2025年 東北・関東交流大会
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4月20日

2日目はNitto以外2巡目となるので、そう簡単に事は運ばないと思われます。その中で同対処していくか。
試合前のアタック練習で、NittoとRI東北は対面で、パナソニック新潟と黒修会は同一方向から打ってました。同一方向からだと回るのが早いですが、コート半分しか使えないので、試合で上げるセッターの球筋とは違ってきます。対面だとメリット・デメリットが逆で、昔は同一方向だったのが対面に変わってきたって感じです。
やはり本番同様のイメージでということでしょうかね。


vs Nitto(宮城)

1st.FL高橋(怜) FC晴山 FR佐々木(章) HL高城 HC佐藤(孔) HR佐々木(翔) BL石川 BC熊谷 BR清藤
2nd.スタメン:佐々木(翔)→FR鎌田 FR→HR佐々木(章)

第1セット: 序盤は一進一退の攻防で6−7から、佐藤リバウンドをNittoオーバーネット、Nittoライト強打アウト、Nitto時間差をブロック、高城強打、Nittoレフトフェイントがネット、清藤サービスエースで8点連取の13−7。
高橋A、晴山のサーブで崩し佐藤ダイレクト、高橋Aで16−9、本田投入。佐々木強打、熊谷サービスエース、佐々木強打、Nittoレフト強打をブロック21−12。

第2セット: 3−2からNitto強打を連続ブロック、佐藤時間差、鎌田フェイント、Nittoライト強打をブロック8−2。Nittoライト強打をブロック10−4、晴山トスフェイント11−6、佐藤に替えてピンサ佐々木は東北ブロック吸い込み、高城の強打と軽打で13−8。
石川、佐々木が連続で弾くサービスエースを決められ、NittoのAも決まって15−14と詰め寄られるが、鎌田強打で切り抜ける。するとNittoの強打ミスに付け込みライト強打をブロックして20−14、最後はNittoレフトタッチネットで21−14。

2枚ブロック。
3枚ブロック。

この試合はブロックが威力を発揮しました。また第1セット10−7にしたブロックは粘って粘って繋いだ成果であり、高城選手の軽打で13−8としたときも長いラリーを制したものでした。これくらい繋がると流れが自然とこちらに傾きますね。
危なかったのは第2セット15−14の場面、2本SPを決められていたのですが、ファーストをミスってくれてセカンドになりました。ここでしっかり鎌田選手が決めましたが、もし点を取れなかったらいつものミス連鎖になっていたかもしれません。
その後、21点まで走り切りましたが、高城選手がドリブルに取られてもしょうがないようなパスをしていたので、そこはキッチリ正確なプレーで流れを相手に渡さないようにしましょう。


vs 黒修会(岩手)

1st.FL高橋(怜) FC晴山 FR鎌田 HL高城 HC本田 HR佐々木(翔) BL清藤 BC熊谷 BR石川
2nd.スタメン:鎌田→佐々木(章)

第1セット: 高城強打がブロックされ、佐々木弾く黒修会サービスエース、本田時間差、黒修会2段トスドリブル2タイ。熊谷2段トスドリブル、佐々木強打アウト3−5、本田弾く黒修会サービスエース4−7、黒修会は時間差などで5−10、晴山ブロックタッチネットで6−12まで離される。
晴山サービスエース8−12、高橋Bと黒修会レフト強打をブロック、高橋Aで11−13、熊谷サービスエースで14−15と迫る。
佐々木に替えてピンサ佐々木もブロック吸い込みでなかなか追いつけず、高橋のBフェイントがブロックされ16−19、鎌田の強打がブロックされ17−20。
佐々木強打、黒修会ネットプレーでタッチネット、黒修会レフト強打アウトでデュースに持ち込む。清藤カットミスながらカバーして鎌田軽打で21タイにすると、高橋サービスエース、鎌田フェイント23−21。

第2セット: 3タイから高橋A、黒修会強打を4連続ブロック、石川サービスエースで6連続得点。本田時間差、黒修会のミスと熊谷2本のサービスエース、高橋Aの7連続得点で16−4、熊谷ダブり。
高城強打、高橋Aで18−6、佐々木サービスエース、佐々木ダブり、晴山ツーアタック21−9。

高橋(怜)選手のAクイック。
本田選手の時間差。

第1セットは今大会最大のピンチ。要所でのミスが響いて追いつけず、セットポイント取られて3点ビハインドでは勝負ありだと思いましたが、ここからよく粘りました。やっぱり最後まで諦めない、相手にプレッシャーを与え続ける、これが大事ですね。
昨年の交流大会では3セット落としてました。練習ゲームでメンバーが替わってもセットを落とさないっていうくらい、レベルを上げていかないと厳しいことは身をもって感じたでしょうから…ただ上位チームに対してこの戦い方になったら、通用しないのは百も承知のはず。更に精進です。


vs パナソニック新潟(新潟)

1st.FL高橋(怜) FC晴山 FR鎌田 HL高城 HC本田 HR佐々木(翔) BL石川 BC熊谷 BR清藤
2nd.スタメン:鎌田→佐々木(章)

第1セット: サイドアウトの応酬で5タイから鎌田強打、新潟レフト強打をブロック、高城強打8−5、本田時間差11−7、鎌田軽打、高城強打13−8と引き離していく。
佐々木強打、新潟レフト強打をブロック、新潟A、新潟ライト軽打、清藤弾く新潟サービスエースで17−15と迫られるが、新潟つなぎミスで難を逃れる。
新潟ライト強打、佐々木強打、高橋サービスエース、新潟ライト強打ネット21−16。

第2セット: 序盤のシーソーから新潟はダイレクトと佐々木弾くサービスエースで6−8、ここは佐々木強打、新潟FR強打をブロック、高橋フェイント、新潟中央からフェイントがアウトで10−8と逆転。
新潟中央から強打、東北ブロックタッチネットで12タイ、高城強打、高橋ダブりで14タイ、佐々木新潟ライトフェイントがオーバーネット、高城強打、新潟2段トスドリブル、高橋A、清藤サービスエース20−14と一気に抜け出す。
最後は高城強打21−15。

佐々木(翔)選手の強打。
熊谷選手のレシーブ。

やはり2回目の対戦では簡単に引き離せませんでしたが、我慢すべきところはミスせず粘り、チャンスの時は一気に畳み掛けるという意識でやれたのではないでしょうか。
2セット目20−14で高橋選手と高城選手が重なって返球できない場面がありましたが、高城選手の膝が高橋選手の太ももに入ったらしく、かなり痛がっていました。こんなミスで、もしプレーできなくなったら大変です。
高城選手が後ろで高橋選手が視界に入るのだから、高城選手が引くかもっと大声でアピールしないといけないかな。決定力があるアタッカー同士であり、積極性が出た結果ではありますが…
こういうところも埋めていくべき事項でしたので、表面化して良かったのでは。とにかく怪我には注意しましょう。

◇         ◇         ◇

というわけで無事大会も終了しました。今年はトップリーグが宮城で開催されることもあり、勝ちたい意識はいつも以上にあるでしょう。
どこまでレベルアップしていくか非常に楽しみですね!

大判フォト(対黒修会戦) (1350×900)

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