![]() | |
![]() 冬 2004.11.25 寒くないと文句を言い 寒いと文句を言う 天気も大変だ 二者択一 2004.11.25 知らずに捨てた 知らずに掴んだ 振り返ればいつも 無意識に選択してた 全てが 今日のために 仕組まれていた 依存症 2004.11.25 私に 依存している 私を 時々 うざいと思う 溺れ場所 2004.11.25 男に溺れながら 仕事に溺れるのは きっと 難しいだろうな 空を飛びながら 海に潜るような ものだもの 男心 2004.11.25 最近、毛深くなって来た 日に日に男らしくなって来た 仕事をして 家に着き お風呂かご飯か 聞かれてみたい さて、の間に 2004.11.25 さて、何から始めようかしら? そう考えているうちに 時間ばかりが過ぎる 今日この頃・・ さて、という間に 一つくらい 終らせられたかもしれないわ こんばんは。 2004.11.17 こんばんは。 星と会ったので 挨拶した 昨日も会ったよね、 そうだよね、 リバーシブル 2004.11.17 裏返しても使えるよ 私は リバーシブルなんで 多重人格 2004.11.17 もちろん人が好き でも、苦手でもある 出会いたくて仕方ない でも、閉じ篭りたくもなる 私の中に何人か住んでる べつに争いは起きない 一番欲求の強い人に 従うように出来てる 夢 2004.11.17 夢に君が登場したので ここぞとばかりに 抱き締めた 抱き締めたらいけないって ルールを忘れて 絞め殺した 柘榴 2004.11.17 正直に書ければいいのです 支離滅裂でも 分裂症でも ぎっしり詰まった柘榴のように 粒で埋めればいいのです 脳みそのような ルビーのような 詩で 失う 2004.11.17 失うに決まってるじゃない 二本の手で 二人は抱けないよ 二本の足で 二つは追えないよ 千切れるよ そんなことしたら オリオン座 2004.11.15 冬になるとベランダから オリオン座が見えるの この部屋のベランダから オリオン座を見ることが出来るのは 世界中で私ひとり オリオン座なんて誰にだって見ることが出来るけど このオリオン座は そんじょそこらのオリオン座じゃないの わかる? あるよ 2004.11.15 あなたは喜んでくれるかな? きっと喜んでくれるよね 人はいつも 愛する人の笑顔が見たくて 色んなこと頑張っているんだよ 私もあなたの笑顔が見たくて 生きているようなとこ あるよ 鬱期間 2004.11.15 心が沈んで 気持ちも顔もブサイクな時には あなたに会えないと思ってしまう 弱いから弱いところを 隠そうとするのかな あなたはそんなこと 気にしないって わかってるのに・・ 一瞬 笑う 2004.11.15 一瞬 笑う 嬉しくて 満足して 次の瞬間 もう未来へ 気持ちは行ってしまうから 飢え始める 不安になる だからこそ頑張れる そして 何かを成し遂げ また 一瞬 笑う 夢のまにまに 2004.11.15 私は知らないということを知っている とソクラテスは言った。 私も知らないということを知っているけれど なるべくなら 知ることなく 最小限のことに心を奪われて 夢のまにまに 死んでしまいたい、 嗜好品 2004.11.15 禁断症状は 消えたけど 今でも時々吸いたくなる 欲求不満は ないけれど 今でも時々会いたくなる 好きな気持ちは変わらない なくても生きては行けるけど 冬眠法案 2004.11.11 虫も動物も冬眠するのに なんで人間は冬眠しないんだろう? 働きすぎはよくないよ 果報は寝て待てと言うしね 冬眠法案が可決されたら みんな案外喜んで 冬眠すると思うけど。。 「今」 2004.11.11 「今」が 零れてる気がして恐い 何処かの「穴」から「今」が零れ続けてる せっかく幸せを噛み締めてるのに 問答無用で 「今」が零れ出す 誰か「穴」を塞いで コール 2004.11.11 私が あなたに 話し掛けなければ 私のこと 忘れてしまうの? 声に出ないだけで 心では話し掛けてるよ 楽しい 2004.11.11 楽しいよ だけど 楽しいだけじゃダメだよ 楽しくなければ もっとダメだけど 大事なこと 2004.11.11 なんでいつも 楽しいはずのことが 辛くなってきちゃうんだろう 私が怠け者過ぎて すぐ疲れるのがいけないのかな・・ 頑張れるとは思うけど 本当に大事なのは もっと前向きな何かだよね 束の間 2004.11.11 永遠の命じゃなくて 良かった いつか死ねるから どうせ死んでしまうから 愛せそうな気がする 許せそうな気がする 人を 自分を 束の間 受け入れたいと願う リアル 2004.11.11 快楽は単純でいい そこに嘘は存在しない あなたに抱かれるのが好き そこに嘘は存在しない 歪んだあなたの顔も良い そこにあるのは今だけ 絵 2004.11.8 パパに褒めてほしくて 綺麗な色で絵を描いた 誰かに褒めてほしくて 今も描き続けてる 頑張ったねって 頭を撫でて欲しい 良くやったねって 抱き締めて欲しい パパはもういないけど 代わりに誰かが 喜んでくれれば 嬉しいよ 城壁に塗りこまれた根 2004.11.8 ビルの城壁のくりぬかれた穴から 不自然に伸びた太い幹 そんなところに根をはって よく生きていられるな、 見上げれば 黄色く色付いた葉を風になびかせ きちんと息衝いている おまえは悲しいね、 場所など構うことなく 選ぶことも出来ず 生きられるだけ生きるのが 使命なのだね・・ 生きる 2004.11.8 どんなに塞ぎこもうと 高が知れている 私は死ぬことなど出来ない 生きるだろう 仕方なく もしくは 力任せに 星 2004.11.8 目の前にある景色を 黒いクレヨンで塗り潰したい そして 黒い画用紙の上に 銀で星を描くの 夜長 2004.11.8 日がすぐに暮れてしまうから 太陽が焦りすぎるから あなたに謝る暇がなかったよ あなたに会うことが出来なくて 明日を待つ今日が 夜よりも長そうで・・ 忘却 2004.11.8 あなたとのこと 忘れ去るなんて不可能ね 出会う前の私に 戻れるはずもないのだから Top of Page |
はじめまして 音 詩&写真 Utatane日記 ひとりごと 詩 散文 童話 リンク BBS |