'66 MUSTANG FASTBACK

2006年10月の物語


10月1日(日)

ミッションを下ろしたついでにシール交換。
リアはダストブーツ付に交換。
フロント側も交換。

ギヤ部の蓋に遠心力で巻き上がったオイルが直接空気穴に掛からないように鉄板を溶接。

表側にはフィッティングをつけて、ノーマルよりも大きな空気穴に。

純正のパッキンを

わざとくり抜いて、

今度は液体パッキンを塗って、装着

フィッティングにホースをつないで、エンジンルームまで延長。こうすれば、泥水の浸入や車の遠心力で片寄ったオイルが空気穴から漏れるのが防げる予定。

組みあがったミッションの前の方をファニーさんが持ち上げて、もう一人(あぷさん)が後ろの方を持って上下左右の位置を確認しながらエンジンとドッキング。
僕がボンネット側からエンジンとの固定ボルトを挿入。(楽してすいません)
ヘダースのボルトをちまちまと締め、プラグをつけて、エンジン部は終了。

その後、あぷさんは車の下に潜ったままで、クラッチ、ペラシャフ、マフラーまで装着。
僕はナット・ボルト、工具を手渡す役。(楽してすいません)


ウマから下ろす前にミッションオイルを入れて、作業後の点検。エンジンを掛けてウマの上で4速走行。
校正はまだだが、電気式のスピードメーターの動作も初めて確認。
オイル漏れなし。その他もOKのようなのでウマから下ろした。

ラジエターキャップを新品にした。

10月7日(土)

ドアミラーをつけて、仮ナンバーでいよいよ公道へ。
目的地は友人の車屋さん(ファニーオート)。
シートはついてないが、本来助手席のある部分にT君が乗ってくれた。
覚えてないのだが、以前に僕が「死ぬ覚悟で試乗に付き合え」と言ったらしい。


全神経を研ぎ澄まして、異音や異臭を・・・

短くなったレバーのおかげでチェンジもしやすい。

停滞も、

ごく短い高速も順調に、
そして無事に目的地に到着。
約6kmの緊張の旅。

10月8日(日)

今日からここでロールケージの製作。

ついでに家のガレージでやりにくかった整備やリアの足回りのブッシュ交換やボディの底を塗装したりをリフトを借りてする予定。



社長のコブラと2ショット。
このコブラも足回りを強化してサーキットも走れる仕様になるそうです。
フロアだけだと弱いので、メインロールバーの取り付け部を補強する部材を製作。

溶接で燃えてしまうかもしれないが、裏面を塗装。

位置をきめて、


そして溶接。
ちなみに加工や溶接は僕ではありません。
シフトレバーを加工してもらった
プロ(あぷさん)です。


パイプ曲げの準備。

10月15日(日)

メインロールバーはあちこちから集めた中から一番合いそうなものを選んだ。
マスタングは天井と床の高さがかなり低いことを再確認。
ボディの全幅もシビックより狭し。
マスタング 1732mm シビック 1750mm
ちなみに全長は
マスタング 4613mm シビック 4540mm で シビックよりは少し大きいけど5ナンバー枠より小さい。
僕はバンパーを外してるから、シビックより小さいということか。

サテさんから借りたパイプの曲げ見本。
これ以上の角度はプロにお任せ。

僕はこれで

端材を曲げたりと遊んでるだけ・・・
社長は自分のコブラののサスとショックを交換中。

10月22日(日)

今日は総勢4人でああでもない、こうでもないと。
サイドのバーの形がほぼ完成。
あとは直線部分がほとんどなのでちょっと気が楽

 

床に取り付ける鉄板は古いロールバーのものからパイプを切断して使用。

床の裏側に鉄板を当てて、床をはさんでボルト留め予定。
最終的にはこの鉄板もボディに溶接かな。

この工具でパイプの端を切ると、

断面がうまくパイプに当たるようになる。
が、微調整はサンダーで。

10月29日(日)

タイヤハウスに取り付けるための鉄板やボディ裏側からの当て板を電動サンダーで切り出したり、パイプを切って合わせたり。

ボディ裏からの当て板。

いらないロールバーからブラケットだけを切り取って、

ダッシュ下のバーはメンテを考えて、脱着式に。

ひたすら溶接作業。

ウインドウレギュレターもうまくかわせた苦心の作。パッドを巻いてもなんとか回るだろう。
   


11月の物語に続く

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