10月12日
10月11日に沖縄入りして試合会場で練習する予定でした。仙台空港と那覇空港間は1日1往復の直行便があります。とにかく心配なのは台風。10月は少ないとはいえ、やはり自然には勝てないですから。実際、これを書いている間に接近中とかニュースで流れてましたので、遠征時に台風が来なくてよかったです。
ただ、仙台空港への到着遅れが影響して沖縄への出発が遅れ、更に那覇からバス移動の渋滞とか色々あって、17時練習開始の予定が1時間半も遅れて到着となりました。
そのお陰で移動中の車窓から、昨年の日本海に続き綺麗な夕日を見ることができました。えっと、沖縄の夕日って東シナ海ですよね。宮城と沖縄の日の入りは1時間ほど時差があります。
一応事務局には連絡してたようですが、明日の準備中でもあったため、体育館は使える状態でした。「まあいつもの練習時間と変わらないですけど」と永井監督は言っていましたが、明日の第1試合に影響しないかちょっと心配。
当初の予定より練習時間は短くなったかな…選手は移動でガチガチになった身体をほぐして明日に備えました。いや、ホントに硬くなりますよね。ただ徳洲会はこれほぼ毎回長時間移動してるわけで…いや凄い、タフだわ。
ちなみに本部町民体育館は、美ら海水族館まで3キロほどの位置にあります。行ったことないので所在地まで気にしたことなかったのですが、美ら海水族館って本部町だったんですね。
沖縄はまだ30℃前後ありますが、湿気がない分、涼しさを感じます。横浜ラウンドで徳洲会のスタッフが「横浜の方が暑いよ〜」って言っていたのが分かりました。
では試合へ。ここからいよいよ8チームが一堂に集まり、苦手の関西チームとの対戦も始まります。全勝はもちろん、2勝1敗で乗り切れば、優勝争いにも加われる可能性が出てきます。
1勝2敗ならファイナルラウンドに残留か入替戦か生き残りをかけることになり、全敗なら最下位争いとなるため、それだけは避けたいところ。
願わくばここで残留を決めておきたいです。
リーグ第3戦 vs 住友電工(大阪)
<第1セット>
スタメン:FL高橋(怜) FC晴山 FR鎌田 HL高城 HC佐藤(孔) HR佐々木(章) BL清藤 BC熊谷 BR石川
リザーブ:佐々木(翔) 鈴木(勇) 本田
住電はライト強打とセカンドで前に落とすサービスエース、住電返球はマーカー外、高城ダブり、佐藤孔時間差を住電ブロック、高城強打2−4。住電レフトプッシュ、住電ダイレクト2−6、タイムアウト東北。
鎌田と石川の間に落ちる住電サービスエース、高橋怜フォローがドリブル、住電ライト強打をブロックするもオーバーネットで5連続失点。
住電オーバータイムス、佐々木章サービスエースでようやく連続得点、住電レフト強打をブロック、佐藤孔時間差、住電ライトタッチネット7−11、タイムアウト住電。
住電C、高城フォロードリブル、高城強打がブロックされ8−15、住電ライト強打をブロックするが、東北のミス絡みに高城強打がブロックされ5失点で9−19、タイムアウト東北。
住電サービスエース、佐々木章強打、熊谷に替えてピンサ佐々木翔も住電時間差10−21。
<第2セット>
スタメン:変更なし
出だしのサイドアウト応酬から鎌田強打、高橋怜ダイレクト、住電タッチネット5−2、住電時間差、佐々木章強打ネット、住電レフト強打をブロック、佐藤孔Aで7−4、高橋怜ダブり、住電サービスエース、佐々木章フェイント8−6。
住電レフト強打、高橋怜Aはオーバーネットで8タイ、お互い決め合い一時膠着するが、住電サービスエースで11−12と逆転され、住電返球ドリブル、住電レフト強打、高橋怜強打、鎌田に替えてピンサ佐々木翔は住電C、エンドライン際に住電サービスエース13−15、タイムアウト東北。
鎌田強打アウト、住電サービスエース13−17タイムアウト東北。しかし打開に至らず更にサービスエース含む住電の攻撃に為す術なし、最後は住電Cがブロックアウトで8連続失点の13−21。
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横浜ラウンドでは2試合ともいいゲームだったし、実業団での住電戦もまあまあだったので、イケるはずだ…とチーム内での認識はあったでしょうが、相手もしっかり修正してきましたね。
選手に気持ちの甘さがあったかは分からないですが、ガツンとやられたこの完敗は、今後の戦いにはいい教訓になったでしょう。ここ最近、2セットとも圧倒されたのってあまりないんじゃない?と思いましたが、「いや、遠征とかでは普通にありますんで」と永井監督苦笑い。
勢いに乗って勝つことはできますが、劣勢になった時とか、いわゆる “負けない戦い方” っていうのはウチが一番苦手にしているところ。改めて浮き彫りになったので、今すぐ技術的には難しくても気持ち的に直せるところはありますので、少しでも改善していきましょう。