ずるいから 2007.2.27

好きになって欲しい?
欲しくない?
それに合わせるよ
あなたに選ばせてあげる

私、ずるいから



魔法 2007.2.27

魔法をかける

一瞬であなたを夢の世界へ
連れて行ってあげる

そう、入れてみて



曖昧 2007.2.27

白黒つけるのが
大好きだったのに
どうしてだろう?
最近、曖昧に甘えてる

淡い関係を漂わせながら
薄く笑うの



くじ引き 2007.2.23

恋人にエントリーする?

くじ引きだけど
早めにしてね

私はあなたがいい
あとは運まかせ



笑顔 2007.2.23

今日私が元気なのは
昨夜、あなたといたから?

そうかもしれないし
そうじゃないかもしれない

たしかなのは
私が笑顔ってこと



別の人 2007.2.23

あなたに会いたい
目の前のあなたじゃなくて

私の一番好きな
あなたに会いたい

でも、もうその人はいない

同じ人だけど別の人



生 2007.2.23

時は過ぎる
命は逆走する

血が流れる
命をむさぼる

火はそのうち燻ぶり
花はいつしか枯れ果て
星は長い年月をかけて消え
夢はつかの間輝き
そっと闇に帰る

時は流れる
命は遡る

遥かむかし
あなたが笑った場所で
私が泣いている
あなたが死んだ空気を
私が吸う



他人 2007.2.22

どうして
だれもかれも他人なのか

あんなに熱く繋がりあったのに
はめこんで丸くなったのに

ふと気づけば他人
はじめより
なお、ずっと
遠い・・



end 2007.2.22

私、知っていた
もうお別れだって

知りたくなんてなかったけど
わかってしまう

そろそろ
お終い

きれいに
ぜんぶ
終わり



置いてきぼり 2007.2.21

時間がさらさらと流れて行く
私はいつも置いてきぼり
でも、置いて行かれたくて
置いて行かれてるような気もする

さらさらと
砂のように
するすると
生糸のように
時間がすり抜けて行く

風が吹いて
少し笑う

私はこの場所でぽつん

置いてきぼり

雨の気配に
空を見上げる



走れ 2007.2.21

自由すぎるから
自由になりたいの
幸せすぎるから
幸せになりたいの

胸の奥から湧き上がる欲求に突き動かされて
身を滅ぼすまで走り続けたい

人質は自分
この道の先で
ギロチンにかけられながら
こっちを見てる

その無垢な瞳が曇る前に行かなくちゃ
ただ我武者羅に足を前に出して

私を助けるために・・



独り占め 2007.2.21

誰も私を独り占めできないね
私も誰のことも独り占めしないね

独り占めされないと
特別視されてる気がしなくて
つまんないね
熱烈でうっとうしくなくて
ものたりないね

独り占めなんて無茶だけど
無茶なことをしようとするのが
恋なのかもしれないね



約束 2007.2.21

約束は苦手
その日その時になってみないと
どんな気分かわからないから
気が重い

先のこと
何も決められない私

未来が少し恐くて
つい逃げる



そういうもの? 2007.2.21

この場所でいいのかな?
私の生きる場所・・

いいもわるいもなく
今この場所に
いるのがはっきりした現実

本当にこれでいいのかなんて
たぶん一生わからないけど
今を積み重ねて生きて行く

人生ってそういうもの??



涙の色 2007.2.21

この心の名前を教えて下さい
この涙の色を教えて下さい

わからないことばかり
君のこと
僕のこと

せめて心臓を抉り取り
君の前に差し出したら
この愛を飲み込んでくれますか?

心の名前もわからず
死ぬ僕に
その柔らかな唇を
押し付けてくれますか?

紅に染まった頬に
最後の雫が落ちたら
何色ですか?



コール 2007.2.20

あなたが私を呼ぶ
優しいのに
悲しげで
私の方が心配になってしまう

風のように
春のように
波のように
鳥のように
光のように
歌のように

あなたが私を呼ぶ声がする

すぐに行くわ
待ってて

目を閉じても手を伸ばせば
わかるから

わたし
あなたのこと知ってる



記憶 2007.2.20

ずっと昔に忘れていたことを
思い出したの

私があなたを愛していたということ
あなたが私を愛していたということ
100年経って
お話は物語になって
私は2度ほど生まれ変わったから
すっかり忘れてしまっていたけれど
ふと、思い出したの

私たちがお互いの胸を刺し違えるほどに
愛し合っていたということ

現世ではどうかしら・・
どちらにしろ選択の余地はないわ

あなたを愛すのは私



つづく 2007.2.14

人生はつづく

仕方がない
恋でもするか・・

それで泣いても
人生はつづくし



日曜日のパパ 2007.2.14

テレビに向かって話しているの?
楽しいの?

そう、よかったね・・



もういない 2007.2.14

あの時の私はもういない
死んだんだ

あなたはいるのに・・
あなたを好きだった私がいない



2割り増し 2007.2.14

ずっと好きでいることが
できればいいのになぁ

ずっと好きでいられたら
私の恋は
2割増しで叶うのに



消えてしまう 2007.2.14

変わってしまうのよ
簡単に
無造作に
なんでもないことのように

人の気持ちは
一瞬で・・

怒ったり責められたりするような
ものじゃないわ

ただ悲しいわね
輝きが消えてしまうの

たしかに存在した光が・・



男と女 2007.2.11

女から生まれ
女に帰りたがる
男とは不思議なものだな

男を求め
男を受け入れ続ける
女とは不思議なものだな

私はどこまでできるだろう
男の夢になれるだろうか



奉仕 2007.2.11

気持ちよくさせてあげたいな
人を・・

それで私も気持ちよくなる



優しさ 2007.2.11

好きだから優しくしてるだけのこと
私は優しい人間じゃないわ



流れ 2007.2.11

流れに身を任せれば
自ずと答えが出るだろう

運命任せのようで
そうでもない

無意識に選び取る
日常の些細なことが
流れを作り出すのだから

一年後・・
もしあなたがいたとしたら
それは私が愛したからね



お疲れさま 2007.2.7

やれることはやった
そんな今日の私に
お疲れさま

誰にも文句は言わせない



存在感 2007.2.7

面倒くさくない相手というのは
すごいって最近思う

ほとんどのことが面倒な
最近の私にとってはかなりの存在

存在感がないから面倒くさくない・・
とも考えられるが止めておく



走馬灯 2007.2.7

最近、昔のことをよく思い出す
そして突然悲しくなったり
イライラし出したりする
昔のことなのに不思議だ

もうすぐ死ぬのかな・・



遠隔操作 2007.2.6

私といない夜
あなたが
私を抱きたくなればいいな
肌や胸やおしりに
触りたくなればいいな

それでいそいそ会いに来るんじゃなくて
お部屋でひとり大人しく妄想して欲しいの

ねえ、わたしのこえ思い出して



ほどほど 2007.2.6

あんまり一緒にいると好きになっちゃうから
ほどほどにね



風花 2007.2.6

サラサラと風に流されてしまうのは
フワフワと水に漂ってしまうのは
私が軽いからでしょうか・・

風花のように
ほんの一瞬
咲いて散るのも素敵ね・・



病気 2007.2.6

例えば好きな人から
電話が掛かってきても出ないとか
性欲はあるけどsexするのは面倒だとか
その程度に
私は患ってて
心の芯が冷たく
鈍く痛む感じが続いてる




Top of Page

はじめまして    詩&写真  utatane日記  ひとりごと    散文  童話  リンク  BBS