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![]() ずるい 2006.8.30 一人じゃ歩けないから 誰かに寄り掛かるのも 一人で歩けるのに 誰かを振り回すのも どっちも ずるい気がしてしまう ずるくて汚い気がして もう 触らないで 放っておいて って、思う 早く救い出して それでも抱きしめて って、思う あなたが抱きしめていてよ 2006.8.30 結局ひとりじゃ寂しいんだ 寂しくて孤独で怖いんだ 誰かが愛してくれてないと 息も出来ないくらい 不安になるんだ こんな当てのない未来 当てのない自分 せめて 当てがなくてもいいから あなたが 私を抱きしめていてよ あなたには 2006.8.30 愛してる人に 抱きしめて欲しいの 大丈夫だって 囁いて欲しいの 私は一番大事なものを間違えて 何もかも台無しにしてしまう 間抜けな子だけれど それでも あなたには 抱きしめて欲しいの バカだなと笑って欲しいの 言って 2006.8.30 ありがとうを言ってから おやすみを言うから さよならを言う前に おはようを言って 離れ離れでも心で 言って 十字架 2006.8.30 人に飢えてる 愛に飢えてる 全てを蔑ろにしてきた 私の十字架 悲痛な笑顔 2006.8.30 この心の痛みはなんだろう 手のひらの中の林檎みたいに 鷲掴みにされて苦しくて いっそ捻り潰してくれたら いいのに 手の主はそれほど強くもなくて 鈍く重い痛みに耐えながら 笑ってはみるけれど 笑顔は・・ おぞましく醜いに違いない 時 2006.8.30 時間を味方につけて 今をやり過ごすしか 道はない どす黒い心の膿が 自然と消えるまで 待つしかないのだ 寂しいよ 2006.8.30 あなたが忙しい時に うざいかもしれないけれど キスをして好きと言ってキスをしたり 抱き合った後にまた抱き合ったりして 本当は過ごしたいんだよ 大人だから言わないけど 寂しいよ 単純 2006.8.26 必要価値があるかどうかなんて 気にしても仕方がないけれど ない気がすれば気が滅入り ある気がすればやる気が出る 人なんて単純です 突然の鬱 2006.8.26 おまえなんか ぜんぜん大したことないし いらないよ って、 自分の中の意地悪なやつが 言うんだ 応戦する元気はないし おまえの目論見通り 落ち込んで来たよ 他の人 2006.8.26 他の人がやってるなら 私はやらなくてもいいでしょう 私がやっても無駄でしょう 他の人に任せておけばいいでしょう ぐったり 2006.8.26 どうしよう なんかすごく疲れてしまって 何もかもにそれほどは 意味がない気がしてしまって ぐったり 豹変 2006.8.26 優しかった あの人まで冷たいし なんかもうダメかもしれない 口だけ 2006.8.26 口だけじゃん 人なんて 都合のいいこと言っといて 言うだけで終わりじゃん だったら 最初から言わなきゃいいよ いじめたい 2006.8.26 なんだかすごくイライラする 自分に対して一番ムカツク なんて勝手で我侭で気まぐれなんだ 縄で体をグルグル巻きにして 馬に乗って振り回して メチャクチャにしたい いくら謝っても許さずに ウエスタンブーツで 顔を踏んづけたい 自分好き 2006.8.26 自分好きな女が 自分嫌いになったら 生きていく術はないです 助言 2006.8.26 バカじゃない 何も出来ないくせに 偉そうにしちゃって 少しは改心した方がいいよ 私の中で私が言う その通りだと 私は思う おもいで金魚 2006.8.22 もし 私が 小さな 小さな 金魚鉢の中にいる 赤い金魚だとしたら ここから見える丸い空と ユラユラ揺れる水草と 覗き込むご主人さまの影を 綺麗な絵にするよ みんなが寝静まった後に 縁側に掛かった風鈴に 精魂こめて描くよ だから 覚えておいておくれよ 私が死んでも 風鈴が鳴るたびに 思い出しておくれよ 丸い空とユラユラ揺れる水草と ご主人様の影と赤い金魚の ひと夏の風景を ご主人様の 最後の夢が どうか叶いますように 綺麗な絵にするから 旅 2006.8.22 軟弱な私 もっともっと 広い世界を見てみたい 雲の上から見渡して 大したことないわね と言えるくらい 見尽くして 傷ついて 感動して どうにもならなくなって 帰って来たい 未熟な私 もっともっと 広い世界を知りたい 何処にでも行きたい 何もかもがしたい 好きになると 2006.8.22 誰かを好きになると いつも そう 私って つまんないやつ って思う もっともっと魅力的になりたいと 切実に願う 大急ぎで 二段抜かしで 次に会った時には 褒めてもらえるように 頑張るから って思う 思い込み 2006.8.22 女の子は単純 恋をすると この人に会うために 生まれてきたとさえ 思うのよ 一瞬でも本気で 思うの 過去に何度も違う人にも思ったことは 綺麗さっぱり忘れているの すごいでしょ 2006.8.22 色んなことを思って 色んなことを忘れて そして また色んなことを思うんだ 飽きもせず すごいでしょ クールビズ 2006.8.22 暑いんだし そんなに頑張らなくても いいんじゃない? 休養日 2006.8.22 昨日は一度も鏡を見なかった 画期的な休養日 くすぐったい 2006.8.22 あなたを好きになって くすぐったい 自分じゃ手が届かなくて くすぐったい 中毒者 2006.8.22 いつでも止められると思ってるのに いつまでたっても止められない 嗜好品 男とかタバコとかお酒とか 不倫とかチョコレートとか夜遊びとか 中毒者は中毒だと気づかないから 怖いよね 風 2006.8.16 風が気持ちよくて フラフラと歩いてた 雨が降ってきても 気にせずに 歩き続けた 空は暗いブルー 黒猫の瞳みたい 吸い込まれそうに 魅力的 このまま ずっと 歩き続けていたら 空に迷い込んでしまいそう 迷い込んでも 気にせずに 歩き続けようか 風も気持ちのいいことだし ふと心触れ合う 2006.8.16 すごく遠いところにいるのに 一緒に生きてるような気がしたり すぐ近くにいるのに なぜか遠い距離で生きてる気がしたり 人が好きで 人が恐くて 人が恋しくて 人が煙たくて ただ 一人 唯一無二な恋人を 求めて ただ 一人で 我武者羅に未来と 向き合って すごく遠いところにいる誰かと ふと心触れ合う気がして 願う 2006.8.16 誰かを好きになることは とても楽しいこと そして切ないこと 今は ただ あなたが元気で頑張れるように 願うの 集中 2006.8.16 会ってる時には 集中するから それ以外は放っておいてって 言うけどさ 会ってない時には 私のこと 思い出しもしないわけ? 恋してる 2006.8.16 もし 私が好きなら キスをして 強く見つめて 女の子みたいに 恋してると言って 問い合わせ 2006.8.13 あの人にメールしてしまった メールが来るまでに あと何回iモード問い合わせをするだろう・・ イソギンチャク 2006.8.13 波のように抱かれた 私はイソギンチャク 夏だから たまには いいか どんな女? 2006.8.13 「変だけど、いい女だよ」 って、言われたい 「いい女だけど、変だよ」 とは言われたくない 猫じゃらし 2006.8.13 ビヨ〜ンと伸びた 植物があったから 頬っぺたで押して 猫みたいにじゃれて遊んでた あなたに見られてるなんて思わなかったよ 恥ずかしいっ! 今度は、あなたの指にじゃれついてもいい? 二の腕 2006.8.13 カウンターに隣合わせで座っていると 横を向けば目の前に あなたの逞しい二の腕があって つい抱かれたいと思ったの 狼女 2006.8.10 満月だから 興奮して眠れない ねえ、襲っていい? あざとい 2006.8.10 ペアのワイングラスがまた割れた 最初から三つ買っておけばよかったの? 最初に割れる一つが気の毒ね 村社会 2006.8.10 東京といえども 村社会ですから 秘密にしようなんて無理 誰と誰がどうとか・・ 聞いてもないのに 教えてくれるの ゴロゴロ 2006.8.10 ベッドであなたを待って 犬のように眠りたい ゴロゴロあなたのためだけに 生きてるみたいに過ごしたい 今日はいい子でお留守番してるね 三日で飽きたらごめんね 風 2006.8.6 風はいいね 気ままで そういう私も 風のようなものかしら とても気ままに生きているね 花はいいね 儚くて そういう私も 花のようなものかしら とても儚く死んで行くね 土はいいね 無口で そういう私も 土のようになれるかしら とても静かに横たわりながら 新しい命を育て行く 地球の一部に戻れるね 月 2006.8.6 満月に なりそうでならない月がいた チラ見して すぐに止めた あなた 満ちる月? 欠ける月? そんなことも知らないし 私のこと気にかけても いなそうだし それなのに 満月になりそうでならない月のこと 気になって ベランダへ出て探したら 真上にポカリと浮かんでた さっきより心なしか丸くなってる なんだ、私のこと好きなのね それならそうと言ってくれれば ずっと見つめててあげたのに バカだなぁ〜 好きだから・・ 2006.8.6 好きだから会いたい 好きだから会えない 好きだから恋しい 好きだから切ない 好きだから の後はいっつも・・・がいっぱいで 私の心は???で埋め尽くされる 選択 2006.8.6 数々の選択・・ 生き死にに係わる 幸福も不幸も 選択次第 誰のせいにも出来ない 信じられるのは自分 自分と自分の直感 でも、そんなに思い悩むほどのこともない 好きな方へ行けばいいのだ 好きな方すらわからなかったら なにもしないのもいいかもしれない 答え 2006.8.7 質問して 答えて また質問して また答えて またまた質問して またまた答えて 繰り返しながら 生きているけれど 時々飽きる どうでもいいよ そう思う どっちだって一緒だよ そう思う 答えなんて あるようでないじゃない 自分をその場その場で 納得させたいだけ 笑えてる 2006.8.6 たくさんの巡り合いの中で 今 隣にいる人のこと 大事にしないわけには いかないよ 誰かのために 大したことはなにも 出来ない 私だけれど 今 あなたと こうして 笑えてる 楽園 2006.8.6 昼間からビールを飲む 暑い太陽を言い訳に 素足を投げ出してダラダラする ヒートアイランド現象のせいにして 世の中はエコだと騒いでるけど 私にとってのエコはコレ! 昼間からダラダラとビールを飲んで 南国の楽園を演出するの お昼ね 2006.8.6 カーテンの隙間から 分厚い光が射し込んできて 私におはようを告げる もう、なの? 朝なの? 夏なの? なら、なおさら・・ ベッドから出れないわ リニューアル 2006.8.6 色んなものが 新しくなっていく 精錬され美しくなって行く それは とても素敵なこと 私も年を取るごとに 余計なものを削ぎ落として シンプルに凛々しくなって行ければと思う 生まれた時の ひとみを片隅に 生き抜いた強さを片鱗に 死ねたなら 素晴らしい グニャリ 2006.8.4 バカみたいに 疲れている この疲れには 何の意味もない 世のためになったわけでも 人を助けたわけでもない ただ 泥のように疲れた私は 泥よりも役立たず アメーバーのようにグニャリと ベッドに貼り付いて眠るだけ バリア 2006.8.4 物凄い勢いで月日が過ぎる 私ではなく 私の周りをくるりと囲んだ 丸い円の外側で 突風が吹いている 世界が右往左往してる 私の周りは静かなものだ 何が起きても跳ね返す 固いバリアの中で 今日も 私は無意味に生きている 正義 2006.8.4 人はただ 待っているだけでは 生きて行けない 自ら動いて無駄死にしようとも 槍と楯を手に戦いを挑む それが 正義だと信じて Top of Page |
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