容量に余裕があれば,ぽぽぺ用または Windows CE 用のアプリケーションをインストールすることも可能です (CE 用のアプリケーションは全部が全部動くとは限りません). ポケットポストペットで Windows CE を参考にしましょう.
ウチの「ぽぽぺ」には, Barbara (ソプラノ歌手の Barbara Bonney です.同じソプラノ歌手の Janet Perry とどっちにしようか迷いましたが,ソロ・アルバムを持ってるのは Barbara Bonney の方なので,そちらに決まりました) という名前を付け,ガシガシ CE 用のアプリケーションをインストールしてみました.一部を簡単に紹介します.なお, Pocket PostPet to WindwosCE Machine でインストールしたアプリケーションは含めていません.
WindowsCE 用のソフトウェアを入手するときは,対象 CPU と対象マシンに注意してください. MIPS 系, H/PC マシン用 を選択します.それでも,いろいろ不具合がある (DLL が相当数欠けている,など) ので全部が全部は動きません.
Nihongo Mg, Nemacs like Mg, Micro Nemacs |
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dired モードもちゃんと動きます. doppelganger2 と組み合わせて,「ポケットワード」代わりにもしています. |
ぽぽぺ付属の web browser |
htmlex と組み合わせてローカルファイルを読んでいます. SQPP のコントロールバーでブラウザのコントロールパネル下部が隠れてしまっています.が,スクロール・ダウンはカーソルキーで可能です. |
「ぽすとぺっと」を使用しないことに決めたので,ハードアイコンは「電卓」と「設定」,「インターネット」を除き,すべてリプレイス.「メールチェック」ボタンも切る.
↑の結果,「postpet」ディレクトリが不要になったので削除.本体 RAM 内に,血と汗と涙の 160KB を確保.
起動時のアプリケーションを「ぽすとぺっと」から SQPP (ランチャ) に変更.
「ぽすとぺっと」のセットアップ・ウィザードを殺す.
SmallMenu が参照するショートカット・ディレクトリはランチャと共有.
「設定」画面で起動される 2 つのアプリケーションを変更し,さらに 2 つ追加.
「Sonet の設定」と「Mopera の設定」を空いていた最下段に移動し,起動アプリケーションをそれぞれ "SmallTweak" と "ファイル検索" に変更し,もとの場所に,ファイラとランチャの起動イメージをセット.以下はサンプルです.
一つのアプリに関して 8 つ設定します.
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追加分 |
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変更分 |
FM や GSFinder では,プロパティを表示させることができます.もしかしたしたら,ここにコマンドラインを書き込んで,リンクファイル一発で Squeak を起動できるかも知れません (未テスト).
以下はウチの Barbara 起動時 (またはリスタート時) の画面です.
Barbara Bonney Wallpaper version |
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Lucia Popp Wallpaper version |
ついでに標準の壁紙も変えてみました.
Dafault Wallpaper |
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このバルーンの絵は 1981 年 8 月 (Smalltalk 特集号) の Byte 誌の表紙を飾った有名な絵です.こいつに Squeak のキャラクタ「スクィー君」の輪郭を張り込んでいます.右のロゴはブルーブックの表紙から撮って引き伸ばしています.左のロゴはエエのがなかったので自作です. |
壁紙用の bmp は MMC に置いていてはダメなようなので (リスタート以降には反映されない) 本体側の RAM に置きます.まぁ, Windows ディレクトリでエエでしょう.んでレジストリをいじります.
HKEY_CURRENT_USER\ContorolPanel\Desktop
の Wallpaper
の値が "Windows\kabegami.bmp"
になってるので,これを任意の bmp ファイルに変えるだけです.この辺りをやってくれるツールもあります.ここでもレジストリエディタやファイル検索, LHa などでお世話になっている Tascal さんの Tascal WPC (壁紙チェンジャ) なんですが,今日 (November 25, 2001) 現在 fnf エラーが返ってきちゃいますね……