'66 MUSTANG FASTBACK

2004年7月の物語


7月4日(日)

暑いなぁ〜
と言ってても仕方がないのでフロント周りを順番に。
相変わらずアンダーコートとサビを取って。
スプラッシュシールドを無理やり取ったときに開けてしまった穴にちょっとだけ鉄板を当てて。
脱脂のあとエスコの刷毛塗り。
冬もつらいと思ったが、夏の方がつらいかも・・・

7月11日(日)

フレームのバンパー取り付けステー近辺のサビが気になったので思い切って切開、溶接することにした。
材料は鉄工所で貰ってきた角パイプの端材。
少し分厚いが、曲げなくていいので重宝した。
サンダーの切断用の刃で大まかに切り取り、あとは研磨用で微調整。
微調整の方が時間が掛かった。
少しでもきっちり合わせておかないと溶接し難いし仕上がりもきれいにならないし。


これを貰ってきて、

切り取った形に合わせて溶接。

素晴らしい仕上がり。と、書いておこう。

左フロントフェンダーを留めるステーが欠落してたので、右側から型を取って、同じ端材から製作。

実際のボルト穴はもう少し大きいのだがフェンダー装着時にフェンダーに合わせて拡げる予定。
フロントフェンダーの下部を留めるネジ穴。
ここも回りが錆びて欠落してたのであらかじめナットを溶接した鉄板で補修。
ペコっと凹んだような複雑な形のために1枚物では無理なので、あらかじめ木の上で叩いて曲面にしておいた数枚の鉄板で形にした。
写真は作業途中。時間切れのため続きは次回。


一度フェンダーを乗せてみて、ステーやネジ穴の場所が合ってるかどうか確かめないと。

改造予定箇所を除いて外板以外のフロント周りの板金はほぼ終了か。


7月17,18,19日(土、日、月)

連日の記録破りのような暑さ。
仕上がりの上手下手は別としてフロント周りを一応終えようと決意。
先週の続きでフェンダーの下部を留めるネジ穴を終えた後、上部のステーの穴をリューターで拡げてフェンダーを合わせてみた。
ドアやボンネットとのちりがどうなるかわからないがほぼ合っている。


溶接箇所やさびた部分をサンダー、サンドブラストしたあと念のためにエスコの刷毛塗り。
エスコの効果の程は分からないが、さび予防には塗らないよりも塗った方がいいと思う。
どうせ見えるところじゃないので塗った面の仕上がりよりも確実性をとって隙間や凸凹に押し込むような感じで塗った。
また錆びてきたら、白いものがポロっとめくれてくるので分かりやすそう。

エスコの硬化を待って、PORの部分や元の塗装の部分はペーパーで軽く足付けをして、全体をシリコンオフで脱脂。
エンジンルームを缶スプレーでブラックに塗装。
最初、ツヤありのブラックを吹いたのだが下地の凸凹やキズが目立ちすぎてつや消しに変更。
ホルツのつや消し黒になりました。
フレームやフェンダー内のボディ側はごく薄くアンダーコートを吹く予定。頑張って取ったけど・・・

POR−15は使わなくてもどんどん硬化していくので、固まってしまわないうちに使ってしまおうと、気になっていた部分をあちこち塗ったり貼ったりした。



5月にやったダクトの部分のサイドの錆び穴埋め。

錆びて薄くなっていた助手席の足元。
鉄板での補修を考えてたのだが、PORが余ったので急いでマットとクロスで補修。
粘度が低いのと硬化が遅いのでこういう凹凸部分はあまり適さないと思う。
ファイバーの弾力に負けて浮き上がってくるのでローラーで何度もクルクルクルクル。
かといって繊維を切ってしまうと強度は落ちるし。



8月の物語につづく

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