'66 MUSTANG FASTBACK

2006年7月の物語


7月1日(土)

ダッシュボード内の配線類にアプローチするのにはダッシュボードの上にあるスピーカーパネルの穴が便利なので邪魔になるフロントガラスは付けてなかったのだが、もう電気系は大丈夫そうなのでガラスをはめる準備。
ガラスについてるウェザーストリップのゴムのかすや汚れをカッターやシンナーで掃除。
新しいウェザーストリップをはめて窓枠にガラスをはめる準備完了。
手伝いが欲しいなあ。

と、そこにキャデラックのオープンカーでTさんが登場。買ったのは知ってたが、見るのは初めて。
キャデラックに乗せてもらって近所のコーナンまでドライブ。(笑)隣のスーパーの食堂街でおろしそばを食べて帰宅。ん〜ん、とってもアメリカン。
よそ行きの服を着てるTさんに手伝ってもらって、ウェザーストリップにまきつけておいた電線を引っ張って、ガラス取り付け完了。

本来はロールケージ取り付けやボディの塗装を先にする方がいいんでしょうけどね。
まずは動かすことを優先。ゴムは簡単に外せるし。

7月2日(日)

ウマに上がってる間にすべてのグリスアップを済ませて久々の着地。
キャブとブレーキブースター間にバキュームのホースをつないで、 フロントタイヤの前後の幅を測って、大まかにトーインを調整。
エンジンを掛けて点火時期も適当に合わせ、適当にアイドリング調整。かなり安定してる感じ。今のところOK。
パワステの作動確認。軽い軽い。OK。
クラッチの作動確認。クラッチをつなぐとエンジンストップ。OK。
走ってないから分からないけど、ブレーキマスターもOK。
しばらくすると車の下から何かがポタポタと。
ミッションオイルだった。
ミッションの上から漏れてる(噴いてる?)
しばらくするととまったが、原因が不明。入れすぎ?ガスケットの空気穴の場所が悪かった?

元々ミッションの入りが悪いときがあったのがそれが気になってきた。
またもや車をウマに上げて、、、
ミッションの下からは漏れてないような感じ。


入り難かったHURSTのシフターコントロールを疑ってみた。じっくり見るのは初めて。
これでもかというくらいに塗りたくってあるグリスをパーツクリーナーとウエスで拭いて何がどう動くのかを確認。しようと思ったけど中が見えず。そんなに複雑な構造じゃなさそうなので順番にばらして(内心はドキドキ)、パーツをきれいに洗浄。仮組して動作確認。な〜るほど、こうなってるのか、ふむふむ、このボルトの意味はこうか、こうやってニュートラルを合わすのか、とか、勝手に納得。
グリスは潤滑に必要だけど、ホコリを呼ぶこともあるので、各パーツには指先にうっすらとつけたグリスを貼付するだけにして組んだ。未舗装路や雨の日はあまり走る気もないのでOK。この方が掃除も簡単。
今のところかなり調子よくなった。新品よりも?OK。

あとは磨り減ったリンケージのガタが問題かな。
こんなのはいざとなれば新品を買えば済むことなので問題外。
と思いながら、磨り減った部分に肉盛り出来ないかなあと姑息な手段も考えてたりして。

横殴りの雨だとガレージ内まで侵入してきそう。

 

ドアやトランクやその他いっぱい付いてないけど、来週はいよいよ公道デビュー予定。
といっても家の前の道を20mくらい往復でブレーキやクラッチのテスト。
雨天中止。

「お不動さん」脱却の喜ぶべき日となるか、あるいは新たな問題提起の日となるか。
1つの記念日になることは間違いないだろう。


7月8日(土)

バックランプの掃除。
接触不良で点いたり点かなかったりしてたので、配線を新しいものに交換、電球の接点が磨り減ってたのでハンダを盛って修理。
みごと点灯。 当分はいけそう。
トランクリッドも仮に取り付け。

7月9日(日)

いよいよテスト走行の日がやってきた。
サテさんとももさんに手伝ってもらって、マスタングの周りのガラクタを片付けて、ウマから下ろした。
しばし暖気運転しながら各部に異常が現れないかを確認。

そして恐る恐るクラッチミート。
ほぼ3年前にガレージに入れたときはお尻が浮いてしまうほど重くて回せなかったハンドルが嘘のようにクルクルと。
家の前を数回往復。
ホイルスピンさせてみたりして。
消火器は必要
気分のいいところでガレージへ。

リアもきれいにしないと。
ちょっとパテ付け。


まだいっぱいやることはあるけど、少なくともお不動さんじゃなくなった。

7月16日(日)

雨が降ったりやんだりのややこしい天気。
ファニーさんが最近買った96コブラで遊びに来た。
しばらく近所を試乗。
コブラってもっと乗りにくい車かと想像してたが普通に乗れてしまった。
3速ギアだけで事足りるくらいトルクフル。
バルブカバーが大きいせいかエンジンルームはぎっしり。

7月17日(海の日)

86のシートレール(ブリッド)を引っ張り出してきて取り付けの準備。
要らないシートステーを切り取って、4箇所穴を開けて完了。
ボディに開いてる穴の位置とレールの間隔がぴったり。
ボディ下からナットで留めやすいようにレールにボルトを溶接。
レールはボディに直付け。でもポジションが高い・・・
シフトレバーが近すぎて操作しにくい。
要改善。

左右の足元の上の空気が入ってくるところ。
雨水の浸入具合が見えるように透明板でとりあえず蓋を作っておこう。
あとでドレンをつけてもいいし、風が欲しくなったときに作り直すにしても元型になるし。



7月30日(日)

バンパーはつけないのでナンバー灯がない。
マスタングのデザインをスポイルすることなく軽いものは・・・
とりあえずプラスチック製のルームライトをアルミ板でちょっと目隠しという簡易なものを製作。
本来のナンバープレートのためのステー類も外した。

ドアのウェザーストリップはボンドで付けるのだが、ある程度乾いてしまうと溝に入らないし、乾いてないとくっつかないし。
暑いから早く乾いてしまって忙しい忙しい。
端っこの数センチは塗装のときにめくって作業が出来るようにボンドはつけてない。
なんとかきれいに装着できたが、ドアとの兼ね合いはどうなんだろう。


8月の物語に続く

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