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![]() 今宵の月 2004.5.25 いつか散るからこそ 花が美しいのだとしたら いつか死ぬからこそ 一瞬が輝くのだとしたら 私はそのことに感謝して 微笑みを浮かべたい 人に等しく与えられた 今日という一日の光と闇に 手を合わせそっと祈りたい 時計の針が0時をさす時に 窓を開け空を見上げ 今宵の月と出会いたい 会いたい人 2004.5.25 ずっと あなたに会いたかった気がする いま 出会ったばかりなのに・・ 禁断症状 2004.5.25 お菓子がなくても やっと平気になったのに あなたが美味しそうな匂いで 私を誘うの なきゃいられなくなったら 辛いのよ どうせあなたもいなくなるでしょ? ダイエット 2004.5.25 炭水化物を抜いて3日 確かに体重は減ったけど 歩いてるとフラフラする あなたに会わなくて3日 確かに自由になったけど 生きてるとフラフラする そろそろ限界。。 バランス 2004.5.25 私があなたに優しいのは あなたに優しくすることで 精神のバランスを保ってるからなの だから本当は 自分のためなの 悪化 2004.5.25 首が凝って整体に行ったら 次の日もっと痛くなって 左に曲がらなくなってしまったよ 友達 2004.5.25 風邪を引いて具合が悪いからって 電話を掛けられるほど まだ 親しいってわけじゃないよね? 色んな愛 2004.5.25 愛というのは 姿形を変えて 色んな風に現れたりします 前の恋人の中にいたり ただの友達の中にいたり 一生のパートナーの中にいたりします 色んな人への色んな気持ちが 愛に繋がっているのですね 独身主義 2004.5.25 一人でも楽しく生きて行けるというのは そんなに間違った言い分でもないです 夫がいなくても 子供がいなくても 幸せな人はいるのです 夫がいても 子供がいても 不幸な人がいるように。 不可解 2004.5.25 いつだって 私のことが 一番大事だと言い続けながら 平気で何度も傷付ける 男とは不可解な動物だ ヴェネチア 2004.5.20 満ち行く街 果て行く街 流れ込む水は螺旋を描き 街の灯りを飲み込んで行く ヴェネチアの魔法 沈み行く人の幻影 浮かび上がる愛の夢幻 一瞬の刹那を抱いて 幸福に酔いしれる 空がずしんと暗くなり 金星がぴかりと輝く 今 一瞬の光 ヴェネチアの光 フィレンツェ 2004.5.20 ずいぶん遠いところに来てしまった あなたはいないというのに 夕刻だというのに日は高く 風には草の匂いが染み 家々は太鼓の歴史そのままに 悠然と佇んでいる ずいぶん遠いところまで来てしまった 日が眩しい 空は澄み切っている 草原の地平線はどこまで続くのだろう あなたはいないというのに 腰掛けて 2004.5.20 西から東へ 糸のような雲が まっすぐに伸びている 私はその真ん中で 首を折り曲げて空を見てる 雲で綱渡りしようにも 西か東か決めかねていて とりあえず 腰掛けて 鳥と 歌う 繭 2004.5.20 両手で膝を抱えて すっぽりと入るくらいの 柔らかな家が欲しい 体温を2度だけ上げてくれるような 温かな家が欲しい 何も聞こえなくていい 何も見えなくていい 両手で膝を抱えて すっぽりと入るくらいの ほの暗い家が欲しい 光 2004.5.20 光はどこから さしている? 明るい場所で目をこらし はじまる場所を探せばいい 闇はどこから 攻めてくる? 暗い場所に目をこらし 終わる場所を知るがいい 光はどこから さしている? 光はどこから・・ 青い雫 2004.5.7 悲しみをスプーンで そっとすくうの 頬にあてて 涙を一つ残らず 舐めたりしてはダメよ きっと飲み込まれてしまうから ただ拾って 一つ残らず 悲しみをスプーンで そっとすくうの 奇跡 2004.5.7 夜の闇を痛く感じたり 日の光に救いを求めたり 昨日 そして 今日 過ぎ行く時の中で 衰えながら成長している 私 そして あなた 残り時間は知らないけれど 出会えた奇跡に乾杯 何処に? 2004.5.7 12時を過ぎた 今日が終った 私が思うのは 昔死んだ人と 今生きている人のこと そして 昔死んだ私と 今生きている私のこと 月はどの位置にいる? 私は何処にいる? 倦怠 2004.5.7 いつからか臆病で 闇も空も風も波も恐くて 勇気を出して沖に出る気がしない 得体の知れないものばかり その中で平然と生きながら 十分に疲れてしまったんだね 分身 2004.5.7 他人だということが もどかしくて それだけで胸がいっぱいです もう一人の私と いつか恋におちたい 寒がり 2004.5.7 寒い どんなに服を着ても 暖房を付けても 布団を被っても どうしたら 温まるのか知らずに 幾つの夜を凌いで来ただろう 私 子供の頃と 少しも変わっていない 寒がりのまま 忘却 2004.5.7 あの日 パパが死んだことに比べれば 何だって大したことない そう思いながら生きて来たけれど 色んな大変なことが あったのかもしれない 今ではもう忘れてしまったけれど 闇 2004.5.7 孤独から抜け出せない 孤独でもないのに 心の闇がどうしても 私に気付いてとうるさくて 放っておくわけにはいかないみたい 悲しみ 2004.5.7 生きていると悲しいことが多すぎるね もちろん楽しいこともあるけどね やっぱり悲しいんだよね 全体的に 好き 2004.5.1 この体 手 足 耳 目 何を感じ 何に触れて 何をするのか この口で 一番好きなものを食べて 一番好きなことを言おう 一番好きなあなたに 一番好きな私で 決意 2004.5.1 込み上がる思い それは愛 時に悲しみ 受け止めて突き放し 今までこうして生きて来た さあ、何が起こるか 見てやろうじゃない 証 2004.5.1 私の生きている証 それが 言葉となってどこかにすとんと 誰かにぽとんと 届きますように・・ 選択 2004.5.1 たくさんの選択 今夜のこと 明日のこと 好きなように選べばいい その中に本当の私がいるから 詩 2004.5.1 何か楽しいことがあったり 素敵な人に出会ったりすると 本来の目的なんて別に・・ って思ったりするけど やっぱり 私は詩を書いて 詩の中で生きて その中で死にたいな 恋 2004.5.1 どうしよう どうしよう どうしよう また恋に落ちてしまったみたい 墜落 2004.5.1 恋は飛行機の墜落に似てる 落ちてしまったものはどうしようもない あなたしかいない無人島で あなたを探す旅のはじまり 時すでに遅し 2004.5.1 はまりそう・・ と思った時には 大抵、すでにはまってる ぬくもりの中で 2004.5.1 初めて触れる肌のぬくもりの中で 全てを見てしまった気がしてた あなたの全てを垣間見た気がして 恐くて 嬉しくて 泣きたかった せっかち 2004.5.1 お楽しみはもう少し引き伸ばそうと思っていたのに せっかちな私は ガブッと 食べちゃった 不安 2004.5.1 好きになった瞬間に 不安がはじまる 不安で切なくて あなたに 会いたい Top of Page |
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