10月13日
毎試合、重要な戦いではあるのですが、その中でも最重要になるであろうパナソニック津戦。なぜなら全敗中の相手に差をつけることが残留へ大きく繋がるからです。
相手も惜しい戦いが続いていて、RI東北には絶対勝たなければと思っているはず。ウチは昨日の敗戦を引きずらないことが大事。さあ、しっかり切り替えて挑みましょう!
リーグ第4戦 vs パナソニック津(三重)
<第1セット>
スタメン:FL高橋(怜) FC晴山 FR鎌田 HL高城 HC佐藤(孔) HR佐々木(章) BL清藤 BC熊谷 BR石川
リザーブ:佐々木(翔) 鈴木(勇) 本田
東北フォローミス、佐々木章リバウンドを津オーバーネット、津はAフェイント、レフト強打、中央からフェイント、ライトダイレクトと立て続けに決め1−5、タイムアウト東北。
更に高城強打がブロックされ、津のAも決まり6連続失点、津ライト強打がネットでようやく切れる。高橋怜サービスエース、津レフト強打ネットで反撃を開始するが、ここからなかなか点差は詰まらない。
高橋怜強打、晴山サービスエースで8−10とすれば、津は中央から強打、清藤弾くサービスエースで9−13、高橋怜のブロックはオーバーネット、高橋怜Aを津ブロック11−16。
サイドアウトの応酬で15−20とセットポイントを握られたが、鎌田強打、高橋怜A、高城強打18−20、タイムアウト津。
東北はブロックから何とかつないで高城軽打、高橋怜強打で20タイとし、タイムアウト津。高城強打を津ブロック、津ライト軽打を高城ブロックオーバーネット、追いついたものの一歩及ばず20−22。
<第2セット>
スタメン:変更なし
津レフトフェイントはオーバーネット、津レフト強打をブロック、佐藤孔時間差、津中央からリバウンドがオーバータイムス5−2、タイムアウト津。今度は東北が4点連取で先に抜ける。
しかし津はFR強打とAで6−5、ライト強打とFRプッシュで7タイと追いつきタイムアウト東北。ここは鎌田の軽打で乗り切り、長いラリーから津軽打をブロック、9−7。
鎌田軽打フォローを津ドリブル、津FR強打アウト12−9、津レフト強打、佐々木章弾く津サービスエース、なかなか引き離せない。14−12で津がタイムアウトを取ると、高城強打を津ブロック、津時間差フォローを佐々木章ホールディング15タイと追いつき、タイムアウト東北。
津2段トスドリブル、津A、高城強打、津レフト強打、鎌田強打、津レフト強打18タイ、両者一歩も引かずに終盤へ。佐々木章強打、佐藤孔時間差軽打でついにブレイク、20−18。
高橋怜が津Aをブロックオーバーネット、津ダブり21−19。
<第3セット>
スタメン:変更なし
序盤は互角の展開を見せ、5タイから鎌田軽打を津ブロックオーバーネット、津Aを高橋怜ブロック7−5、タイムアウト津。更に津レフト強打を晴山ブロック、佐々木章強打、高橋怜Aで10−5、タイムアウト津。
鎌田フェイント、佐藤孔Cで13−7、高城強打、佐藤孔に替えてピンサ佐々木翔は津レフトアウト15−8。
17−10となりこのまま行くかと思われたが、ここから津が猛反撃、高橋怜ダブり、津FR強打17−12、タイムアウト東北。高城強打アウト、津中央から連続で強打17−15。高橋怜A、津レフトフェイント18−16、タイムアウト東北。
佐々木章に替えて本田がHCへ、佐藤孔がHRへ回る。津時間差、高城強打、津ライト強打を本田ブロックオーバーネット、石川と清藤見逃しの津サービスエース19タイ、ついに追いつかれる。
ここは高城強打、晴山サービスエースで逃げ切り21−19。
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高城選手渾身の一打と、最後は起死回生と言えるサービスエースで締めましたが、「何故かこのサーブは入る!っていう確信がありました」と晴山選手、集中力マックスだったのでしょう。いや、お見事。
第1セットは取れませんでしたが、恐らく5点差のセットポイントから追いついたのって初めてじゃないですかね。詰めの甘さは課題として、この点は自信にしていいでしょう。まだまだ大きなポテンシャルを秘めているってことです。
なおこのラウンドでは試合後に勝利者インタビューが行われ、高城主将が受け答えました。昨日は負けたので、これを見る側になりましたが、やはり勝つっていいですねぇ。
リーグという点から見ると、セット率とか得失点絡みで、あまりよくない勝ち方ではあります。しかしこの時点で2勝ですよ? トップリーグが始まる前、もしかすると全敗で終わるんじゃないかという不安がありました。パナソニック津に限らず、対戦相手から見ると一番格下のRI東北には勝つという計算をしていたでしょう。
もしリーグ1位が全勝、リーグ最下位が全敗だとすれば、このまま2勝5敗で終わったとして6位相当に値します。それだけ凄いことなんですが…接戦状態で入替戦圏内から脱出していないので、チームとしては貪欲に更なる勝利を目指します。