感じて　2008.10.28 感じたい 感じさせて 頭じゃなく 体で 今 あなたが必要なの 永遠　2008.10.28 はにかんで 笑う 顔が好きで たぶん ずっと好きで 永遠を殺し文句に 口説いて いいですか？ 胸に抱いて さらっていいですか あぶないな　2008.10.28 あぶないな 愛おしいよ 気持ちが傾きすぎてる いいの？ って聞くと いいよ って男は言うけど 根拠なんていつだってないんだ 猜疑心を抱きながら 流されるのも 気持ちいいけどさ やっぱり あぶないな 探し物　2008.10.28 探し物をしていたら 次から次に 失くし物を思い出し いつまでたっても 探し物が終わらない どれか見つかっても まだまだ、これから いなくなるのね　2008.10.28 満ちて あと一歩で満月かな それとも もう欠けはじめているのかな どちらにしろ どっちにしろ 生まれる前へ向かうのね そこが漆黒の闇と知っていても ふたたび生まれるのだからと物知り顔で 満月は・・ いなくなるのね 日向ぼっこ　2008.10.28 洗濯物と一緒に日向に寝転がる カーテンがフワフワしてる わたし・・ なんだっけ？ なんだって いいんだっけ？ 気持ちよくて うたたね 右目だけで空を見れば 鳥が消える 雲の向こうへ わたし・・ 鳥だっけ？ それとも 風だっけ？ 気持ちがよくて うたたね カーテンが光をつつんで 羽になって飛んで行く 欲張り　2008.10.20 もっと時間があればいいのに 一日が 一日では足りなくて もっと時間があれば あんなことやこんなことが できて あなただって 喜ぶかもしれないのに 思慕　2008.10.20 あなたのいない場所で あなたを思う そんなことして いいのだろうか・・ 許されても 許すことが 自分で無理だろうに・・ いろんな限界　2008.10.20 誰かが私にイライラして 私はあの子にイライラして あの子は誰かにイライラして 誰かも誰かにイライラしてる そんな会社 そんな街 そんな国 そんな世界 くっだらね〜な 私にイライラしてる誰かなんて知らね〜よ だから 私のことも無視して結構よ 小さいことでウジウジする暇なんて ほんとうは、ないのにね、 私たちには時間がないんだから。 運命　2008.10.21 あなたと出会い 自由になった 同じくらい 不自由になった 選んだわけでもなく ごく自然に 受け入れる 受け入れない 取捨選択のできない ただの出会いを ただの愛を 運命というのか わたし　2008.10.20 探す 探す 探す 切れ味のいい ナイフで 引き裂いて 覗いて 亀裂の入ったお腹の奥から 引っ張り出そうか それは何者か 私か 頭を砕けば そこから出てくるのは 崩れた脳か 私か 皮を剥いで 出てくるのは どこまでも白い骨か 私か わからない どこにいるのか、 が。 迷子　2008.10.20 さいしょ この部屋にあなたがいるのが 不思議で そのうち あなたと風景はお似合いで いつしか 私の見るものすべてに溶け込んで 話しかけるようになった ちかごろ あなたがいないと 辺りはさっぷうけい 時々、私は手足が何処にあるのか 見失ってしまう 壁に頭をぶつけてクラクラしてしまう あなたの目で見て あなたの肌で感じて あなたの呼吸で眠りたい わたし あなたを探しているうちに 風景の外側に 出てきてしまったみたい わたしのおうちはどこですか？ 美味しいコトバ　2008.10.20 あなたの口にした 美味しいコトバ 何度も繰り返し 食べて・・ しばらくは胸がいっぱい 寂しがらないで 飢えないで ニコニコ待ってる とはいうものの、 腹持ちの限界を 察知して 上下　2008.10.20 手のひらから落ちないように 気をつけながら 踊るね あなたの中で 歌うね 時々 地球から顔を覗かせて 下界を見下ろすの 上にも 下にも あなたがいて 迷っちゃう きて　2008.10.13 あなた どこにいるの？ あなた 声を聞かせて 触れてキスをしてないと 抱いて目を見てないと あなた まるで知らないひとみたい おととい見た夢みたい 幻じゃないなら ねえ、早く 私のおなかに戻ってきて 何色？　2008.10.12 何色かしら？ いろんな私 天使だったり　悪魔だったり 何色かしら？ いろんなあなた 少年だったり　中年だったり 今日の組み合わせはどうする？ 色がこぼれて 溶けた ふたりは 何色？ 何色かしら？ 今夜の私 何色かしら？ 明け方のあなた 色んな色がこぼれて とろけた ふたりは 何色？ いつの間に・・　2008.10.12 受け入れようか どうしようか 考えてるうちに なじんでた あなた 侵入者？ それとも 共存者？ ティンカーベル　2008.10.12 気づいたら溶け込んでる 風景の一部 私の心の中に 自然に映る まるで、妖精みたいに 眠りの森　2008.10.10 眠い・・ あなた以外のひとに 何を言われても寝てしまう あなたに名前を呼ばれたら 目を覚ますけど 前倒し　2008.10.10 いつか ひどく傷ついてしまうの わかってる だから 今もう傷つきながら あなたを愛したい いつかひどく傷ついてしまうことのないように 甘え　2008.10.10 今日あった出来事を あなたに話したかった なのに あなたから 連絡がなくて いじけてやる いじけて不良になってやる あなたじゃない人に 話したいことなんて これっぽっちもないけど 暇つぶしにはなるでしょう 微笑　2008.10.10 私が私の邪魔をする 痛い思いをしたくないなら手を引けと 脅迫する もう遅いよ とっくにボーダーラインを超えてるんだ 行けるとこまで行くしかないと 諦め顔で余裕の微笑 通せんぼう　2008.10.10 突然の雨ふり、 あなたにメールしてしまう 濡れて体を冷やさないようになんて ありきたりなこと 止むのかな この雨 あなたとふたり なら、雨もいいけど ひとりだと なんだか 通せんぼう みたい あなたに行きたいのに いつまでもいけない 私に掛けた 通せんぼう 存在　2008.10.5 いいって言ったっけ？ なんか気づいたら もう、あなたがいた 許して　2008.10.5 もう少しいいかな あなたとの 非日常を楽しんでいいかな 日常かしら・・と 軽い錯覚を覚えて いいえ、違う。と すぐ目を覚ますから あと少し戯れるのを 許して 遅し　2008.10.5 まだ、大丈夫 あと少し大丈夫 そう思っているときは 大抵 もう、時すでに遅し 好きのかたち　2008.10.5 好きよ と、流れていってしまう こころ 愛して と、伸びてしまう ゆびさき いけない いけない と、血が出るまで 傷つける そうして 自分を守りながら それでも あなたといたい くちびる が、好きのかたち 防衛　2008.10.5 あなたに傷つけられるまえに 自分で傷つけてしまえ あなたに 傷つける隙を与えずに 自分で自分を傷つけてしまえ アメニティーグッツ　2008.10.5 あなた用の歯ブラシとか 置きたくないのよね なんか 慣れ親しんじゃうじゃない？ だけど 虫歯が出来たらかわいそうだし つい買い置きを渡してしまう 結局あなたの名札がついた アメニティーグッツが増えて行く 緑とピンクの生活感が バスルームに並んでいるよ 侵入者　2008.10.5 すごく上手に 自然に 私に侵入してくるんだね あまりにも 当たり前ふうなんで ぼ〜っとしてるうちに 掠め取られた こっちまで 私の中にあなたがあるのが 当たり前みたいになってるんですけど 気づいたら いないとちょっと寂しいくらいに なってしまいそうなんですけど Top of Page

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