W役萬

中華絵巻
国士無双

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いつもの麻雀格闘倶楽部
「トリーズonアメージング」
の面々と本年度2度目の対局。

1月の初打ちでは御祝儀相場の赤倍増化計画に屈し、
本年度を予言するいつものマイナススタートで凹まされた。
その後、運勢通り?
ボスジャン他にてマイナス街道を駆け巡り
現状1勝3敗・・・。

そんな実力通りの結果を覆さないと
ズルズル負け組の真トリーとなってしまうので
何とか本日は日本代表として負けられない戦いと心して挑む。

本日も0時開始と主催者発表が有ったにも関わらず
本人デスノートを見ていて遅れてくるとは何て挑発的かつ狡猾な。
長時間労働が無限に続く面々を逆なでする行為に
心理戦か?と疑念と殺意が芽生える?

という事で
仕事で寝ていない新田、
久し振りの萌えスゴ道野、
飲み明かしてきた菊池さんの面々で開局。


始まって早々の一局目から
本年度トップ率0.047(1/21)と酷いありさまの菊池さんが絶好調。
3人が一万点前後で熾烈な下層争いを続ける生殺し状態が
延々と続いている間に本日の主役登場。
遅れて来ながら

「この局長いよ」

と言ってのけられるのが新垣マイウェイ。
結局誰も飛ばずにオーラスを迎え、
菊池さんが本年度2度目のTOP確保で波乱の幕が上がる。
何とか2着確保してセーフティ。

5人いるので最初だけ2着抜け(その後ローテーション抜け)
という事で一旦外れた3局目から
どういうわけかトリーズ松本絶好調で1着2着が延々続く。
これは年に1,2度しかない
勝ち続けられる展開に麻雀が楽しくて仕方が無い。

途中待ちが長いので東風にルール変更後も衰えを知らず
ローテーション抜けで順に場所も変わっているのだが
どこに行っても赤いアイドルが寄ってくるw
もう何でも来い状態であるw


終わりの見えない対局が続き半日打った昼前の11時過ぎ頃の対局
松本、新垣、新田、道野と最強フォースの面々で囲んでいた時に
絶好調状態で延々打ってきたにも関わらず
ピンポイントに配牌が微妙に揺らいだ。



何か懐かしく居心地の良い?クソ配牌・・・。
いつもの酷いありさまなのだが、
どういうわけか受けて立てる余裕があった。
そして、何の迷いも無く

「狙う」

第一ツモでを引き、4順目には、6順目でと前半を終えて



捨て牌に何の工夫も出来ずに猫まっしぐらで邁進すると
早くも3順目には新垣が

「上家がいつものおかしな事やってるよ。」

とアラート全快。
しかし、場は3人が3人共に明らかなタンピン局面。
絶好の流れでやれる目処は見えたのだが、
既に場にが3枚、が3枚と危機一髪。
3枚切れが2種というのは相当厳しい状況なのだが、やるしかない。

そして、奇跡の中盤戦。
絶好調のツキを表すゴッドハンド炸裂。
7順目にを引き、この後に及んで少し心が揺らぐw



8順目にを引きリャンシャンテン。



9順目にまさかの待望の崖っぷちを引き
イーシャンテン。最終形が見えた!!!



そして、間髪入れずに
10順目にを引き寄せてくるのが
本日の素敵で無敵な松本モード全開!



何てコッた本人ビックリのテンパイであるw
まさかこんな急展開でバリバリ入ってくるなんて!
逆を返せば何て酷いツモなんだw

3枚切れ2種になった時に半ば諦め心境だったのだが
この展開は予想も出来ない高速シナリオ。
どうなってるの?そしてどうなるのこれ?w

そしてそしてである。
まさかのテンパイだったのだが、まさかが続く。
テンパイ後の直ぐ次の捨て牌で
下家の新垣が満を持しての
ツモ切り。

本人は明らかに国士アラートしまくりで
最大の注意を払っていたにも関わらず
4枚目のラス牌を引いてきて
撤退思考ではなく終結思考が働いたのだろうw

「待望の4枚目のラス牌を引いてきた。これで国士に止めを刺せる。」

と・・・。

「松本さーん4枚目切れましたよ!何やってんすか〜w」
「ゆっくり降りて下さいよ。」
「僕が代わりに上がっちゃいますから!プッw」

「もう降りるだけって寂しいですよね。」
「あっ国士テンパイすればノーテンバップ貰えますよ!ププッw」

「それとも、何ならチートイでも狙えば良いじゃないですか!」
「チートイの作り方教えますよ!プププッw」

おしゃべりクソ野郎(by有吉)の新垣ならば、
このぐらいの事を言い放つ見積もりを立てていたはず。

しかし、しかしである。
国士のテンパイ見積もりは立てれなかったか・・・w
あれだけ何度も国士は出来る役満だと
親切丁寧に伝授してあげていたのに
テンパイ見抜けませんか?

それ以上に国士潰し後の絵に浸って酔いしれていたのだろうなぁw
だってあれだけ警戒していたのに・・・。
去年末に大三元に振った松尾臭がするよその捨て牌w

テンパイ後即で切られた方がビックリってもんだ。
まさかまさかの連続だったので
イーシャンやテンパイ時でのドキドキ感が非常に少なく
ドギマギしている間もなかったw
間髪入れずに

「イッソーロン」

と発し

「イッソロン」「イッソロン」「イッソロン」「イッソロン」「イッソロン」
「イッソロン」「イッソロン」「イッソロン」「イッソロン」「イッソロン」

とこれでもかと言わんばかりに何度も言ってやったw
勿論、新垣の国士潰しでの捨牌と分かった上での連呼発声だコノヤロー!

「そんなの通んねぇよコノヤロー」
「国士ロン当たりだって分かってるよねコノヤロー」
「国士潰そうとして粋がって切って当たったんだよコノヤロー」
「誰が上がったのか分かってるの?コノヤロー」
「誰が振ったか分かってるの?コノヤロー」
「振ったあなたは新垣君ですよ。」

あたりのニュアンスを伝えるロン連呼でしたw
役満上がった時の牌を倒す時は何時だって気持ちが良い。

 

どうだと言わんばかりに牌を倒して下から見上げる様に新垣の顔を覗くw

周りは歓喜に包まれる中、
まるで黙秘権を行使する容疑者の様に沈黙を続ける新垣。
自分のした行為に反省と後悔を心の中で押し問答を繰り返す新垣。
まさかの役満ロン当たりに発する言葉は

「初めてロン当たりで役満振ったんじゃないか?」

と雀士のプライドを垣間見せて
挙句の果てには

「国士と分かってて振ってあげたんですよ!!!」

と心にも無い事を言い、
自分の陶酔した過ちを擁護する事が精一杯の可哀想なおしゃべりクソ野郎。

苦渋と後悔と悔しさ満載を表現するのだが
1年前にあなたは国士十三面待ちで
カレー大好きな一人の雀士である斎藤さんを葬ったんだよ。
あれから斎藤さんは二度と麻雀を打って無いと風の便りが物悲しい・・・。

それに比べたらただの役満に振ったぐらいで。
プッw

あからさまな国士捨て牌と警戒しながらも潰しに行って返り討ちって。
ププッw

もしかして今日のマイナス分ってこの役満分って事やないの?
プププッw

トリーズ相方として手を差し伸べたいのは山々なのだが
まぁ残念ながら音楽性の違いでトリーズ解散ということかなw

という事で
2008年度初役満達成した大勝の一日でした。

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