'66 MUSTANG FASTBACK

2004年6月の物語


6月6日(日)

今日もまたサビ取りと溶接遊びを少々。

エンジンも疲労度を見たいのでばらしたいのだが、ばらす前にオルタネーターの位置決めをした。
信頼性と入手のしやすさから選んだオルタはトヨタヴィッツの物。
レギュレターも内蔵してるので後々の配線も楽。
ヴィッツ純正のテンショナーを使おうと思ったが軽量化(面倒)のためパス。
平ベルトのプーリーをVベルト用の小さい物に交換。
発電量が充分ならもう少し大きなプーリーに替える予定。
オルタの上の穴が少し小さかったのでリューターで少し大きくした。
下の穴はそのまま。
フォードのステーをハンマーで少し曲げなおしたらピッタリ付いた。




プーリーを替えて。

これが ↓

コンコンと



こんな風になりました。

あとは、この2箇所にスペーサーを入れないと・・・

6月13日(日)

ブレーキオイルで腐食してる塗装を剥ぐために配管をグニュっと曲げて。
スクレイパーでごしごし。
そことタイヤハウスの間も錆びてたので切り取って溶接補修。

ノンパワーのシングルマスターシリンダー式からデュアルマスターのブースター式に改造予定だが、そうするとダイヤフラムが邪魔で純正のクラッチ機構が使えなくなるためワイヤー式にしようと思う。
油圧式のクラッチも考えたがやはりクラッチマスターの取り付け場所がないのと、部品点数が増えるため中止。
ミッションの前にかがんでワイヤーのステーをどうするかを思案。
構想は決まってるのだが、果たして上手く付くのかどうか、上手く働くのかどうか、ボディとの隙間に入るのかどうか・・・
何もかもが初めての経験。う〜ん、 全くわからない。
試作してみて、だめならまた作ろうという結論で本日終了。
写真は試作第一弾のステーの形。これをベースにして、ミッションとエンジンをつないでいるボルトで挟んでワイヤーを固定するステーを付ける予定。



6月20日(日)

先週の溶接箇所をサンダーできれいにした。
といっても見えなくなる部分なので多少の凸凹をならす程度で充分。
その方が強度はあると思う。

発注していたFRPのフードとトランクリッドが届いた。
仕上の悪さは覚悟してたし塗装もするので問題はないのだが・・・
トランクには別の大きな問題が・・・

目視してもはっきりと歪があったので一応車にあてがってみた。

ガーン!
たまにやってくれるんだよね。あの国の人は・・・



6月27日(日)

電動サンダーの当てにくいところのために、以前に買っておいたサンドブラスターを使ってみた。
ちなみに、980円と1980円という超お買い得でした。
今回は写真右側のスポットブラスターでガーネットサンドを使用。
ほこりもすごいけど威力もすごい。
ブレーキマスターのあたりの錆び取りに使ったのだが、別の場所での参考写真も下に。


Aピラーのドアヒンジ部分。この錆びに向かってプシュー、プシューで、

錆びた部分がきれいな鉄板に。
ブレーキマスターのまわりを含むファイヤーウォール、フレームの一部を灯油でゴシゴシ洗って大まかな油分を除去。
弱ってる塗膜と大きなサビを粗いサンダーで飛ばして、そのあと細かいワイヤーのサンダーとサンドブラスターで錆び取り。
一応全体に#400のペーパーを当てて、そのあとパーツクリーナー攻撃で脱脂。
マスキングが面倒なのでエスコを刷毛塗りしてとりあえずさび止めと下地は一応完了。




7月の物語に続く


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