feel 2004.2.25

一人ではないと
目から鱗が落ちたみたいに
感じる瞬間がある

あなたが生きてる
そのことを肌で感じた瞬間に
何かが少し変わった



出し惜しまない 2004.2.25

いつか死ぬ
それがわかってる分だけ
出し惜しみは出来ないな



どうせなら 2004.2.25

生きているだけで疲れるけれど
どうせ疲れるなら
色んなことをして疲れた方がいいかもと思った

息してるだけで消耗するなら
走ったり踊ったり歌ったりしてみてもいいかもと思った



それなりに 2004.2.25

良くやったよ
たまには誉めてあげないとね
少しでいいから
自分を認めてあげないとね

あなたはあなたの
わたしはわたしの
歩幅でそれなりに歩いてる
それなりに進んでる

十分じゃない



自分付き合い 2004.2.25

子供の頃とちっとも変わってない自分に
呆れ果てて 途方に暮れて
でも
それがまた愛しくて
それがまた可笑しくて
じっくり育ててあげるのもいいかと思う

気長に死ぬまで
付き合って行こうと思う



出会い 2004.2.25

出会えたことが強さになる時と
出会えたことが弱みになる時がある

愛してることが強さになる時と
愛してることが弱さになる時がある

出会わなければ
どちらも手に入らなかっただろう感情
出会うことはなかっただろう私



道 2004.2.21

てくてくと歩いていると
道端には花が咲いていて
土の上には蟻んこがいた

花をもぎとって
蟻んこを踏み潰して
さくさくと歩いて行くと
道端の花はしおれ
土の上の蟻んこは死んでいた

自分の歩いて来た道が
自分の前に続いてる



信じよう 2004.2.18

奇跡を信じよう
じゃないと
奇跡に気付けないもの

愛を信じよう
じゃないと
愛を見過ごすもの

未来を信じよう
じゃないと
太刀打ち出来ないもの



原子 2004.2.18

何になりたいんだろう
何がしたいんだろう

鳥になりたいな
空を飛びたいな

何処に行きたいんだろう
何処を見たいんだろう

海に行きたいな
珊瑚に触れたいな

体から魂が抜け出して
旅が出来たら
何処にでも行けるし
何にでもなれるよ

星になりたいな
光を纏いたいな

海に帰りたいな
雫に戻りたいな

あと もう少しで・・
叶う



遠い友達 2004.2.13

私の書く詩なんて
一人の不幸っぽい女の戯言で
自分でも嫌になる
けど・・
どこかに
一人の不幸っぽい誰かがいたら
遠い友達にはなれるかもね、、



旅 2004.2.13

放っておいて欲しいくらい
一人ぼっちな時がある
放っておかれたら
永遠に一人ぼっちかもしれない

でも いいや
本当に 本当に
寂しかったら
人を探しに旅に出るから



・・でしょ 2004.2.13

生きて来たこと全部を否定したいくらい
悲しい気持ちになる時があるけど
全部を否定することなんて
出来るはずがないんだよ

自分のこと少しでも可愛がって来たなら
全部は無理だよ

どこかしらにまだ希望を持つでしょ
なんだかんだいって
未来を見るでしょ



いいじゃない 2004.2.13

いいじゃない。

家に帰って部屋が真っ暗で寒くても
飼い猫にそっぽを向かれても
冷蔵庫にヨーグルトがなくっても
いいじゃない、べつに・・

家に帰って一人ぼっちで泣きそうでも
恋人にそっぽを向かれても
冷蔵庫にビールしかなくっても
いいじゃない、べつに・・

不幸なら、
それはそれで、いいじゃない。



私へ 2004.2.13

今しかわからないことがある
あの時にしか出来なかったことがある

今の私をあの時の私は知らないし
あの時の私のように今の私は感じられない

ごめん、
悪いけど先へ進むよ
あの日あなたがどんなに何かを大切だと思ったにしろ
もうそれは過去だから
悪いけど先へ行くよ



受けて立つ 2004.2.13

受けて立とうと思う
私が感じる全てのことを

深い深い闇でも
汚い汚い泥沼でも

私が感じるのなら
受けて立とうと思う



満月の顔色 2004.2.8

満月の下を歩きながら
早く家に着きたくて
泣きそうになった

ごめん、
今日は余裕がなくて、
あなたがどんな顔をしているか、
気にも止めてあげられない。



楽しいかも 2004.2.8

クマじゃないけど
クマみたいに
トンボじゃないけど
トンボみたいに
てんとう虫じゃないけど
てんとう虫みたいに
なって一日過ごしたら
楽しいかも



心の・・ 2004.2.8

行きたい場所は
誰も知らない場所
心のそんな場所

欲しい一瞬は
誰も知らない一瞬
心のそんな一瞬



反抗期女 2004.2.8

選択の余地はないと知りながら
何か方法はないかと足掻く
私は・・
年増の反抗期女



雪 2004.2.3

雪が降っている
髪に肩に睫毛に
降り積もる
じっと立っていよう
しろく しろく
なるまで



風 2004.2.3

風が吹く
私は飛ぶ
私が飛ぶのは
風が吹くから



木漏れ日 2004.2.3

木々の隙間から
零れ落ちる光

手を葉っぱの形にして
空にかざしたら
心に降り注ぐ




ことば 2004.2.3

好きのことば
嫌いのことば

憎いのことば
愛しいのことば

ことば ことば
生まれて 消えて

ふわり ゆらり
心にとまる



音 2004.2.3

聴こえるのは
耳があるから
泣くのは
目があるから

でも ほんとうは
私がいるから



涙 2004.2.3

痛いの
辛いの
悲しいの

嬉しいの
楽しいの
幸せなの

涙の波が押し寄せる
今夜は満ち潮

わたしは





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