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John Dickson Carr

[ Updated: Sep 24, 2000 ]

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Information.

  1. カー本の噂
    『仮面荘の怪事件』
    創元推理文庫(なんだろうな)
    『Seeing Is Believing』
    新樹社
    『Papa La-Bas』
    新樹社

    またしても,「やるな,新樹社!」

  2. ハヤカワ文庫『囁く影』復刻した!(らしい)

    じぇんじぇん見つからん.

  3. 『月明かりの闇 (The Dark of the Noon)』 入手!
    田口俊樹 訳, Apr 10, 2000, 原書房 刊, ISBN4-562-03292-8 C0097 \1900E

    巻末エッセイは小森健太朗『不滅のフェル博士に祝杯を』、森英俊『晩年のディクスン・カー』。

  4. 『九人と死で十人だ』『かくして殺人へ』 入手!
    『九人と死で十人だ』, 駒月雅子 訳,
    Dec 5, 1999, 国書刊行会 刊, ISBN4-336-04156-3 C0397 \2400E, 世界探偵小説全集 #26, なお、今期 (第 III 期) の予定は…… (タイトルは仮題)
    1. カーター・ディクスン『九人と死で十人だ』
    2. ロナルド・ノックス『サイロの死体』
    3. グラディス・ミッチェル『ソルトマーシュの殺人』
    4. クリスピン『白鳥の歌』
    5. ミルワード・ケネディ『救いの死』
    6. バークリー『ジャンピング・ジェニイ』
    7. ヘアー『自殺じゃない!』
    8. C. W. グラフトン『弁護士、絶体絶命』
    9. ヘンリー・ウェイド『警察官よ、汝を守れ!』
    10. スタンリー・ハイランド『国会議事堂の死体』
    『かくして殺人へ』, 白須清美 訳,
    Dec 20, 1999, 新樹社 刊, ISBN4-7875-8495-2 C0097 \2000E

    今年最後の大プレゼント!。

  5. 『グラン・ギニョール』 入手!
    Apr 5, 1999, 翔泳社 刊, ISBN4-88135-729-8 C3097 \2000E
    1. グラン・ギニョール (Grand Guignol) 白須清美 訳
    2. 悪魔の銃 (The Devil-Gun) 白須清美 訳
    3. 薄闇の女神 (The Dim Queen) 白須清美 訳
    4. ハーレム・スカーレム (Harem-Scarem) 白須清美 訳
    5. 地上最高のゲーム (The Grandest Game in the World) 森英俊 訳

    巻末エッセイは北村薫『カーの門』、解説は森英俊、各編解説は D.G.グリーン! (Wow!)
    なお、同日に P.H. Winston, "On to Smalltalk", Lisa Cody, "Musclebound" (闘う守護天使) も入手。

  6. 『九人と死人で十人だ』とその周辺の噂

    1. 国書刊行会から『Nine - and Death Makes Ten』の新訳が刊行予定
    は、もちろん 「世界探偵小説全集」 の第 3 期に予定されているのだけれども、この期には
    1. バークリー『ジャンピング・ジェニイ』
    2. クリスピン『白鳥の歌』
    などが含まれているそうな。こりゃたいへんなことになってきた。 別件でも、
    1. Dark of the Moon (これは下記の原書房から刊行予定ですね)
    2. Para La'bas
    3. 殺人者と恐喝者
    4. かくして殺人へ
    が要検討事項にリストアップされているそうである。

  7. 『グラン・ギニョール』 comming soon

    二階堂黎人さんによれば、「翔泳社ミステリー」というシリーズの一冊で、

    • 4 月 5 日刊行予定。
    • 本邦初訳短編 3 本、エッセイ「地上最大のゲーム」の完全版をも所収。
    • ゲスト・エッセイは北村薫さん。

    ところで、 JDC っつったら

    1. John Dickson Carr
    2. Java Developer Connection
    どっちですかね (笑)。

  8. 集英社文庫の森英俊訳『帽子収集狂事件』入手

  9. 別冊宝石 61『かくして殺人へ』入手

  10. カー・ブーム!
    どうやら、ほんまにブームらしい。読売新聞 web page をご覧あれ。 『来年以後も四冊の新刊・新訳が控えている』とのことだが、あとの 3 冊はなんだろう。

  11. カー・ブーム?
    1. ジョン・ディクスン・カー 悪魔のひじの家, 白須清美 訳, 新樹社, 1998
    のあとがき 森英俊 "密室派の巨匠、最後のきらめき" より
    1. 翔泳社から『夜歩く』の原型『グラン・ギニョル』が 1999 年刊行予定
    2. 原書房から『The Dark of the Moon』が刊行予定
    3. 国書刊行会から『Nine - and Death Makes Ten』の新訳が刊行予定

  12. 新樹社の壮挙!
    1. ジョン・ディクスン・カー 悪魔のひじの家, 白須清美 訳, 新樹社, 1998
    入手! (笑)
    腰巻に曰く
    密室に出没する幽霊
    を追うフェル博士。
    本格派の巨匠カー
    晩年の最高傑作。

  13. 集英社文庫から森英俊訳で『帽子収集狂事件』が出る!?
    「乱歩が選ぶ黄金時代ミステリー Best 10」シリーズ中の 1 冊らしい。 ラインナップは
    1. 赤毛のレドメイン家
    2. 黄色い部屋の謎   10月既刊
    3. 僧正殺人事件
    4. Yの悲劇      11月配本
    5. トレント最後の事件
    6. アクロイド殺害事件 10月既刊
    7. 帽子収集狂事件
    8. 赤い館の秘密
    9. 樽 (10)ナイン・テイラーズ だそうな。

  14. 新樹社の壮挙!
    1. 悪魔のひじの家
    未入手! (泣)

  15. ハヤカワ・ポケミスの復刻
    1. 恐怖は同じ (#626)
    2. アラビアン・ナイトの殺人 (#367)

  16. ついにやった! 原書房、カーの初訳新刊ハードカヴァー!!
    1. 仮面劇場の殺人
    昨年末 (初版発行 Dec 25, 1997) に出ていたが、 "Panic in Box C", が、ついに 原書房 より、堂々の刊行!
    力のこもった解説『<<不可能犯罪>> の巨匠・ディクスン・カー』は二階堂黎人氏。
    腰巻きに曰く、 『ヴィンテージミステリの傑作長編!!』 『偽装アリバイ、 "密室" 殺人 「仮面」を被っているのは誰なのか?  たくみな偽装工作、その果てに横たわる驚愕の真相!!』

  17. 創元推理文庫、今度はカー新刊だ!
    1. カー短編全集 6 - ヴァンパイアの塔
    かのダグラス・G・グリーン編のラジオ・シナリオ集 "The Dead Sleep Lighty" 全 9 編に『刑事の休日』のおまけつき。 さらには松田道弘『新カー問答』をも収めるという大盤振る舞い!

  18. 創元推理文庫、またまたカー復刻 3 発
    1. 髑髏城
    2. 絞首台の謎
    3. 孔雀の羽根

  19. 週末にカー
    週末だからちょっと覗いて行こうと思って、帰宅ラインからちょっと外れた古書店に寄ってみたら…… なんと依光版『囁く影』があって、ソッコでゲットしました。 また別の古書店の 100 円本コーナーにも創元が 2 冊ほど。ま、こちらはダブリ承知。
    1. 囁く影 ハヤカワ文庫, 1981
    2. 死者はよみがえる 創元推理文庫, 1972, 1982
    3. テニスコートの謎 創元推理文庫, 1982, 1983
    しめて 410 円。

  20. 創元推理文庫、いきなりカー復刻 6 連発は広島では未入荷?
    1. 青銅ランプの呪い
    は、けっきょく神戸まで出向いて入手しましたとさ。ちゃんちゃん。

    ところがその後発見。フタバ図書八丁堀店、パルコ・ブックセンターには入荷してました。 侮り難し。

  21. 創元推理文庫、いきなりカー復刻 6 連発! (未確認)
    未確認ですが、
    1. 魔女の隠れ家
    2. 猫と鼠の殺人
    3. テニス・コートの謎
    4. 亡霊たちの真昼
    5. 白い僧院の殺人
    6. 青銅ランプの呪い
    が復刻されたらしい。最後のやつは是非とも入手せねば。

  22. 新樹社アンソロジー堂々刊行!
    ロバート・エイディー, 森英俊編訳, "これが密室だ!", 新樹社, 1997 (May 9, 1997).
    待ちに待ちましたが、とうとう出ました!! Robert Adey, Hidetoshi Mori, (selected & edited) "18 Locked Room Puzzles", !
    収録作品は
    1. 十六号独房の問題 エドワード・D・ホック
    2. 見えないアクロバットの謎 エドワード・D・ホック
    3. 高台の家 ヘイク・タルボット
    4. 裸の壁 フランシス・マーテル
    5. 放送された肉体 グレンヴィル・ロビンズ
    6. ガラスの部屋 モートン・ウォルソン
    7. トムキンソンの鳥の話 E. V. ノックス
    8. サミュエル・W・テイラー
    9. 湖の伝説 ジョゼフ・カミングス
    10. 悪魔のひじ ジョゼフ・カミングス
    11. ブラスバンドの謎 スチュアート・パルマー
    12. 消え失せた家 ウィル・スコット
    13. 見えない凶器 ニコラス・オールド
    14. メッキの百合 ヴィンセント・コーニア
    15. 死は八時半に訪れる クリストファー・セント・ジョン・スプリッグ
    16. 謎の毒殺 マックス・アフォード
    17. 危険なタリスマン C. デイリー・キング
    18. ささやく影 ジョン・ディクスン・カー
    なお、本日 (May 14, 1997) 現在、初回印刷分の在庫はすっかりなくなったそうです。

  23. ポケミス『エレヴェーター殺人事件』復活!
    ジョン・ロード, カーター・ディクスン "エレヴェーター殺人事件", 中桐雅夫訳, ハヤカワ・ポケミス, 1958, Apr 30, 1997.
    3 刷め。ジョン・ロードとは言っても、ハモンドを弾くあの人ではありません。スペルが違います。

  24. お待たせしました! niftyserve の fsuiri に所属するカー倶楽部の有志による、ジョン・ディクスン・カーのファンジン "The Grandest Game in the World" ができました。 内容は以下の通りです。

    ★配布方法(郵便振替)

      郵便局にて「払込取扱票」に以下の項目を記入し送金して下さい。
    1. 口座番号     00190-0-727787
    2. 加入者名     柾木 幹夫
    3. 払込人住所氏名  貴方の住所・氏名 (こちらに送りますのではっきりと書いてね)
    ○ファンジンは 1 冊、 1,000 円 + 送料 310 円 = 1,310 円
    2 冊、 2,000 円 + 送料 340 円 = 2,340 円

  25. Nov 20, 1996 SHIPED!
    ダグラス・G・グリーン, "ジョン・ディクスン・カー〈奇跡を解く男〉", 森英俊、高田朔、西村真裕美訳, 国書刊行会, 1996
    \3,800 っす。ちなみに、これは、 Douglas G. Greene, "John Dickson Carr: The Man Who Explained Miracles", Otto Penzler Books, 1995., の翻訳です。

  26. これも、ほんまに出ました (復刻しました)。 6 月に出たらしいですが、今ごろ購入。
    ジョン・ディクスン・カー, "震えない男 (The Man Who could not Shudder)", 村崎敏郎訳, ハヤカワ・ポケミス, 1996

  27. ほんまに出ました。
    ジョン・ディクスン・カー, "死が二人をわかつまで (Till Death do us part)", 仁賀克雄訳, 国書刊行会, 1996
    おお、第 2 刷が出たようぢゃ。わっはっは。

  28. 「な、な、な、な、な、な、なぉーばでぃずふぉーると」と、思わず、Led Zeppelin してしまう大事件!
    " Till Death do Us Part ", (旧毒殺魔) 国書刊行会 の第2期世界探偵小説全集で
    「ほんまに」
    刊行されるのだ! 刊行開始は9月! ヘンリー・カウの『コンサーツ』復刻レベルの大事件である!
    ちなみに、「世界探偵小説全集 第2期」の錚々たるメンバーは……
    1. 11.死が二人をわかつまで ジョン・ディクスン・カー <--------
    2. 12.地下室の殺人 アントニー・バークリー
    3. 13.推定相続人 ヘンリー・ウエイド
    4. 14.ソルトマーシュの殺人 グラディス・ミッチェル
    5. 15.カリブ諸島の手がかり T・S・ストリブリング
    6. 16.ハムレット復讐せよ! マイクル・イネス
    7. 17.ランブリ一家の死 ナイオ・マーシュ
    8. 18.ジョン・ブラウンの死体 E・C・R・ラロック
    9. 19.甘美な毒 ルーパート・ペニー
    10. 20.薪小屋の秘密 アントニー・ギルバート
    11. 21.空のオベリスト C・デイリー・キング
    12. 22.チベットから来た男
    13. 23.おしゃべり雀の殺人 ダーウィン・L・ティーレット
    14. 24.赤い右手 ジョエル・タンウズリー・ロジャーズ
    15. 25.悪魔を呼び起こせ デレック・スミス

  29. " Panic in Box C ", 原書房 より、刊行予定! 訳者、刊行予定日等は未定なれど、なるべく早く出したいとのこと。待て、しばし!!

  30. 新樹社のアンソロジーはまだですか?> K 社長、S さん!!!


My Best 5

  1. Dickson, Carter "She Died a Lady", 1943.
  2. Dickson, Carter "The Judas Window", 1938.
  3. Carr, John Dickson "The Burning Court", 1937.
  4. Dickson, Carter "The Peacock Feather Murders", 1937.
  5. Carr, John Dickson "The Case of the Constant Suicides", 1941.


Special Thanx to:
NISHIHARA Satoshi, < mail me >
Created: Jan 13, 1996
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