しさは消えると思っているの?

バカだね
愛は幸せな分の悲しみを呼び
満ち足りた分の飢えを生むのに・・

それでも まだ 追いかけるの
懲りずに また 求めるの

バカだね この子は・・



心の事情 2001.11.17

心が取り外し出来たなら
ピカピカに磨くのに
心が持ち運び可能なら
リボンを付けてお散歩するのに

心と話しが出来たなら
カフェで一日中過すのに
心と友達になれたなら
一生慰めてあげるのに

あなたは
形がなくて見えなくて
触れなくて抱けないから
時々 見失ってしまうの
ごめんね



愛慕(アイボ) 2001.11.17

お利巧さんで付いて来て
あなたは可愛いペット
物知り顔で話をして
あなたは可愛いロボット

忠誠を誓うのね
絶対服従を誓うのね
死ぬまで大切にするけれど
死ぬほど大切にするけれど

私が先立つ時を思うと
あなたが不憫でならないわ



シェルター 2001.11.17

二人のシェルターでいつまで
二人きりのシェルターの中でいつまで
過して行ける?

非難してもまだ進入者がいるよ
どんなに密閉しても紛れ込んで来るよ
二人の心の隙間は埋められない



夕暮れの迷子 2001.11.17

静かな夕暮れ
紺色の薄闇
町のはずれで 小さな子が
泣いている

迷子かい?
お家はどこだい?

いやいやをして揺らす髪
まんまるの黒目に星が光る

静かな夕暮れ
薄ら寒い日没
町外れで 小さな子が
死んでいる

迷子かい?
まだ・・迷子かい?



夜会 2001.11.17

首筋に冷気が走る
二の腕に鳥肌が広がる
寒いのか 恐いのか

背筋に悪寒が走る
視界が霞んで消える
見たいのか 逃げたいのか

秋の夜長
見知らぬ世界から
友達がやってくる



ひとりごと 2001.11.14

手紙を書く
返事を待って
もう一度書く
返事の来ない
手紙を待って

まるで
ひとりごとのように



ひとり遊び 2001.11.14

いつからひとりで
いつまでひとりで
遊んでいればいいの?
飽きちゃった
もう・・
ひとりはいいよ



寿命 2001.11.14

萎れた花みたいにうなだれている
溺れた虫みたいに沈んでいる

立ち直れそうにない
やり直せそうにない

どれも長持ちしない
生き物はすぐにダメになる



老成 2001.11.14

記憶だけを友達に
生きるほど
年月に疲れた訳じゃない
未来だけを恋人に
生きるほど
若さに溢れている訳じゃない
いつだって 中途半端に年を重ねて
子供らしくも出来ない子供で
大人らしくも出来ない大人で

それなのに
諦められるほどのことは
まだ何もしていなくて
信じ続けるほどの力は
もう残り少なくて



クラッシュ 2001.11.14

車が壊れた
パソコンが壊れた
あなたの周りでは
色んなものがクラッシュしてるね

私も壊れたみたいなんだけど
どうしてくれるの?



他人事 2001.11.14

不幸は誰のせいでもない・・
ってあなただけには言われたくない
心の空洞が埋められないんだね・・
ってあなただけには慰められたくない

幸せも不幸も少しずつ
あなたのおかげなのだから
他人事で済ませないでよ



好きの隙間 2001.11.14

私は強くなったから
もう ひとりでも平気なの
余計なことをして刺激しないで
優しいことをして泣かせないで

私は強くなったから
あなたがいなくても平気なの
気まぐれな言葉で翻弄しないで
寂しそうな瞳で甘えないで

隙があれば付け込んで
好きだと言わせたいの?
あなたにはいつだって
敵わないよ



悪玉菌 2001.11.14

あなたは私のビタミン?
それとも悪玉菌?
どちらでも同じか〜
無くなると困るから

どちらかというと悪玉菌のような
気がするのだけれど・・



寄生 2001.11.14

私があなたに寄生したの?
あなたが私に寄生したの?
二人が離れられないのはどうして?
宿主を見つけたから安心して
私は もう 眠りに付くよ
あなたの前には現れないよ



ウィルス 2001.11.14

ウィルスと白血球の戦いは続く
ビタミンCを補給しよう
白血球を加勢しよう
進入者をやっつけろ
悪い奴はこらしめろ

ウィルスと白血球の戦いは続く
永遠に・・



痣 2001.11.14

あなたに会いたいのに
会えないのは
私の中に
別の何かが住んでいるから

それが
幻なのか
現実なのか
わからないけれど
大きいのか
小さいのか
わからないけれど

私の体に
今も消えない
痣が
刻まれているの



予定は未定 2001.11.12

予定は未定の
あなたの予定なんて
聞き飽きた
時間の無駄

夢は幻の
あなたの夢なんて
見飽きた
人生の無駄

男なら喋る前に
行動してみろ



過去 2001.11.12

思い出の中のあなたと
戦ってみても
勝てそうにない

記憶の中の愛と
比べてみても
負けそうもない

降参するから
開放して
辞退するから
見逃して
続けて行くのは酷だよ
過去は過去として封印させて



追いかけっこ 2001.11.12

いつまで鬼ごっこするの?
どこまで追いかけっこするの?
疲れちゃった
足が痛いよ

いつからかくれんぼしてるの?
いくつ数えればいいの?
泣いちゃった
空が暗いよ

早く 追いついてよ
早く 見つけてよ

君が来るまで
僕は
一人ぼっちなんだ



ふれあい 2001.11.12

心が手を繋いでるより
本当に手を繋ぎたいの
だって 手があるんだから
遠くで見守られるより
実際に抱きしめて欲しいの
だって 体があるんだから

目に見えないものより
目に見えるもので
繋がっていましょう
永遠の愛の戯言より
生身の愛の触れ合いをしましょう

あなたに幸福を感じさせてあげる



幽体離脱の死 2001.11.12

体を離れて
魂が彷徨う
肉体を抜け出して
心が漂う

しまった!
目がくらんだ
いい女に唆された
しまった!
道に迷った
帰るべき家が見つからない

もう 手遅れ
あなたの体はあなたを見放し
気付いた頃には
既に冷たくなっている



ヤキモチ 2001.11.12

新しいスーツを着て
なんだか元気そうね
よく似合ってるよ
デザインもいいし

新しい彼女が出来て
なんだか楽しそうね
よく似合ってるよ
顔色もいいし

落ち込んでる方が可愛げがあるわ
溌剌とされると逆にムカツク

新しい服を着て 新しい人と
新しい国へでも
行っちゃえばいいんだわ



修行 2001.11.12

肉体的体力を付ける為に
ジムへ通う
スクワットもベンチプレスも
なかなか楽しい

精神的体力を付ける為に
寺へ通う
お経も座禅も
なかなか厳しい

何事も修行が肝心
いつか 鍛えれば 報われる



潮時 2001.11.12

そろそろかな?
もう そろそろだな
私達 きっと
そろそろだな〜



八方美人 2001.11.12

あなたは誰にでも優しい
だから
私にも優しいのでしょう?

その優しさに助けられているから
文句は言えないのだけれど

あなたは誰にでも愛想がいい
だから
わたしにも愛想がいいのでしょう?

その笑顔に励まされているうちは
文句は言えないのだけれど

八方美人も疲れるでしょう?
やるからには最後までやり通してね



聖域 2001.11.12

たったひとつの愛を
たったひとりの人と
築いて行く以上の
幸せなどありません

たったひとつの幸せを
たったひとりの人と
支えて行く以上の
愛などありません

何があっても失いたくないと思うのは
何があっても守って行けると思うのは
あなたと私の世界だけです



それでいいじゃない 2001.11.12

あの人の知っている私と
あなたの知っている私は違う
あの子が知っているあなたと
私が知っているあなたは違う

けれど・・
あなたの中で私は
唯一の私だから
私の中であなたは
唯一のあなただから

それでいいじゃない



ろうそく 2001.11.9

ろうそくの灯かりのように
煌いて ふと霞み
頼りないけれど
触れれば 暖かい

ろうそくの炎のように
揺らめいて ふと燃え上がり
気まぐれだけど
見つめれば 熱い

吹き消すことのできない
愛かもしれない



季節 2001.11.9

去年の冬・・
何をしていた?
誰と何処で何を見ていた?
夢のために泣いていた?
愛のために笑っていた?

不安だったね
思い出せば いつだって
寂しかったね
振り返れば いつだって

今年の冬・・
何をしたい?
誰と何処で何を見たい?
夢のために肩を震わせ
愛のために胸を弾ませ

楽しかったね
思い出せば いつだって
嬉しかったね
振り返れば いつだって

いないようでいるような
あなたと・・
季節を過して来たっけ



情熱 2001.11.9

渇いた唇を舌で舐めて
あなたのキスを待ってみても
無駄だわ
潤んだ瞳で夢中になって
あなたの心を探してみても
無理だわ

情熱を伝える術など
何処にもない
理由なく生まれ行く恋を
迎えたり見送ったりするだけ・・



扉 2001.11.9

自動ドアじゃないんだから
立っただけじゃ開かないわ
この心 この体
なかなか 手強く出来ているのよ

手動ドアじゃないんだから
押しただけじゃ開かないわ
この瞳 この唇
なかなか 精密に出来ているのよ

暴れないで 優しく触れて
焦らないで 吐息で温めて
扉が開くのを待って



ぬくもり 2001.11.9

血の通わない指先が冷たい
熱の通わない会話が寒い

他人だということを
一瞬でも忘れさせてよ
ひとりだということを
永遠に忘れさせてよ

絡み合った体で眠らせて
溶け合った心で囁いて

私を暖められるのは
あなただけ・・



プレイ 2001.11.9

饒舌に語って
軽薄に笑って
私を弄んで

執拗に迫って
不敵に見つめて
私を操って

あなたの手のひらで踊らせて
花びらが落ちるまで遊ばせて

無垢な瞳に宿る悪魔で
私を虐めて



牛 2001.11.6

牛が食べれないからといって
嘆くほどでもないけれど
牛が売れないといって
嘆く人たちは気の毒だ

ムキになって売っても仕方がないし
ムキになって食べても仕方がないし
国は信じられないし
牛は何も悪くないし

牛が食べたいといって
頑張るほどでもないけれど
牛を売ろうと必死になって
頑張る人たちは気の毒だ



汚染 2001.11.6

人は有毒物質をドンドン出して
雨は汚れ
海は汚れ
野菜も肉も汚染され
人はそれをムシャムシャ食べて
頭は腐り
心は腐り
血も肉も汚染され

汚染物質の食物連鎖か!?



人は人 2001.11.6

人それぞれ大変なんだろうけど
私はその人じゃないから
わからないわ
人それぞれ頑張っているんだろうけど
私は嬉しくないから
関係ないわ

他人なら他人らしく
身内なら身内らしく
接し方もあるのだろうけど
どちらでもないから
どうでもいいわ

人それぞれ生きているんだろうけど
可もなく不可もないなら
いてもいなくても
気が付かないわ



愛のメロディー 2001.11.6

発光したお尻を見せて
雌を呼んでよ
点滅のリズムは愛のステップ

発光した胸を見せて
雄を呼ぶわ
点灯のランプは愛のスイッチ

闇の中で舞い踊る
光のメロディー



ケーブル 2001.11.6

私の右耳と
あなたと左耳を
LANケーブルで繋いで
情報交換しましょ

私の左脳と
あなたの右脳を
モジュラーで繋いで
情報伝達しましょ

セットアップが終了したら
ヴァージョンアップしてるかな?



諦め 2001.11.2

もう 期待していないよ
その分 優しくなれたよ
悲しいけれど
その方が
私にも あなたにも
いいみたい

心が 少し軽くなった

あなたは悪くないよ
どうにもならないと知っていて
戦えるほど
強くないだけ
逃げられるほど
弱くないだけ

もう 信じていないよ
その分 愛しく思うよ
切ないけれど
その方が
あなたにも 私にも
いいみたい

心が少し自由になった



添い寝 2001.11.2

細い腕で頭を抱いて
優しい眠りをみせてあげたい
髪を撫でながら 瞼にキスをして
一瞬の安らぎをあげたい

寝息は小犬のようで
寝顔は天使のようで
愛しくて 愛しくて 愛しくて

私の胸を枕代わりに
私の体を毛布代わりに
暖めてあげる



愛 2001.11.2

誰にも愛されてないと感じる時
私は誰のことも愛していない
誰かに愛されていると感じる時
私は誰かのことを愛している

もしかして
愛って・・
愛されることより
愛することで
与えられるものなのかも



目隠しで 2001.11.2

どうしようもなく
不安・・
わけもわからず
寂しい・・

あなたがいないからではなくて
あなたを愛していないからではなくて

どうしようもなく
不安・・
居た堪れず
恐い・・

目隠しで
あなたのもとへ
どうすれば行けるだろう



寒さ対策 2001.11.2

そろそろ冬・・

スープの代わりに
まろやかなキスを
手袋の代わりに
柔らかい手を
毛布の代わりに
火照った体を

寒さ対策に燃えるような恋を!
どう?
試してみる?



ワイン煮 2001.11.2

私をお探しですが?
でも
それはどうして?
私の名前をお呼びですか?
でも
それはどうして?

私がいないと生きて行けない
そう おっしゃるなら
私を殺して
赤ワインで煮て
お食べになって

もう探さないでいいように・・
もう呼ばないでいいように・・



影絵 2001.11.2

私を遮らないで
邪魔なのよ
目の前のあなたの顔を
まっすぐに見つめたいの

私を唆さないで
迷惑なのよ
目の前で揺らぐ夢を
まっすぐに信じたいの

中途半端はやめて
潔く貫いて

この瞳に映るのは

それとも




気分転換 2001.11.2

部屋の掃除をして
溜まっていた洗濯物を乾して
なんだか
少しサッパリ

髪を丁寧に洗って
乾いていた肌を潤して
なんだか
少しシットリ

空気の入れ替えをして
淀んでいた心に風を通して
なんだか
とってもスッキリ

もう 大丈夫
明日からまた頑張れる



とんかつ 2001.11.2

とんかつを食べて
キャベツを食べて
お味噌汁も飲んで
ビールも飲んで

笑顔になって
油っぽくなって
元気になって
ブタっぽくなって

良かったね
美味しいね

ありがとう!
豚さん




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