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みんなのもの 2002.3.31

私は誰のものでもないの
あなたは誰のものでもないの
みんな みんな みんなのもの



欲望 2002.3.31

欲望じゃない愛をあなたは知ってる?
肉欲や征服欲
性欲や独占欲
そうじゃない愛を知ってるの?

欲求以外にあなたは
私に何をくれる?



誰 2002.3.31

ひとりきり
本当に ひとりきりになったら
私は真っ先に
誰の名前を叫ぶだろう?

ひとりきり
本当に ひとりきりで死ぬとき
私は最後に
誰の顔を思い出すだろう?



逆切れ 2002.3.31

そんなに怒らなくてもいいじゃないの
なんで そんなに怒ってるの?
確かに私は悪いけど・・
最初から最後まで
私だけが悪いって訳じゃないでしょ!



悲しくて 疲れていて 2002.3.31

疲れと悲しみは似ている
悲しい時は たいてい疲れているし
疲れている時は どこか悲しい

悲しくて疲れているの
疲れていて悲しいの

側にあなたがいないからではなくて
あなたがいるからでもなくて



致命的 2002.3.31

このままでは誰も幸福じゃないだろうね
私もあなたも
ちっとも 幸福にはなれないだろうね
それがわかっているのに
どうすることも出来ないなんて
致命的に終わってる・・



泥 2002.3.31

泥のように眠って
起きても まだ 泥のよう
まだ 目覚めたくないの
傷が癒えていないから

私を起こすの
それでも 起こすの?

泥のように歩いても
泥のように生きても
所詮 泥は泥なのに



堂堂巡り 2002.3.31

何処にも辿り着かないのは
何処に辿り着きたいかわかっていないから

目的のないまま 走っていると
振り出しに戻った事さえ
気付かない



終演 2002.3.31

終りにしましょう!
疲れたのよ
え?
僕達とっくに終わってるじゃない



それなのに 2002.3.31

あなたのためなら
どんなことだって出来る
それなのに
あなたを悲しませることばかり
してしまうのは なぜだろう?

あなたのためなら
どんなことだって出来る
それなのに
それなのに
それなのに

また あなたを傷つけたみたい



鳩 2002.3.27

横断歩道を鳩が歩いてる
凄い世の中だ!

横断歩道を鳩が歩いてる



日進月歩 2002.3.27

パソコンも女も選ぶの大変なの?
がんばってね〜
何もかも日進月歩だから
待ってると限がないからね

自分だけのモノにすれば
おのずと大事にするんじゃない?



カフェ 2002.3.27

ガラスばりのカフェで
雨に濡れる街を眺めてた
アクリルの箱に入れられた
小さなドールになった気分

外は寒いのに
目の前には美味しい紅茶
秘密の箱庭で安らげば
ママのお腹に戻った気分



眠り姫 2002.3.27

眠くて眠くて眠くて
何もする気になれないの
私に眠り姫の役をちょうだい
上手に演じられそうだわ



お風呂 2002.3.27

お風呂の中で本を読みたい
誰もいないお風呂の中で・・

38度くらいの適温で
30分以上温まって

心も体も緩んだ頃に
あなたと一緒に入りたい
もう一度 熱いお風呂に



桜の木の下で 2002.3.24

桜の木から生まれた私を
あなたは愛してくれました
所詮 実らない恋と知っていて
私はあなたを味わいました

花びらを一枚残して行きましょう
澄み切った白い酒に浮かべて
どうか 飲み干して下さい

仄かな苦味を感じたら
それは私の痛みでしょう
仄かな甘味を感じたら
それは私の幸でしょう
仄かな安らぎを感じたら
それは私の希望でしょう



桜の精 2002.3.24

桜の花びらを一枚ください
空へ帰って行けるように・・
あなたの唇で濡らしてください
乾いた風が肌を痛めつけないように・・

夕暮れに浮かぶ白い花びらを
あなたの指先で摘まんでは
私の胸に乗せてください

誰にも見られないうちに
誰にも奪われないうちに

空へ帰って行けるように・・



言葉 2002.3.24

好きな人が出来たら言ってね
と言ったのは
好きな人なんて作らないでね
と言えなかったから

好きな人が出来たら言うね
と言ったのは
好きな人はあなたよ
と言えなかったから

誰かを好きになるほど
言いたい言葉が溢れて
言えない言葉が零れて
言いたくないことを言ってしまう



恋心 2002.3.24

恋心が友情に近付いて
私はあなたの親友の気分なの
成人してから知り合った
幼なじみの気分なの

好きな気持ちは色んな風に
移り変わって行くのだね
そして
最後には
何処かに辿り着くんだね



矢印 2002.3.24

残念ながら矢印は出ていません
自分の好きな方に進んでください



晴れときどき・・ 2002.3.24

笑ってばかりはいられないのさ
時々は
泣きたくもなるんだよ

晴れてばかりはいられないのさ
時々は
雨も降るんだよ

愛してばかりはいられないのさ
時々は
迷子にもなるんだよ

それが 人生ってもんでしょ



魅力 2002.3.24

全ての女は美しい
その魅力を導き出すのは男
そして 騙されるのも
また 男



笑った顔 2002.3.24

笑った顔が大好きです
タレ目になるところも好きです
怒った顔も大好きです
すぐムキになるところも好きです

ただ 悲しい顔は嫌いです
頬をつたう涙は針のように痛いです

どうか どうか
これからは 笑顔を見せて下さい

あなたの笑った顔が
大好きです



待ちぼうけ 2002.3.21

待つのは無理よ
私 そんなに暇じゃないの



無いものねだり 2002.3.21

自由でいたいのか
束縛されたいのか
よく わからない

何かを求めているのは
確かみたい
それが何かわからないのも
確かみたい

結局 何もわかってない
無いものねだりなのかしら・・



私のもの 2002.3.21

障害の多い男はダメ
燃えないわ
つべこべ言わず
早く 私のものにおなり



男という動物 2002.3.21

女は好きな男を
常に受け入れてしまうのね
憎たらしいのにもかかわらず
何よりも愛しい
男とはやっかいな動物だよ



恋 2002.3.21

本物の恋と偽者の恋に
何の差があるのだろう?
好きと思ったその瞬間
そこには何の偽りもないのだから

嘘ではないし 真実でもない
恋なんて
いつも そんなもの



独身 2002.3.19

疲れ果てて帰って来たら
ただいまと言ってくれる
男が欲しいな

お味噌汁を温めながら
お疲れとキスをしてくれる
男が欲しいな

肩を揉んでくれとは言わないよ
たださ・・
一人でいたくない夜もあるのよ



気持ちの持ちよう 2002.3.19

仕事は楽しい
楽しいと思えばね
今が充実してる
充実してると思えばね

思えば どうにだって
感じられるのよ
気持ちの持ちようなんだから

でも・・
それが真実かどうかはわからない
そして・・
真実である必要もない

全て
気持ちの持ちようなんだから



意義 2002.3.19

金がなきゃ生きて行けない
今の世の中は良いものかもね
だって・・
金を儲けようと思わなくなったら
人となんて話す必要がないもの



融通 2002.3.19

下品な人間は大嫌い
人の迷惑も考えないで
そう思っていながら
一瞬でも微笑みを作る
自分を嫌いではなくなった
前は許せなかったけど・・

だって 仕方がないんだもの
生きて行かなくちゃいけないんだし



一長一短 2002.3.19

普通の人は平気の平左でしてるのに
私には苦痛極まりないことがある

でも それって
言葉を変えれば個性かもよ

人に出来て自分に出来ないことがあるから
人に出来なくて私に出来ることがあるのよ



汚れ 2002.3.19

心配することはない
どんなに汚いものに触れたとしても
瞳までは曇りはしない

私の魂を汚せる者は誰もいない
もし 汚れたとすれば
それは 私が汚したのだろう



赤い風船 2002.3.19

いつまでこうして漂っているのかしら?
宙ぶらりんな風船は・・
雲にも風にも 引き止められずに
やっぱり 宙ぶらりん
おまえには 青い空がよく似合う



恋の虫 2002.3.19

ちょっと タイプかもしれん
気だるい雰囲気の男に弱いの
ちょっと モーションかけてみようかな
気まぐれな恋の虫にはいつも弱いの

危ない 危ない
つい 頬がゆるんできちゃう



不器用 2002.3.19

取っ掛かりは良いんだけど
突っかかっちゃうのね〜
それがいつもの君



ヤラシ系 2002.3.19

イヤシ系の男が好きなの?
ごめん 僕はヤラシ系



気難しい男 2002.3.15

気難しい男を好きになったもんだ
機嫌が悪いと手におえない
プライドは高いし
傷つきやすいし

気難しい男を好きになると困るよ
傲慢な態度は手におえない
寂しがりなのに
強がりだし

私はあなたには優しいでしょう?
もう少し素直に感じてみてよ
胸の辺りに手をあてて
ぬくもりを思い出してごらん



反省 2002.3.15

私に悪いところがあれば言って?
胸に手をあてて考えればわかるよ!



恋のパワー 2002.3.15

恋にはパワーがいるもんだ
年寄りの私には堪えるよ

最近 腰が痛くてね〜
そんなに頑張れないんだよ〜



好き 2002.3.15

笑った顔が好き
だから 怒ってばかりいないで
ただ 抱きしめてくれればいいの
面倒なことは抜きにして

あなたのキスが好き
それだけで充分でしょう?



恋をしましょう 2002.3.14

春は恋の季節だもの
見つめ合って
キスをしましょう
言葉じゃなくて体で
囁きましょう

唇とか瞳とか指先とか
いつだって
心より
少しだけ正直だから

もう 服はいらないの
もう 靴は脱いだの

春は恋の季節だもの
恋をしましょう



again 2002.3.14

出会いには何が隠されているのかな?
偶然と必然に翻弄されながら
こうして ここまで
歩いて来たけれど・・

別れには何が潜んでいるのかな?
笑顔と涙を繰返しながら
こうして これからも
歩いて行くけれど・・



いい顔 2002.3.14

目が合えば微笑んで
って、言ったでしょう?
睨むのは止めて下さい

笑った方がずっと
いい顔になるんだから



優柔不断 2002.3.14

好きは好きでも
そんなに好きじゃないの
好きか嫌いかで言ったら
好きだけど・・

はぁ?
はっきりして下さい!



愛って・・ 2002.3.14

あなたが大変そうな時
私はもちろん応援してるよ
あなたと離れ離れでも
ちゃんと幸せを祈ってるよ

愛って・・
そんな簡単に消えないものだよ



道 2002.3.14

違う道を歩いているようで
もしかしたら
同じ道かもしれない

ずっと探していた道を
もう
見つけたのかもしれない



春うらら 2002.3.12

春ですね〜
ほんと 春うららですね〜
お花見をしましょうか?
桜の木の下に寝そべって
ブルーの青空にウィンクをして

春ですね〜
ほんと 春うららですね〜
恋をしましょうか?
桜の花びらに口付けて
ピンクのルージュを光らせて



キレイ 2002.3.12

キレイになったね
君はどんどんキレイになるよ

風の揺りかごで目を閉じて
陽だまりの中で両手を広げて

君はどんどん大きくなるよ
もっともっとキレイになるよ



刹那 2002.3.12

君が僕を抱いたとき
絡み合う魂が熱く燃えて
肌が溶けてしまいそう

そう 目を離さないで
ずっと 見つめていて

僕が君を犯したとき
眠っていた魂が熱く込み上げて
胸を引き裂いてしまいそう

そう 手を離さないで
ずっと 奪い続けて

君が僕を・・
僕が君を・・
そう ずっと



もう 2002.3.12

あなたを愛してしまったから
もう 取り戻すことは出来ない
あなたを愛してしまった月日が
儚く消え行く夢だとしても
もう 忘れ去ることは出来ない

あなたを愛してしまったから
もう 私に選択の余地はない
あなたを愛し続ける以外には・・



揺りかご 2002.3.12

女は男心を見透かしていて
男は永遠に女心を見抜けない

女から生まれた男の定め
男を産み落とした女の定め

寛容な胸の中で無防備にお眠りよ



絆 2002.3.12

後悔は出来そうにない
だって そうでしょう?
あんなに こんなに
幸せだったんだもの
あれだけ これだけ
愛されているんだもの

私はあなたを捨てられない



ひとつ 2002.3.12

他人だと思っていたのに
気付いたら
あなたは私だった
いつの間にこんなに近付いてしまったのだろう



君と僕 2002.3.12

君は僕
僕は君
だから
もう 何も心配しなくていいよ

幸も不幸も二人で
受け止めよう
だから もう 悲しまないで

君の涙
僕の涙
君の笑顔
僕の笑顔

僕の愛
それは君



小鳥を好きになった山 2002.3.12

小鳥を好きになった山の
絵本を読んだ
私も山になりたい
じっと この場所で
あなたを待ち続けながら
流れる涙を川にして
春を焦がれる山になりたい
あなたの歌を聴くたびに
体中を揺らして喜ぶ
悲しくも逞しい山になりたい

小鳥を好きになった山のように
あなたを待ち続ける強さが欲しい



脱皮 2002.3.8

冬毛から夏毛に生え変わる時期だから
色々と痒いのよ
痒いところに手が届かなくて
へんてこりんな体勢になっちゃった

もう 寒くないから
そろそろ 余分な身包みは捨てて
飛び出さないと!
もう そろそろ 過去から
抜け出さないと!



寒い春 2002.3.8

寒いわ
もう 春なのに
背筋がゾクゾクして 背中が丸まる

寒いわ
もう 春なのに
胸がヒリヒリして お腹が痛い

寒いわ
もう 春なのに
まだ 冬を追いかけているみたい



ウィルス 2002.3.8

ウィルスに犯されたの!
え? 私じゃなくて私のパソコン
セキュリティーが甘いって?
だから 私じゃなくて私のパソコン



一夜の夢 2002.3.8

いつまで続くのだろう
この 悲しみ
この 空白
いつかの ぬくもりが
いつかの 安らぎが
今を突き落とし 嘲る

気のせいだったのだから
幸福を思い出すのは止めよう
あなたは 幻だった
昨日見た夢のように
覚えてはいても 虚しい
一夜の夢



人 2002.3.8

寂しさを感じるから
恋をして人を愛すのだろう
寂しさを感じなければ
誰かを求めることなどないだろう

一人に・・
疲れてはいるけれど
二人に・・
諦めを感じてはいるけれど



独りでに・・ 2002.3.8

一人で眠るのが恐いほど暗い夜
つい あなたのことを考えてしまう
でも それは虚しいだけ・・

独りでに明ける憂鬱な朝にすがって
やり過ごすしかないの

一人で生きるのが途方もなく苦しい日
つい あなたとの未来を考えてしまう
でも それは儚いだけ

独りでに通り過ぎる闇を忘れて
やって行くしかないの



蜃気楼 2001.3.7

蝋燭の明かりだけで愛し合いましょう
炎が揺らぐたびに一緒に揺れる
あなたの髪を愛撫させて

仄かな情熱だけで愛し合いましょう
光が陰るたびに胸を締め付ける
私の空虚さを吐息に変えて

私の何処が好き?
あなたの何処が良い?

ふたつの体だけで愛し合いましょう
素肌が歌うたびに浮かんでは消える
蜃気楼の中であなたを探し
永遠が覗いたら忍び込み
遠く宇宙まで流離えば

ねえ、愛が見える?



触 2001.3.7

あなたに触れるのが好き
触れられるのが好き

あなたの体が好き
絡み合うふたつの体が好き

あなたが好きだから あなたの体が好きなの
あなたの体が好きだから
あなたが好きなわけじゃないわ



小さな恋 2001.3.7

小さな恋 光る
大きな空において行かれた星のように
頼りなくても
小さな恋 光る

小さな恋 歌う
大きなつむじ風に巻き込まれた木の葉のように
迷ってはいても
小さな恋 歌う

小さな恋 笑う
大きな胸に抱かれて眠る子供のように
危うい夢の中でも
小さな恋 笑う



欲求 2001.3.7

ぬくもりが欲しいの
それとも
僕が欲しいの?

優しさが欲しいの?
それとも
僕が欲しいの?

君が欲しがっているものは
いつも焦点が合ってない
だから 僕は 迷うんだよ



アレルギー社会 2001.3.7

アレルギー症状が出るのよ
花粉にもダニにも埃にも
嫉妬にも羨望にも憎悪にも

醜いものも汚れたものも 嫌いよ
でも 触れないで通り過ぎることも出来ない
だから 体が悲鳴を上げてるの
心が泣かなくてすむように



アレルギー 2001.3.7

無菌室で育った
無垢な赤ちゃん
大人になって外へ出たら
アレルギー症状で死にました

世界は充分に汚れているから
小さな時から慣れておかないといけません
免疫や抗体を養わないといけません

そういう 私も
アレルギー体質ですけど



学習 2001.3.7

学習をしないのは特殊な才能かも
傷ついたことなど忘れて
何度でも笑顔で求めるのだから
諦めたことさえ忘れて
何度でも繰り返し夢を見るのだから

学習をしないのは特殊な武器かも
何度でも懲りずに立ち向かって行けるのだから



悪党 2001.3.7

根っからの悪党なんているのだろうか?
愚かで弱かったとしても
ずるくて卑しかったとしても
誰かにはいい人かもしれないし
何かには素直かもしれない

根っからの悪党なんていない気がする
少なくとも私にはみんな優しい
優しい側面が見え隠れする



男の子 2002.3.6

男の子はね
綺麗で魅力的な女の子が好きだけど
その子が自分にだけ優しくしてくれるのがいいの
その子が自分だけに惚れてるのがいいの

独占欲と虚栄心
どちらも満たす女は
なかなかいないの



スーパーウーマン 2002.3.6

仕事も趣味も頑張って
そのうち スーパーウーマンになって
あなたのこと守ってあげたいな
隕石からも竜巻からも
悪党からも泥棒からも
守ってあげたい

仕事と趣味を頑張っても
弱小ウーマンかもしれないけど
頑張って生きるから
頑張って成長するから
そうしたら
あなたの心くらい守らせて



いい女 2002.3.6

いい女になるから待っててね♪
俺がおじいちゃんになる前になってね!



綺麗 2002.3.6

綺麗になったね
と言われると嬉しい
内面が外面に表れる
この年頃になると余計
綺麗になったね
と言われると嬉しい



酷い女 2002.3.6

私って酷い女だと思う?
と、聞いたら
聞くまでもないでしょ!
と、言われた

確かに酷いことはするけれど
酷い女ではないと思うのよ

けして いい女ではないのは認めますけど



鍋蓋 2002.3.5

割れ鍋に閉じ蓋って・・
あなたが割れ鍋で 私が閉じ蓋?
私が割れ鍋で あなたが閉じ蓋?

どっちにしろ
一人じゃ役立たずってことね
二人で一人前ならいいのかね!?



嫌い 2002.3.5

あなたと出会わなければよかった
あなたに少しでも嫌な思いをさせるくらいなら
出会わなければよかった

あなたに嫌な思いをさせている
私なんて もう 嫌い



ひとり 2002.3.5

思い出に出来ない人がいる
未来へ連れて行けない人がいる

思い出に出来ないほど
愛しているあなたを
未来へ連れて行けない
私は道に迷いひとり



巻き戻し 2002.3.5

あなたが感じている痛みを
私が倍にして感じるから
昨日のことはなかったことにして



疑問 2002.3.5

私の笑顔が好きと言ってくれたのに
私はあなたの前で泣いてばかり
私の嬉しそうな声が好きと言ってくれたのに
私はあなたのことでわめいてばかり
私を幸せにしたいと言ってくれたのに
私はあなたを不幸にしてばかり

どうしてだろう?
私はあなたを幸せに出来ない



傷 2002.3.5

大切にしたい人を
傷つけてしまう
どうして?
そう 聞きたいのは
私じゃなくて あなたの方ね
あなたを傷つけられるほど
私は偉くもなんともないのに

ごめんね
言うのも言われるのも
もう 嫌だよね



歌 2002.3.5

幸せな女の子の歌を歌いたい
幸せな女の子になれるように

優しい女の子の歌を歌いたい
優しい女の子になれるように

あなたに愛される歌を歌いたい
あなたに愛されるように



嫌 2002.3.5

いい人間になりたいと思うのは
充分に私が嫌な人間だから



手遅れ 2002.3.5

一番 傷つけたくない人を
傷つけてしまう
一番 大切にしたい人を
蔑ろにしてしまう

そんなつもりはなかったの
と、言ったって
もう手遅れ



妥協 2002.3.5

好きでも付き合えない人がいる
好きでもどうにも出来ない関係もある

でも それってホントかな?
何処かで楽だから諦めているんじゃないの?



前向き 2002.3.5

諦めと期待を繰り返し
疲れと喜びを繰り返し
ちょっとずつだけれど
何処かへ近付いてるみたい

なんだかんだいって
私は十分に前向きだ



泥水 2002.3.5

愛もお金も
空から降ってくる雨だと思っていた
水道を捻れば流れる水だと思っていた

私は砂漠を知らないし
未開の地で血肉に飢えたこともない

では 今ではわかる
愛もお金も
空からは降って来ないし
水道を捻っても一滴も零れない

自分の手で井戸を掘り
雨乞いの祈りを捧げよう

たとえ それが泥水だとしても




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