'66 MUSTANG FASTBACK

2006年3月の物語


3月5日(日)

先週はロッカーアームをまだ固定してなかったのを発見。
ブースターケーブルでバッテリーとセルをつないで、何回か適当に回しながら、遊んでるロッカーアームを固定。
バッテリーを仮設して、ボディとエンジン間のアース線をつないでクランキングできることを確認。
マフラーを仮付けして。
ガソリンを20リッター買いに行って、タンクから漏れてこないか見ながらおそるおそる注入。
キャブに来てる燃料ホースに、ミッションオイルを入れたときに使ったポンプをつないでタンクからの燃料を吸引。
もし何か(爆発?)が起こったときのために散らかってるものを片付けて、逃げ道を確保して、期限切れだけど消火器を置いてキーオン。
しばらくのクランキングのあと初爆が・・・。
ヤッター!!
ところがたまにボッ、ボッというだけ。時折パッシューンとキャブから。
燃料が足りないのかかぶってるのか・・・
加速ポンプからは元気良く噴き出してるし。
かぶってると想定して燃料ホースを折った状態でクランキング。
やっぱりダメ。
あれ〜っ?迷宮入りか?
プラグは濡れてないし・・・
もう一度一番シリンダーを上死点に合わせて、デスビを見ると約20度ずれてる。
目分量には違いないが、デスビにマジックで印をつけてそれなりに固定し直し。
祈る気持ちでキーオン。
ばらつきながらもなんとか回ってるが、プッシュン、プッシュン。
あれ〜?
プラグを外したことを忘れてた。
今度はプラグをつけてキーオン。
ばらつきながらも回ってる。
ヘダース辺りから煙が・・・
ヘダースに付いてるだろうと思われるオイル系から出てる感じ。(で、あって欲しい)
2年半振りに聞くマスタングのエンジン音。
感無量。

ほんの10秒か20秒くらいのことだからこの先どうなるのか分からないけど、気分のいいところで本日の作業をやめた。
このあとあまり問題がでないといいのだが。



ラジエターホースもベルト類もまだ装着していないまま。

3月12日(日)

車と関係ない工作をしたり、家の片づけを仰せつかったのでマスタングははかどらず。
今まで気になってた細かいところをちまちまと。
でも少しは変化が欲しかったのでウインドウウォッシャータンクを設置。
ビニール袋にモーターが付いたタイプ。どこにでも付けられるので便利。
タイラップでぶら下げるようにしたので外すのも簡単。
昔の汎用品はステーも付いてたのになあ。
サニトラの純正品でとったのでステーは付いてなかった。
ステーがあっても重くなるから使わないだろうからいいか。


3月21日(春分の日)

窓を上げるときが堅くて苦労してたのと、レギュレターのスプラインが減って空回りする時もあったので、レギュレターとナイロンローラーを交換。
案の定ローラーはかなり磨り減っていた。
要所要所にグリスを塗っておいた。
マニュアルを見てると大変そうに思えたが、三角窓の枠を外さなかったので何の調整も無く、ボルト7本、ナット2個を外しただけですんなり交換できた。
ただし、ドアがボデイに付いたままだとガラスが落ちてくるのでやり難いかもしれない。
気になってたレギュレターの交換も出来たので、ボディにドア周りのモールをつけた。
古いウェザーストリップを取った後には古いボンドが着いてたので、シンナーで溶かしてきれいに掃除。

ボンドをシンナーで溶かして、

きれいに

掃除。

わざわざアメリカから買うこともないので、ホームセンターで調達。

接着テープ付だから貼り付けて、

ゴムのネジ穴部分は予め穴を開けておいて、ピラー、ルーフにネジ留め。

こんな感じにウェザーストリップがはまるのか、と確認中。

3月26日(日)

バッテリートレーの固定の準備。
ボルトの位置はボディ裏のフレームの耳の部分に来るように考えて。
でもずれてるような感じがいやだなあ。

ヒーターホースはどうしよう。
ホースをぐるっとバイパスさせると不細工だし。
軽量安価ということでとりあえず木の丸棒を詰めておくことにした。
水がしみ込みそうな気がしないでもないので、気休めに塗装しておいた。




以前修理したドリップレールにコーキング。
コーキングは塗装の出来るタイプ。
ドリップレールのモールも付けようと思ったが、ドアとウェザーストリップの当たり具合を確認してからでないとまた外さないといけないので一旦中止。
この作業はボディにキズを付けたくなかったら2人で作業すること。
モールの端がボディにコンコン当たるので傷が付く可能性大。

 
つづく


4月の物語に続く

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