特別付録! その1
TAKANAKAロッドカバー作成法
その2

 さて、特別付録のコーナーです。ココに気付いた方にだけ、ちょっとお得な(?)情報を。

 SG-2000MTのロッドカバーが単体購入できないことは、もう皆さんもご存知でしょう。ただし破損したMTのロッドカバーを渡せば、それと引き換えに補修パーツとして購入することはできるらしいです。しかしこれでは意味がないですよね?
 かといって、このパーツを作るには大変な苦労・・・というより、資金が必要です。何せロゴはシルク印刷ですから。

 さあそこで、とんでもない方法でロッドカバーをコピーし、「なんちゃってTAKANAKAロッドカバー」を制作してしまおうというものをご紹介します。



 これがMT用のロッドカバーです。
 MT以外のSGに着けてみたいですよね?単体販売して欲しいところです。それがみんなの望みでしょ?


 左から順にMT用、'79年製、現行のロッドカバーです。
 どうですか?何か違いに気付きませんか?
 そうです!カバーの形状と、カバー下部の2つの止め穴の位置が違っています。MTのカバーは横幅が広くずんぐりむっくりしていて、下部のネジ穴は'80年代のものと同じ間隔になっています。もともと本人のSGは'79年製ですからね。'80年代初期までのSGならこのロッドカバーは問題なく着けられますが、それ以降のSGには止め穴の位置が問題になります。('80年代初期までのものと現行のものとでも形状・ネジ位置とも違います。)
 ということで、MTのカバーを現行のSGに着けるには、ヘッドの穴を埋め、空けなおす必要があります。形状の違いはどうすることもできませんね。


 で、ヒントです。
 左からMT用のロッドカバー、某氏からお譲りいただいたMTロッドカバーのコピー、プレーンのロッドカバーです。
 プレーンのロッドカバーは形状がほぼ同じでしょ?(白っぽいのはビニールシートが貼ってあるからです。)
 これはAE-1500/SA-2200用のロッドカバーです。これを使えば同じような形状のロッドカバーが作れます。
 ちなみに真中のコピー物はシルク印刷で完成度も高いのですが、サイズからこのプレーンのロッドカバーを使用しているようです。MTのカバーは、もう少し横幅のある形状です。


 そこで本題!とんでもないことをしましょう!
 それは、MTのロッドカバーをスキャナーで取り込むのです。
 高めの解像度で取り込み、Photoshopなどで編集しましょう。本気で作るならシルク印刷してもらいましょう。

 ロゴのサイズを間違えないように!(最大値29×9)


 もののついでに、オリジナルバージョン。
 たぶんこんな感じです。
 フォントはBrushed Script、サイズは20で大丈夫そうです。左のものは、上のロッドカバーとの合成です。本気で作るなら、フォントカラーをゴールドにしてシルク印刷してもらいましょう。


   それを、透明フィルムラベルにプリントアウトします。
 で、機種名が隠れるようにテキトーに切って、使用しているSGのロッドカバーに貼り付けましょう。
 貼り付けるときには、ロゴの白い部分は印刷されませんから、フィルムの裏を白く塗るか、白いシートになるものを敷いてから貼るのがコツです。


   はい、完成!
 どうです?安上がりでしょ?
 これで気分だけ味わって下さい。

 形状に拘る方は、先ほどのロッドに貼り付ければOKです。その時は、ロゴのあたりを白く塗っておけばいいでしょう。