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No.15 ZOOM G7.1ut 定価 29,400円(税込) | ||
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またもZOOM製品ですが、今回取り上げた理由も前回同様、ファクトリーセッティングに私のセットしたものが入っています。ZOOMのエフェクターは前に取り上げている707IIを使用したのが初めてでしたが、意外と便利だったので今でも使っています。96kHz/24bitというG2が発売され、その音質のよさに買い換えも考えたりしたのですが、特にメインで使用する機材でもないので購入は控えていました。そこへたまたまG7.1utのファクトリープリセット作業が舞い込んできたので、今までのZOOMと違った“使える音”をシミュレートしてみました。BOSS/ROLAND系の音でも気に食わないものもありましたし、KORGもちょっと・・・というものもありましたので、「ZOOMのくせにいいジャン!」と思わせるセッティングを考えてみました。ただ、後にいくつかの手直し工程が入っているため、私の意図しない状態になっているかも知れません。そこはご了承下さい。 セッティングは、『所有機材』にも挙げているトーカイのレスポール、フェンダーのストラトキャスター、トーカイの改造ストラトを使い分け、シミュレートしたいアーティストが使用しているタイプのギターに近いものを使用し、最も近いサウンドが得られるようにしました。基準とするならなるべくベーシックなタイプのギターが望ましいですからね。で、一応セットしたサウンドは15個。サンタナの「哀愁のヨーロッパ」のオーバードライブトーンとナチュラルトーン、高中正義の「ブルーラグーン」や「アーリーバード」などの頃のブギーで得られるオーバードライブトーンと、エンベローブフィルターを使ったサウンド、オフコース時代の鈴木康博の「over」「I LOVE YOU」の頃のディストーションサウンド、ラリー・カールトンのセミアコ風オーバードライブトーン、スティーブ・ルカサーのヴァレイアーツとブギーでのオーバードライブトーン、ジェイ・グレイドンのオーバードライブトーン、初期トム・シュルツのマーシャルでのオーバードライブトーン、最近のチャーのオーバードライブトーン、YESの「ロンリーハート」でのリードギターサウンド、などなど。ZOOMでも近いサウンドは結構作れるもんです。欠点は、アンプのトーン(BASS,MIDDLE,TREBLE,PRESENCE,HARMONIC)以外にグラフィックイコライザー(最低でも6バンド)やパラメトリックイコライザー(最低でもQ付き3バンド)が欲しかったことと、微調整できるハーモナイザーが入っていないこと、リバーブタイプのセレクトが少ないこと、タップディレイが左右独立でタイム設定ができないことぐらいですね。基本の「音」はよくできています。何より、実売価格で2万円とちょっとというのが強みです。 もし楽器店で試奏されるのでしたら、アンプはクリーンでフラットなトーンで行ってみて下さい。推奨はジャズコーラスJC-120です。ジャズコなら、チャンネル1でトーンはすべて5、ブライトはオフです。ラインで試奏できるのならそれもいいでしょうね。 ちなみに、購入されても私にバックマージンなど、やっぱり入ってくるわけもありません。 |
No.14 ZOOM RT-223 定価 16,590円(税込) | ||
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ZOOM製品を取り上げる比率が高くなってしまいそうですが、今回はリズムマシンです。取り上げた理由は、ファクトリーセッティングに私のセットしたものが入っていることです。コンプレッサーの掛かったサウンドのひとつが私のものなのです。作業は、「コンプサウンドを何パターンか作ってくれ」と、ある場所で突然言われ、遅い時間だったため30分程度で3パターン作ったのですが、その内の1つが採用されたとか。ただ、どのパッチが私のものなのか、わかりません。実は、このリズムマシンの音をきちんと聴いてはいないのです。サウンドチェックしてこなきゃ・・・。デモサウンドはZOOMのHPで聴けるのですが、それではわかりませんでした。 ちなみに、購入されても私にバックマージンなど入ってくるわけもありません。 |
No.13 CLASSIC PRO EX10M 定価 28,000円(2本1組・税別) | ||
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遂にというか、やはりというか、惜しくも廃番となってしまったYAMAHAのNS-10Mをシミュレートしたスピーカーが発売されました。しかも超格安という嬉しいオマケつき。 スペック上では、一応テンモニを彷彿とさせるものですが、肝心の音は聴いていません。実際店頭に並んでいるのをまだ見ていないからなのですが、とにかく激安商品ですから、冒険してみるのもいいかも知れません。税込20,000円強が実売価格になるはずです。 私はテンモニを持っていますので、特に必要はないのですが。でも、いざという時のことを考えて、サウンドチェックはしておきたいものです。CLASSIC PROというメーカーはスピーカーを主に製作しているようですので、そういう意味では変な商品をリリースしているとは思えませんし。ちょっと期待。 |
No.12 ROLAND V-Drum TD-10 定価 128,000円(税別) | ||
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定価からすると高額なのでこのページの主旨とは合いませんが、TD-20が新発売され、このTD-10は廃番機種となってしまいました。それゆえ中古価格も低落しそうな予感。ということで推薦機材に。 とにかくドラムにせよ何にせよ、マルチ音源よりは専用音源の方が音がいいのです。これは、まだGMが定着する前から感じていたことで、MV-30購入と同時にR-8Mも買っていました。やはり音が違います。 なぜそういう現象が起こるのかですが、簡単に考えて下さい。同じ容量のメモリに1000何種類もの楽器音が入っているものと、500種類程度の楽器音が入っているものであれば、後者の方が1つの楽器音における使用容量が平均すると倍である、ということは分かりますか?ということは、それだけ1つの音そのもののクオリティが違う、ということになるのです。 専用音源の重要さはお分かり頂けたこととして、さてこのTD-10ですが、さすがV-Drumだと感心させられました。打面位置による音の変化などは当たり前。材質による音の違いなどもシミュレートしてくれ、思うがままの音作りができます。私は拡張ボードのTDW-1(税抜定価25,000円)を入れているのですが、これもお薦めです。 TD-20が税込187,000円程度の価格で売られていることを考えると、税抜定価128,000円だったTD-10を中古で買うことの方がどれだけ有益か。私はTD-20が発売される4年ほど前に、中古でなんと38,000円で買うという、信じがたい経験をしました。今でもまだそんな値段じゃ買えないかもしれませんが。 |
No.11 ARION STEREO CHORUS SCH-Z 定価 4,700円 | |||
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「Michael Landauが使っている」ということで、ある日突然人気になってしまったこのコーラスですが、確かに本人は使用しています。しかし現行商品では同じ音は出ません。ARIONは以前は日本製でしたが、現在はスリランカ製になっており、パーツも若干変わっているようです。で、本人のは日本製の時のものです。 さて本人のMichael Landauですが、
日本製の見分け方ですが、「STEREO CHORUS」の文字フォントと幅です。幅広が現行、狭いのが日本製。日本製でも初期のものは「STEREO CHORUS」ロゴの青い部分が深緑色でした。右側はMichael Landauが使用するSCH-Zです。ロゴの幅にも注目!フォントが違います。 ARIONの他の商品では、最近人気復活のアナログディレイ「STEREO DELAY SAD-3」も定価6,300円と激安です。 |
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