SF超大作?

観賞日記

オブリビオン

シナリオ展開キャラ表現映像満足度
2 2 2 3 2

back   next
本日は久しぶりに映画を観に行きました。
土日に仕事をして
振休で平日を休んで釣りに出る計画。


そんな土曜日。
今日やる予定の作業に目処が付き
映画半額DAYでも有ったので
あっさりと仕事終了。

隣の豊洲に行って


「オブリビオン」


を観に行きました。


コレと言って観たい訳では無かったが
CMのプロモで
白を基調にしたSF世界観に
トロンとダブったので
何か個性があるかな?
と思って
世界観やシナリオ、映像に
期待して観に行きました。


■映画内容
●感想
休日の18時台の公演なので
非常に混んでいました。

CM効果か
トム・クルーズ効果なのか
不人気の洋画でも
まだこれだけ人が入るんだ
と言う感想です。


それだけ沢山の人が
騙される訳でして・・・。


結論は
つまらない映画でした。


簡単に説明すると
欠陥クローン物。

地球外生命体の
地球侵略後の世界観で

破壊された月が空を演出し
得体のしれない巨大ドッグが
地球の海水を吸い上げている。


崩壊した地球を
パトロールしているのが
主人公のトム・クルーズ。


導入から主人公の解説で
攻撃を受けた地球人は
土星に移住し
地球に残っているのは
侵略者達
との刷り込みで始まるのだが


観ていると直ぐに感付きます。



肝は
侵略者側と地球人側の視点を
逆転させている設定

クローン主人公

同じ宇宙船のクルーだった
恋人の地球帰還



シナリオカラクリに
工夫や頑張りは感じますが

魅入る、魅力がある、楽しめる
造りになっているのか?

と言う事に関しては
力不足と感じます。


art主導の映画で
見せたい絵をどう見せるのか?
がメインのイベント展開なので
漫画感満載。

世界観やスケール感は
まぁ良いのですが
各イベントや交戦など
地味極まりない。

出てくる素材も
ステルス素材で覆った
ダースベイダー的な衣装の人間と
侵略者側のbot飛行物
主人公用のパトロール機

以上です。



途中で巨大ドッグが核爆発したり
宇宙船の墜落など
有りますが


侵略者vs地球人


の構図が
侵略大戦後と言う事もあり
非常に地味です。


地球人側はゲリラ相当の事しか出来ず
侵略者側に支配されている構図では
派手な事も行えません。



そんな地球人側は
主人公のクローンの記憶が
戻っている事を見抜き
味方に付けて

核エネルギーを用いて
地球外に浮かぶ
侵略者側の母艦?に
突撃する様なお話です。



主人公がクローンな事は
後半に
同じ姿をした自分と格闘戦をします。

地球人の説明で
地球侵略時に無数の主人公が
地球を襲撃した事が明かされ

最後に
母艦に向かう時に
ボイスレコーダーの再生と共に
当時の宇宙船パイロットで
母艦に誘導される所と
ザッピングして表現されます。



まぁ
何と言いましょうか
設定カラクリ映画なのに
矛盾や疑問は多々あり
イベントの地味さ
敵の魅力の無さ
漫画設定に展開と
欠伸が絶えない映画でした。


トロンとは
全く比較する所は有りません。
全然違うSF物です。

唯一比較するなら
オブリビオンに出てくるバイクが
地味なモトクロスでして・・・

パトロール機が未来的なのに
バイクはモトクロスベースで工夫が無い。

ライトサイクルの様な
デザイン魅力が皆無でした。


ここは失笑ポイントですw



まぁ一言言うなら

「地球侵略物のSFにしては地味すぐる・・・。」


back   next



地味なカラクリ映画でした・・・