オートボットvs

観賞日記

トランスフォーマー
ダークサイド・ムーン

シナリオ展開キャラ表現映像満足度3D
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本日は話題の
トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン
を観に行きました。

毎回映像プロモを見るたびに

「観に行きたいなぁ」
と思う気持ちと

「唯の変形映像映画でしょう?」
と言う偏見とが重なって

結果
シリーズ1,2共に観に行っていない・・・。


今回ばかりは
3Dになった事と
近所のラゾーナ川崎にある109シネマが
IMAXを完備したとの事で

映画館に観に行く要因が高まり?
とうとう偏見の壁を越えて
観に行ってしまいました・・・。


■映画内容
●感想

まずはIMAXの感想から。

どういう訳か超満員で
直前のチケット購入では殆ど空席が無い状態。
最前列や後部端は嫌だったので
通路前列の左端っこで観る事に・・・。

ちゃんと映像が立体に見えるのか?
心配でしたが
この席でも全然大丈夫でした。
(まれに字幕がブレたりしますがw)

何より良かったのは
音響効果抜群でサウンドソニックが
ダイレクトに来る場所だったので
非常に音の迫力と振動が満点でした。


そして、3D。


これもまた非常に3Dしてました。
アバターと同じ手法で3D用に作成したとの事で
普通?の3D映画館で観ても
同じだけの3D効果を得れるのかも知れませんが
非常に立体感満載。
席が前列だったのが良かったのかも?

また、
映画の中で導入の作りが
3D感覚を感じさせる良いフローになっている。

映画の話の軸として
「アポロ月面着陸」の真相は?
という観点を
ロボエイリアン達を絡めた流れを表現し

トランスフォーマーのCG表現と
過去のアポロ関連の当時の映像を
シャッフルしながら進行していく。

勿論、
CG表現の所は3Dで描写され
過去の映像は2Dのまま流れるので
明らかに
3D映像⇔2D映像
を視覚的に連動させて体感させているので
観てる方は
より3D映像なんだと認識できる
映像フローになっている。

3Dを流され続けると
慣れてしまって利点と感じなくなるので
頻繁に2Dを入れ込む事で
より強く3Dを感じさせる作りには
工夫が出来ていて非常に高評価でした。


まぁこの映画を褒める所はここまでかなw


勿論
シリーズを観ていないので
ロボの変形シーンやバトルシーンは圧巻でした。

「よくここまでやれるなぁ」

と言う感想は出るのだが
この感想は
「1」で済んでいる感想だと思われる。

正直、
ほぼ初めて観る松本が
この変形シーンやアクションシーンに
飽き飽きして欠伸や失笑の連続でした・・・。

映画を観る前までは
2時間45分の長編に
少しだけ期待していた自分が居ましたが

この長くなっている理由が
イベントの詰め込み過ぎとは
思いもしなかった。

長くなる理由として
途中に良くある裏切りターンが入る事と
最終章のシカゴ編での
無駄なアクションイベントのオンパレード。

2時間弱辺りで
素直に悪と戦って終わっておけよ!

もう助長もいい所で
展開変化も無いアクション続きと
そんなアホなアクションの連発。

スパイダーマンと
ダイハード4.0と
ミッションインポッシブル(上海編)が
組み合わさったシカゴ編。

あまりにもチープな
アクションイベントの連続と
オプティマス率いるオートボット軍団の
奇跡?の救出の連発で・・・


「お願いだからこれ以上はやめてw」


と心の中で思っていた物が限界を超えて
とうとう失笑連発w

そして久しぶりに映画館で


「くだらねぇ〜」


と声が何度も出ていた。


最高のCGと最高の3Dを
組み合わせて
ここまでチープな代物に仕上げられる
開発センスは尋常ではない。

逆に
ここまで自由に?詰め込めたことに
羨ましさが芽生えたよ。

シリーズ3作目でも有り
思った以上に労力は掛っていないのかな?


映画の中身が良ければ
他の映画館でIMAXと3D比較をしたいと
思っていたのだが
これでは観たいと
これっぽっちも思わない・・・。

月面計画の実行と衰退に絡めた
ロボエイリアンの侵略ストーリーの軸は
魅力が有ったのですが

色々言いだすとキリが無い
安っぽい漫画展開な映画です。


まぁそんな感想の映画ですよ。


まぁ一言言うなら

「馬鹿演出の羅列を楽しめるなら・・・どうぞ。」


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