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![]() オルゴール 2003.3.24 オルゴールの音色が好き 終ってしまう時の唐突さも 中途半端な感じも その切なさ 好きだけれど ちょっと寂しくなって また ネジを回してしまう それを何度も繰り返すように 生きているのかな 愛は現実 2003.3.24 愛は現実 そして 生身 腐ったらもう食べられない ホルマリン漬けにして 飾っておく趣味はない 愛は現実 そして 生身 鮮度の良いものを味わいたい 生きて動いている恋人を 出し惜しみしないで愛したい いつまでもと思うなら 今を・・ 精一杯 愛しんで 準備 2003.3.24 しばらく会っていないと 別に会わなくても平気かもという気がしてくる 類まれな適応力のおかげなのか 重度の臆病さのせいなのか 悲しむのは嫌だから 泣くのは嫌だから 一人になっても平気なように すぐに心が 準備を始めてしまうんだ 予行演習 2003.3.24 予行演習する 悲しい未来を想定して 予行演習する 楽しい未来を想定して 楽しいことより 悲しいことを思い浮かべてしまうのは 私の・・ 悲観的な性格のせい 悲しいことより 楽しいことを思い浮かべてしまって 後でがっかりするのだけは 嫌なの いらない 2003.3.24 会いたい時に会える人が いい 寂しい時に側にいてくれる人が いい それなのに そうじゃないから もう いらない 我侭な恋 2003.3.24 自分のことばっかりだって わかってる 我侭だってことも わかってる でもさ 自分の我侭をぶつけたくなってしまうのが 恋じゃないの? 自分の我侭をぶつける相手は 恋人だけなんだからさ 優先順位 2003.3.24 私は他のことより あなたのことを優先させていたのに あなたは私のことより 他のことを優先させていた 我慢できないよ 優先順位が一緒じゃなきゃ 成り立たないでしょ 私があなたのことより 他のことを優先させたら もう・・ 恋は終わるよ タイミング 2003.3.24 会いたい時に会えないと 本当に会いたいのかどうかわからなくなる お腹か空いている時に食べれないと もうどうでもよくなっちゃうみたいに 少し食べれば もっと欲しくなるのかもしれないけど 愛情表現 2003.3.24 お金を持っている人が お金をあげるのは容易い 水道をひねり 水をあげるくらいに 話術が巧みな人が 恋を囁くのは容易い メモを出して 読みあげるくらいに それを愛と勘違いするのは あまりにも愚かなこと あまりにも幸薄いこと 執着 2003.3.24 愛されていないとわかっているのに それでも 縋ろうとする女がいる 世界中でその人だけが男なわけじゃあるまいに 希望的観測で夢を見ても仕方が無い 執着と愛は違う 同情と愛は違う 離れてこそ 上手く行く お互いの人生もあるだろうに あい 2003.3.19 可愛くて仕方がない 愛しくて仕方がない ぎゅーっと抱きしめてあげたい これって あい? 気持ちよく 2003.3.19 二人より一人の方が ずっと広くて自由なはずなのに 一人のベッドはぎこちなくて 気持ちよく眠れないの あなたがいた方が ずっと いい あなたがいた方が 私は私らしい 両手を広げて 脚を絡ませて ぐっすりと眠れるの 母性 2003.3.19 素敵な年上の女性が 男より女の方が ずっと強いのよ と言っていた 女が男を引っ張っていくのが一番なのよ と微笑んでいた うん、説得力あるな 女から生まれた男を 育むのはいつでも 女なのかも 困るでしょ 2003.3.19 今の時代・・ 女に手綱を握られている男が多い なよなよと引っ張られるのに慣れて 甘えるのだけ上手い男が多い そんな子供男を増徴させているのは きっと 大人過ぎる女たち 仕方がないな〜 しょうがない人ね〜 それも時々は良いけれど いつもだったら困るでしょ 男と女 対等だという上で 戦ったり 抱き合ったり したいでしょ 価値観 2003.3.19 育ってきた環境が違うのだから 価値観が違うのは当たり前 私は人と群れるのが苦手 それは わりと一人遊びが得意だった人の習性 あなたは人と戯れるのが大好き それは いつも人に囲まれて生きてきた人の習性 違いをあげれば限がないでしょう 誰にだってバックグラウンドがある それを今更どうすることも出来ない ただ その違いの中に素敵なところを見つけられたら良いね あなたが人と話している時に見せる 猜疑心のない 自然な笑顔 そんな人柄に 惚れたのかもね・・ 距離 2003.3.19 歩み寄りたいと願う 無理をしない程度に 相性が悪いというだけで止めていたら 仕事も恋も転々と居場所を変え続けるしかないだろう 歩み寄りたいと願う 無理だと諦める前に ほんの少し心を柔軟に 姿勢を変えることで 近付きたいと思う 父性 2003.3.19 実のところ私は男に父性を求めているのかもしれない 守ってくれる頼りがいのある そんな強さを求めているのかもしれない けれど・・ 私はもう大人だし 恋人はパパじゃないし そろそろ・・ 卒業してもいいかもな 男にしてもらうことばかりじゃなく してあげられることを大事にしないとな 実のところ男も女に母性を求めている気がする それはそれで 困るのだけれど すん 2003.3.15 心がすんとする しーんでもなく しゅんでもなく 心がすんとする 孤独で でも この足でまっすぐ立っていて 心がすんとする 一人で 戯れるでもなく うな垂れるでもなく この心でまっすぐ生きていて しーんでもなく しゅんでもなく 心がすんとする 無音 2003.3.15 誰かを必要として 誰かを理解しようとして それを繰り返して 今は少し全てに休止符をうちたい 誰かを必要とするでもなく 誰かを理解しようとするでもなく ただ ひっそりと佇んで 今は少し全てに休止符をうちたい 無音の中で 強靭 2003.3.15 助けを求めていた ずっと 生まれてから ずっと 救われ続けてきた きっと 生きていること自体に もう いい 助けは求めない 大人なんだ 潔く そう認めて 誰かをすくいあげることが出来るくらいに もう 大人なんだ もう いい 助けはいらない 強いんだ 潔く そう認めて 夜のとばり 2003.3.15 一人疲れきって 家に辿り着き 冷たいベッドに体を埋める そのことに 寂しさも虚しさもない 本能が求めている休息を ただ貪るだけ いつだって ぬくもりを欲しがって いつだって 優しさを欲しがって 生きているのに 今夜は・・ 静かな夜のとばりだけが 気のいい友達 社会性 2003.3.15 社会と関わることに 金と人に関わることに 慣れることが出来ないまま 暮らし続けている 社会と関わることが 金と人と関わることが この世界と私を繋ぐ糸だと 知っている ただ その糸を手繰り寄せたいかどうかは また 別の話 蜘蛛の糸 2003.3.15 釈迦が地獄に垂らした糸を 私だったら 無我夢中で手繰り寄せようとするだろうか 人を押し退け蹴落とし 我先にと 上っていこうとするだろうか この上に何があるかも知らず そこがどんな場所かも知らず ただ 光だけを信じて 登っていこうとするだろうか 暗中模索 2003.3.15 光に群がる虫のようには 生きたくはない 海中で息を潜める鯰のようにも 生きたくはない この世に生を受けた 掛け替えのないひとつの命を どう使い果たせばいいのか 思案し続けている そして まだ 答えを出せずにいる 春めいて 2003.3.12 春めいたようでまだ寒い 愛し始めたようでまだ恐い 目を閉じて風を浴びてみる 気持ちいい あなたにキスされるみたいに 近付いては遠のく花びら きれいね あなたに微笑まれるみたいに 春めいて 天使の矢 2003.3.12 遠い空にハート型のひこうき雲 光が抜け落ちて私の胸を射るの あなたに伝えなくちゃ ねえ 空を見て 坂を登りきればもっと近付く 薄紅色に染まった夕焼け 遠い空にハート型のひこうき雲 光が抜け落ちてあなたの胸を射るの 天使の矢が 私とあなたの胸を射るの ピンク 2003.3.12 サーモンピンクのスプリングコートを着て ご機嫌顔で歩いてみる 春を纏った桜色の女の子になりたくて ピーチピンクのリップグロスをつけて 愛らしい雰囲気を醸し出してみる 春を装った桃色の女の子になりたくて ねえ あなたにだけ見せたい 可愛いねって言ってね それだけで私の頬はピンク色に染まるから 先回り 2003.3.12 このまま愛してもいいのかしら? と思っている頃にはもう・・ しっかり愛しちゃってるのかも 心の方が頭より いつだって先走ってる さり気なく 2003.3.12 頑張っているのは私のため そして あなたのため 二人のために頑張れたらいいよね とても自然に・・ そしてさり気なく・・ 母の言葉 2003.3.12 「あなたが良いと思っている人なら良いんじゃない?」 そう いつも母は言う 私を信頼しているのか 私と好みが似ているのか わからないけれど 私の幸せを一番に願っている人がそう言うのだから 私は私の選んだ人を信じよう そして 愛そう 多重人格 2003.3.9 私の大人びた仕草の裏に 臆病な少女が眠っているのを あなたは知っているの? 時々 その子は 震えが止まらなくて 泣き出してしまうのよ 私の無邪気な笑顔の裏に 孤独な老女が眠っているのを あなたは知っているの? 時々 その人は 寒さに襲われて 叫び出してしまうのよ 私さえ知らない私が この中に眠っているの ねえ、起こしてくれない? そして 私を一人ずつ殺してしまって 最後に残った私を 食べ尽くしてしまって いま 2003.3.9 先のことなんて 誰にもわからない その分 今が愛しい 今 私を幸福で満たしてくれるすべてが 今 私が慈しんでいるすべてが 掛け替えがなく 愛しい 愛しくて泣けてくる 日常 2003.3.9 自然な感じになって来て 時々 恐い あなたはすっかり私の日常 日常がなくなったら 生きて行けない あなたが側にいない生活なんて 恐くて考えられない なので 考えないことにする ずっと一緒だと思い込んでしまおう あなたはいつもいてくれると安心してしまおう 過保護 2003.3.9 不安なのは嫌 いつも 甘やかされていたい 人生も社会も厳しいから あなただけは 私を可愛がって 甘やかして腑抜けのバカな女にして ストロベリー トーク 2003.3.9 私は甘い言葉を 囁くのが好き 囁きながら 肌に髪に触れるのが好き あなたの名前を呼びながら 愛してると伝えるの 恋を言葉にしないあなたを 甘い言葉で閉じ込めてしまいたい 見つめる 2003.3.9 見つめる 瞳に映る情熱を あなたが汲み取って 抱き締めてくれるように 見つめる 桃色の頬に浮かぶ幸福を あなたが手のひらで 温め続けてくれるように 見つめる 俯いた睫毛を濡らす涙を あなたの柔らかな唇で 慰めては塞いでくれるように 言葉探し 2003.3.9 言葉を探しているの 心のままの言葉を 形にしようとするほど 遠ざかるものが多過ぎて 困り果てながら それでも 言葉を探しているの 伝えたい想いを上手に 伝えたくて 心を伝えたくて 叶うなら 2003.3.9 何もかもを捨てて 私の胸に飛び込んで来るなら 全てを受け止めようと思った 何もかも中途半端なまま 私の胸を触ろうとするなら ピシャリと撥ね付けるしかない 何もかもを捨てて あなたの胸に飛び込めない私が あなたに望むのは可笑しな話 自分からは動けない 私のずるい願い 叶うなら 早く 何もかもを捨てて 私のもとへ来て イジケテル 2003.3.9 勉強中のあなたの邪魔にならないように 一人でビデオを見て 一人で眠った 遊んで欲しいのを我慢して イジケテル 子犬みたいに 足を伸ばせば触れる距離にいるのに 寂しかったの じゃれ付きたいのを我慢して イジケテル 子猫みたいに 掛け布団 2003.3.9 眠りながら足を絡ませてくる あなたが蹴り落とす布団を 寒くて掛け直す私 くっ付き合って眠る幸福に 目をこすりながら あなたのおでこにキスをする 風邪を引かないようにね 食べ姿 2003.3.9 あなたの食べているところが好き 私を食べているところも好き セックスは食事に似ている どちらも本能 どちらも不可欠 食べ姿がキュートな男が好き 恋年齢 2003.3.9 早いものでもう一年 出会えたことに感謝する 神様がいるなら神様に キューピットがいるならキューピットに 運命があるなら運命に 感謝する 恋は恋 でも いつか 愛に変わるかもしれない ここからは きっと 私とあなた しだいだね・・ 聴きたい声 2003.3.3 誰かの声を聴きたかった 誰でも良かったわけじゃないの 疲れていて ただ 心の空洞が大きすぎて 一人では どうしようもないと感じたから 心に風が吹いて このままじゃ 冷え切ってしまいそうだったから 誰かの声を聴きたかった 誰でも良かったわけじゃないの あなたの声が・・ いい 和み 2003.3.3 あの人といると和む ゆっくりとゆったりと生きて行けそうで でも 今日は月曜日だから 一人で頑張ってみることにするね 覚醒した脳を持て余しながら 浅い眠りに浸かることにするね 統合 2003.3.3 心の中にいろんな自分がいくら住んでいようと 体は一つしかない だから・・ 結局 一つに絞らないと 体も心も持たない 心を一つにしないと 幸せになれない 疲労 2003.3.3 疲れてしまうんだ 私は私に疲れてしまう それなのに 改善することをしない 原因を知っていながら 飢餓 2003.3.3 意味のあることをしたい 時間にも命にも限りがあるから 意味のないことはしたくない それなのに 今日したことの大半が 意味のないことのような気がして また飢餓が始まる 心が飢え始める ダメージ 2003.3.3 したくないことをしなくてはいけないことが多過ぎて 心に亀裂が生まれる 傷が癒えるまでは調子が悪い 無理をすれば停止する したくないことをするのは きっと 心に悪い 私にはダメージが大き過ぎる Top of Page |
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