'66 MUSTANG FASTBACK

2004年8月の物語

8月1日(日)

MustangSteve's のデュアルマスターシリンダー、ブースター、ケーブルクラッチキットを取り付ける準備。
私のは4輪ディスクブレーキなのでマスターシリンダーもそれ用を注文。



ブースターの取り付け穴をあけて、

仮にあわせてみた。

ペダル類のステー。上の左側が純正、右側が MustangSteve's のもの。

組み立て後。クラッチペダルの支持がプラスチックのブッシュではなく両側がベアリングになっている優れもの。

ケーブルクラッチキット。
純正のクラッチペダルの上方に扇方のワイヤーを引っ張る部分が溶接されている。
フォードのT−5ミッション(クラッチフォークが引っ張り式)ならこのキットが簡単に取り付けられるが、私のは純正タイプのトップローダー(クラッチフォークが押し式)なので以前に書いたリンク機構をなんとか考えなければいけない。

これでかなり現代の車に近づく。


8月8日(日)

スペーサーを入れて完成。
肉厚のあるパイプとかピストンピンが応用できると思う。

友達が来て車談義をしてたので作業はあまり進まなかった。
夜遅くにリアタイヤハウスやトランク内のサビ穴ふさぎ用の鉄板や、切り継ぎ板金用の鉄板をはさみで大まかに切り出しておいた。

メーター類はデザインをそろえるか、あるいは持ち合わせ、あり合せでいくか・・・
大きなタコメーターをダッシュの上に付けるのもカッコイイが視界が悪くなるし。

ダッシュの真ん中に埋め込むのもいいかな?の図。


8月16日(月)

同じような作業ばかり。
リアフェンダー内の小さなサビ穴とガソリンタンク付近のサビ穴ふさぎ。
右側写真のパンハードバー取り付け部はサビ穴というよりもクラックが入ってたので裏側からも溶接予定、さらに上からももう少し補強をした方がいいようだ。


その他の箇所は同じ作業なので省略。


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8月19日(木)

新旧カタログ比較

上から、
Delta Bay Mustang
1994 CALIFORNIA MUSTANG 147page
2004 CALIFORNIA MUSTANG 162page
1994 Mustang Parts of Oklahoma 341page
2003 Mustang Parts of Oklahoma 530page

当時欠品だったものが今になって作られてる。
国産ではごく一部の車以外は考えられないことだ。

これは写真の通りダットサン620トラック(1972)の整備書。
マスタングの構造の勉強や整備に結構役立ちます。
年代的に同じなので、たとえば窓の外し方付け方、ドアの中味や足回りの構造、各種トラブルの解決法など。
メカ音痴の方にはいいかもしれません。
すべて日本語です。(笑)

8月22日(日)

室内の塗装を剥いだり、相変わらずさびを取ったり。

同じことをしてると飽きてくるのでアクリル窓の準備。
ベニヤ板で型を作った。(右)
窓を固定する金物をどうするかでアルミや鉄のアングルや板を切ったり曲げたり。
アルミ板でべたっと塞ぐのは簡単で軽いけど・・・
結局どうするかは未定。


後部座席の足元。
鉄板の2枚重ねの部分が錆びていたので思い切って張り替えた。
予定ではこの部分にロールバー取り付けのプレート(鉄板)が付くのでなるべく丈夫にかつフラットにしておいた。


8月29日(日)

置き場所に困ってたのだが、思い切ってリアのガラスを外した。
ゴム枠の上面は切り取ってあったのだが、かといってひょいと持ち上がる重さではない。
ガラスを少し持ち上げて、ガラスと左右ピラーの間に板をかませて、ボディに当てないように徐々に手前に引きずって外した。
窓枠のゴム(ウェザーシールド)を取り去ると、やはり下部にはサビや小さなサビ穴を発見。
通例により地肌が出るまで掃除とサビ取り。
再び錆びる前にPORを塗り、さび穴にはグラスファイバーを当てた。
裏側からも手が入るので、表側が硬化したら裏側からも塗る予定。
出掛けたついでにちょっと工具屋さんに寄った。
鋸刃やその他消耗品を買った後欲しかった物を発見。
某メーカーのものは高すぎて買う勇気がなかったのだが、これはどちらも(インチ、ミリサイズ共)1000円未満だったので買ってしまった。
木の板と竹の割り箸で密かに自作しようと思ってたのだが(笑)手間隙を考えるとこの価格だと「買い」だ。


9月の物語に続く

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