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好き 2002.9.30

昔の私が好き
今の私がもっと好き
未来の私がもっともっと好き

そう思えるように
今 とびっきりの笑顔を作ろう

昔のあなたが好き
今のあなたがもっと好き
未来のあなたがもっともっと好き

そう思えるように
今 とびっきりの笑顔をちょーだい



チュッ♪ 2002.9.30

おやすみ
また 明日ね
たまには別々のベッドで寝ましょう
でも あなたの夢を見るから
私の夢を見てね

おやすみ
遠くても 近くても
いつだって一緒だね
胸の中にあなたがいる
チュッ♪



気長 2002.9.30

人生に対して気長な二人だから
気の遠くなる話だけれど
もし 二人が 愛し合い
自分とお互いを大切に出来たなら
もし 着実に 誠実に
夢と充足を手に入れたなら
その時は・・
永久に一つになろう

気の遠くなる話だけれど
気長な二人だから大丈夫かも



新鮮な空気 2002.9.30

今 幸せで
今 満たされていたら
過去の恋人なんて
思い出の住人でしかない

今と未来は
いつだって
過去よりずっと美味しいし
魅力的なはずだもの

昔の空気ばかり吸って
生きていたら咽そうだわ

私は新鮮な空気が好き



手と手 2002.9.30

ありがとう
いつも側にいてくれて
私の手で温めたい
もう一つの手
見つけた

長い指を曲げて
ちゃんと手を繋いで

ありがとう
いつも見守ってくれて
私の手で守りたい
もう一つの愛
見つけた



リップ 2002.9.30

ちょっと落ち込み気味の
私の
ちょっと乾燥気味の
唇に
君がキスをした

瞬間に
元気出ちゃった
即効で
潤っちゃった

やっぱり君って凄いね
リップクリームみたいな男の子だね



課題 2002.9.30

頑張って満足行く場合
いまいち納得行かない場合
色々とありますが・・
クヨクヨしている暇はないので
クレヨンで今の気持ちを落書きして
最後にハナマルを描きましょう

涙色より笑顔色が
たくさんキャンパスに増えるように
次はもっと頑張ってみましょう



肉親 2002.9.30

血と肉を分け合って
涙と笑顔を分け合って
ずっと 一緒に 生きて来たから
あなたは・・
男というより家族みたいなものよ

何が起きても許すことが出来るし
何を仕出かしても許されるだろうし
あなたは・・
男というより家族みたいなものよ

そういう関係もたまにはいいでしょ



大丈夫 2002.9.26

もう いいよ
君が苦しんでいたことが分った
楽になりな

自分をさらけ出して
好きなようにするといいよ
誰も止めないから

もう 大丈夫
君が苦しんでいたことが分った
楽に生きな

自分や人と正面から向き合う
勇気を出してごらんよ
誰も止めないから

今より一歩進むために
頑張ってごらん



あなたの世界 2002.9.26

どんな気持ちでいたのだろうね
いっぱい辛かったのだろうね
もう 気にしなくていいんだよ
私は あなたを脅かしたりしない

頑張りなよ
あなたの思うように

未来って
信じた通りに成って行くって
言うでしょう?

ねえ もしこの思いが通じたら
強く生きてね
あなたにしか出来ない生き方があるから
あなたがそこに存在するだけで
もう 凄いことなんだから

誰にもあなたの邪魔なんて出来ないんだよ
あなたが満たされた時
きっと 世界も満たされて映るから
大丈夫
もっと もっと 幸せになれるよ



自己愛 2002.9.26

愛する人を守ろうとするのは
動物の本能
命の危険が迫ったとき
身を守ろうとしない人間なんていないだろう

誰もが自分自身を愛している証拠
きっと そこから 全てがはじまる



弱者 2002.9.26

弱いなと思う
あの人も この人も
立ち向かうことでしか
解決は出来ないのに
逃げてばかりで
弱いなと思う

弱いものを見て
同情してしまう
私も弱いけど



偽善者 2002.9.26

みんなが幸せであればいい
偽善者のようなことを思う
私は偽善者か



ポイント 2002.9.26

明かりに集まる虫のように
群れていたい訳じゃない
太陽に焼かれたよだかのように
星になりたい訳でもない

木の上で暮らすナマケモノのように
寝ていたい訳じゃない
キリギリスを助けるアリのように
善人になりたい訳でもない

このまんま こんな風に生きている
そのことに満たされて

このまんま こんな風に笑ってる
そのことが嬉しくて

自分らしい
そこがポイント



無菌室 2002.9.26

抱き合って眠ろう
全てを忘れて
檻に閉じ込められたサルみたいに
何度も発情し合って

塵も埃もない
嫉妬も軽蔑もない
無菌室で二人
朝まで過ごそう

明日になればまた始まる
無遠慮な無愛想な愛しくない世界

抱き合って眠ろう
せめて 今夜は
無人島に流された二人みたいに
お互いを頼りに夢をみて



せせらぎ 2002.9.26

澄み渡る空
駆け抜ける風
透き通ってゆく
この手
この瞳

あなたへと続く道
木漏れ日を受けて揺れる
水のせせらぎ

私を呼ぶ声
優しい眼差し
透き通ってゆく
この胸
この心

あなたへと続く道
陽だまりの中で遊ぶ
恋のせせらぎ



個性 2002.9.26

なんで真似するの?
気持ちが悪いのよ
あなたはあなたの魅力で
勝負すればいいじゃない

でも 私を巻き込もうとしないで
最初から土俵が違うのだから



人真似 2002.9.26

人の真似なんてしてはいけない
どんなに真似したところで
その人以上にはなれないのだから
もし 誰かに勝ちたいと思うなら
自分だけのやり方で
自分だけの方法で
自分だけの勝利を手に入れなさい



悲しい女 2002.9.26

悲しい女になるのはおよしなさい
つまらない女になるのはおよしなさい
目に映るものを受け止めて
潔く捨てる強さをお持ちなさい

縋るのも跪くのはおやめなさい
怯えて俯くのはおやめなさい
肌で感じる温度を受け止めて
潔く撥ね付ける強さをお持ちなさい



陰鬱 2002.9.26

掻き回されたくない
そう思っても
心は乱される

暗闇でナイフを研ぐ女
息を潜めチャンスを狙う男

嫌悪感を表せたら楽だろう
もしくは
どこまでも寛容に許すことが出来たなら

取り乱したくない
そう思っても
心は荒らされる

背後に忍び込む微薄気味悪い女
沈黙でやり過ごす卑屈な男

好戦的になれたら楽だろう
もしくは
目をつぶり何も知らない振りが出来たなら



深淵 2002.9.26

強いわけではない
心はいつも迷い揺れているから
強くあろうとしている
心が脆く儚いのを知っているから

誰かの悲しみの深淵に触れた時でさえ
強靭な肌でその泥を跳ね飛ばす
強さを持たなければ

私が私であるために
こんなことで脅えてはだめ



義務 2002.9.26

私を脅かしたら許さない
私のテリトリーに無断侵入したら
警報がなって捕らえるしかない

私は私を守る義務があるの



信頼 2002.9.26

そんなに強い訳じゃない
でも・・
周りが弱いと強くなるしかないね

私がしっかりしてなくちゃ
どうしようもないから

まだまだ平気だよ
愚痴は言うけど

私は私の役回りを
もう心得てるから

そして何より
自分を信じてるから

信頼は強さだね
人にしろ自分しろ
信じてると強くなる

思いは通じるってことさ



使い道 2002.9.21

私のために時間をつかって
私のためにお金をつかって
私のために人生をつかって
愛して

それに適うもの
いいえ
それ以上のものを
あなたにあげる



いい男 2002.9.21

いい男だと思った
ダメなところも数え切れないけど
やっぱりいい男だと思った
そう思えてよかった
一度本気で愛した人だから

いい男でよかった



秋 2002.9.21

秋風に頬をぶたれて
不貞腐れて歩く
夕暮れの帰り道

もう 秋なの?
随分 早いこと

秋空に頭を撫でられて
ご機嫌顔で歩く
昼下がりの散歩道

もう 秋なの?
随分 早いこと

空気が澄んで 心まで
澄み渡って行きそうね



不安なきもち 2002.9.21

不安なきもち
おんなじ
私の側にいない時のあなた
あなたの側にいない時の私
何してるかわからなくて
不安なきもち
おんなじ



アザ 2002.9.21

誰もが幸せになろうと頑張ってる
たとえ 誰かを傷つけてしまっても
それは
仕方がないこと

傷は平等
傷つけた人にも傷つけられた人にも残る
心のアザ



天使 2002.9.21

悲しい時は
あなたの名前を呼ぶわ
泣きたい時は
あなたの笑顔を探すわ
好きな人は
いつだって
私を強くしてくれる
天使



母性 2002.9.21

そっと側にいてあげよう
なんておこがましいけど
ずっと見守ってあげよう
なんてえらそうだけど

そうな風に思うのは
私が女だから



蝶 2002.9.13

青い蝶を追いかけた
ひらひらと私を弄ぶ
羽に恋をして

青い蝶を追いかける
きらきらと空に散る
花粉に恋をして

青い蝶を胸に描く
光る絵の具で
私の中で永遠に
蝶が舞い続けるように



季節 2002.9.13

私がくっ付くと暑いという
あなたに抱き付きながら眠った夏が過ぎて
冷え性のあなたには辛い季節がやって来るね
体を羽毛代わりに絡まって眠ろうね
微笑みをランプ代わりに唇を探し当てて

こうして季節を重ねて行くうちに
きっと・・
思い出と未来が調度良く
私たちを包み込んでくれるだろうから



まわる 2002.9.13

ぐるぐる回る
頭の中が
大切なものを追いかけて
大切なものに追いかけられて

くるくる回る
心の中が
愛するものを探して
愛するものに見つけられて

ずっと遠くで すぐ近くで
地球の自転に反転する
わたし



リラクゼーション 2002.9.13

リラックスを先送りにしていたら
ストレスに押し潰されてしまいます
休んで 助走して また走って
寝て 起きて 歩いて
繰り返しも続くと飽きてしまいます

何か別の次元で生きてみたくて
妄想を膨らませています
永遠に眠る夢とか
尽きることのない愛欲とか
恐れを知らない狂気とか
色々と・・
私の知らない世界へと思いを巡らせています



別離 2002.9.13

別々の未来へ向かう
別々の夢を見ながら

もう きっと
これから先
あなたに触れることはないでしょう

別々の明日を目指す
別々の道を歩きながら

たとえ 死ぬまで
あの一瞬を忘れられなかったとしても



運命 2002.9.13

運命があるのなら
それは
私たちが出会ったこと
そして
私たちが別れたこと

運命に振り回されて
人生を棒に振りましょう
きっと それが 運命



君の名 2002.9.6

この孤独ももう終わる
さようなら


この空気ももう終わる
さようなら


薄くなって行く意識の中で呼ぶ
最後に
君の名を・・



夜花 2002.9.6

星のように光る
夜に咲く花

雫に濡れた唇を揺らし
僕に囁いておくれ

月のように白く
夜に泣く花

霧にむせる首を絞めて
僕に落ちて来ておくれ

この世の悲しみに覆われた闇で
この世の慈しみを吸って
僕に歌っておくれ



月 2002.9.6

湖に手を伸ばし
月をすくった
手のひらの中で
小さく震える朧月

手のひらに口を寄せ
月をすった
おなかの中で
仄かに光る朧月



どこ? 2002.9.6

浴びたいの

そう全身に

太陽はどこ
私の太陽

感じたいの

そう体内に

海はどこ
私の海

触れたいの

そうこの手に

地球はどこ
私の地球



欲求 2002.9.6

寂しくて
お腹が痛い
会いたくて
頭が痛い

欲求が満たされないと
私の体は壊れてく
心と一緒に



栄養補給 2002.9.6

一杯のワインとか
アロエヨーグルトとか
そんなものが心を少しだけ安定させる

人ごみで腕を捉まれるとか
騒音に目眩がするとか
そんなことが心を少しずつ磨り減らす

心に良いことを増やそう
美味しいものを食べさせよう

可愛がってあげないと
心だってブスになる



合体 2002.9.6

いつもいつも一緒だと
あなたと私の区別が付かなくなるわ
あなたの手足は私の一部のようでもあるし
私の唇はあなたの一部のようでもあるし

このまま一つになれたら凄いね
ちょっと恐いけど素敵ね



今日そして明日 2002.9.4

今日の日が終ります
ありがとう
明日の日がやって来ます
それはそれは・・

続き続ける毎日は
最終回の来ない漫画のようで
ラストシーンのない映画のようで
時々 私を途方もない気持ちにさせます

なので 一日 一週間 一年と
区切って考えましょう

今日の日が終ります
お疲れ様
明日の日がやって来ます
やれやれ・・



真空 2002.9.4

愛をひとつ教えてくれた人がいた
それは父
そして母

諦めを教えてくれた人がいた
それは父
そして母

永遠に渇望する愛と
それにともなう諦めを
あといくつ繰り返せば
私は 近づける?

真空に・・



囚人 2002.9.4

キレイな子がいる
それがなに?
知的な子がいる
それがなに?

美しさに憧れるのも
それを否定し嫌悪するのも
同じこと
賢さを養うのも
それを否定し逃げるのも
同じこと

何かに囚われ続けている
結局は囚人だ



人の定め 2002.9.4

人が面倒で
人が煩わしくて
けれど 人と交わることでしか
人だと実感出来ぬなら

なんて寂しいだろう
なんて虚しいだろう

定めというもの
それは
生まれて来たこと
いつか死ぬこと
人として生きること



永眠 2002.9.4

柩に入るその時
微笑んでいればいい
塵に灰になるその時
真っ白でいればいい

人に生まれて来たということが
少しでも嬉しければいい

海に大地に帰るその時
安住を約束されるなら



生き様 2002.9.4

生き様を見せよう
どこまでの命か知らないが
志を見せよう
どこまでの心か知らないが

私が生きてきた軌跡を
何処かに残すべきだろう
ナメクジのように道を濡らして
ブタのように餌を食い荒らして

生き様を見せよう
君にもし
私が残せるものがあるとして



一人 2002.9.4

一人なのは恐くない
そんなことには慣れている
一人になるのが恐いんだ
二人から一人になるのが

私は忘れっぽいから
孤独なんて捨ててしまうの
私は夢みがちだから
永遠を軽く信じるの

一人なんて恐くない
だから
私を一人にしないで



倦怠 2002.9.4

疲れが追いかけてくる
それは なんだ?
体力の消耗か?
心の磨耗か?

溜息が押し寄せてくる
それは なんだ?
現実への惰性か?
夢への羨望か?

何もいらない
私がここにいれば十分だ



仕事 2002.9.4

そんなにたくさんのことは出来ないよ!
と、愚痴を言うけれど
一つのことなら出来るかというと
そうでもない

結局 怠けたいだけなのかも
そして
とぼけたいだけなのかも



日記 2002.9.4

笑顔で頑張ろうと決めたので、
ちょっと人に愛想よくしてみたら、
どっぷりと疲れてしまって、
今度は自分に、
笑いかけられなくなりました。




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