11th 全日本トップリーグ 1st Div. 大阪ラウンド 観戦記
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9月14日

住友電工との対戦は第4試合。試合間隔は1時間半を設定していますが、まずその時刻に始まることはなく、遅れるでしょうね。それだけ接戦、熱戦が多いのですが、応援団の一部の方は帰りの飛行機に間に合わなくなるので、残念ながら観戦できず…またの機会に応援よろしくお願いします。
遅い時間での試合はあまり経験なく、しかも今日は練習会場がないため、そこまでの過ごし方が難しい。この暑さなので、あまりに早い入りだと試合前に消耗する可能性がありますから。ま、これも一つの経験ということで。
メインイベントは最後ってのがお決まりですけど、「やっぱり早いうちに試合した方がいいですね(苦笑)」と永井監督。

ホームチームとの対戦ということで、この試合はキッズエスコートがありました。記念グッズとして会社ロゴ入りミニトートバッグと缶バッジをプレゼント。トートバッグにはフェイスタオルが入ってます。
気持ち的には地元大阪の応援でしょうが、リコーインダストリー東北というチームがあることを頭の片隅にでも入れてくれれば…チーム名長すぎですけど。


リーグ第2戦 vs 住友電工(大阪)

<第1セット>
スタメン:FL高橋(怜) FC晴山 FR三浦 HL高城 HC谷口 HR佐々木(章) BL石川 BC熊谷 BR清藤
リザーブ:佐藤(孔) 鎌田 佐々木(翔) 本田

佐々木の前に落ちる住電サービスエースなどで0−2とされるが、三浦強打、レフトから佐々木の軽打、佐々木サービスエースで3−2、住電A、三浦強打アウト、高城リバウンドを住電オーバーネット4タイ。
高城強打、谷口タッチ攻撃で6−5、三浦強打、谷口強打で8−6と離しかけたが、住電FRプッシュ、住電ライト強打をブロック吸い込み、晴山トスドリブル8−9、高城強打、住電レフト強打をブロック10−9、住電時間差、佐々木軽打アウト、佐々木軽打11タイ、一進一退。
熊谷に替えてピンサ佐々木は住電ライト強打、住電ライト軽打アウト、住電レフト強打、住電FR強打12−14、タイムアウト東北。高城弾く住電サービスエース、住電中央から強打、住電サービスエース12−17、タイムアウト東北。
住電返球がマーカー外、住電レフト強打、三浦強打、住電時間差、谷口弾く住電サービスエース、住電レフト強打14−21。

<第2セット>
スタメン:変更なし
住電レフトフェイントをブロック、住電セッタートスフェイント、佐々木リバウンドでブロックアウト、住電ライトフェイントアウト、三浦エンドライン際へサービスエース、三浦のサーブで崩し高城強打5−1、タイムアウト住電。
高橋Bプッシュ、住電レフト強打をブロック、谷口両手でフェイント8−2、住電A、住電サービスエース8−4、タイムアウト東北。
佐々木軽打、高城サービスエース、高城ダブり、住電ダブり11−5、シーソー後に三浦C、住電時間差をブロック14−7、タイムアウト住電。
住電ライト強打、高城強打、住電FR強打アウト、石川強打アウト、住電A、住電ライト強打16−11、タイムアウト東北。
住電ダブり、住電Cをブロックオーバーネット、住電ライト強打17−13、佐々木強打、住電FR強打アウト、住電FR強打、谷口時間差、住電FR強打を谷口ブロック21−14。

<第3セット>
スタメン:変更なし
高城強打はアンテナ接触、住電FR軽打、住電FR強打をブロック、住電ライト軽打をブロック、住電Aネット、住電レフト強打アウト4−2、住電A、住電FR強打、高城強打、住電時間差、住電サービスエース5−6、佐々木強打、住電中央から強打、住電セッターがコート奥にトスフェイント6−8、タイムアウト東北。
東北つなぎミス、高橋A、熊谷に替えてピンサ佐々木は富士通時間差、住電FR強打、高城強打ネット7−12、住電FR強打アウト、住電B、佐々木強打、住電FR強打、高城強打アウト9−15、タイムアウト東北。
谷口弾く住電サービスエース、高城弾く住電サービスエース9−17、谷口強打、住電FR強打、佐々木軽打、住電レフト強打ブロック12−18、住電FR強打、谷口時間差、住電ライト強打、石川弾く住電サービスエース13−21

試合動画配信(富士通戦のように編集された動画がアップされたら差し替えます)
石川選手のサーブカット。
三浦選手の強打。
清藤選手のサーブカット。
熊谷選手のサーブカット。

いい線はいってたんですけど…第1セット12タイからの5失点、ピンサでやられたのは間違いないのですが、それはどんなチームでも有り得るので、何回か上がった中で対処できることが勝てるチームの条件なのでしょうね。ワンプレーを大事にっていうのは、こういうところに繋がります。
第2セットはブロックや三浦選手のサーブによる先制パンチが効きました。リズムに乗るとボール回りもよくなり、多少のミスもあまり気にならなくなります。石川選手の強打はアウトになってしまいましたが、打ちにいくのはいいと思いますよ。積極的な結果ですからね。
住電は昨日の試合で住電伊丹にストレート負けし、今日は若手に切り替えて臨んだようです。そこのちょっとした綻びがこのセットに出たかな。いや、住電相手でもこういう点差になるんだなぁと、ちょっとしたミスや流れとかの怖さを改めて感じました。

勝負の第3セット、出だしはよかったのですが、連続失点を連続で取られてしまいました。終盤はブロックが簡単に抜かれるようになってしまいましたね。
注意力散漫なのか、技術のなさか…ただそれ以上に盛り上がりに欠けるのが気になるところ。
ただ大声を出せばいいというわけじゃないですけど、決まっても畳み掛ける勢いがないし、もうこれ以上失点は許されない場面で、次に何とかしようという気概が見えないんですよね。

住電の選手がイエローカードをもらいましたが、かなりの危機感を抱いていた試合で、これで勝てる確信が掴めたという嬉しさが、つい出ちゃったのでしょう。住電から負けられないっていう強い思い、プレーの必死さが伝わってきました。
RI東北もそれくらいの“ほとばしる何か”が欲しいね。

なぜ強いチームがウチ以上に声を掛け合ったり動き回るのか…肌で感じてるはずですし、どうしなければならないかも分かっているはず。
まずは一人一人の意識をほんのちょっと上げるだけでいいんじゃないかと…勝つためにやれることをやっていきましょう。

◇        ◇        ◇

残念ながら連敗となってしまいましたが、苦手チームに対して昨年と比べると劇的なほどいい勝負ができたことは自信にしていいでしょう。勝つために足りないものが鮮明になって、収穫としては大きいんじゃないかな?
ベテラン勢へ交替する機会もありましたが、敢えてそのまま通したところに監督の強い意志を感じました。新人も慣れていくと思うので、わずか数週間後であっても広島ラウンドまでの実力アップが期待できると思っています。

次回は更に重要さを増す3連戦。今のRI東北はここぞの場面で内面的な弱さが出てしまいますが、気の持ちよう一つで大いに飛躍できるレベルだと思います。なら、実践しない手はないですよね。
あのデュースが、この1セット取ったことが報われるよう、しっかり前進していきましょう。そして歓喜の雄叫びを!

大判フォト(対富士通戦) (1350×900)

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