The Twelve Days of Christmas


 このキャロルは歌詞の最初の一節をとって"On the first day of Christmas"の名で呼ばれることもある。マザー・グースのクリスマス・ソングとして有名であるが,現行の歌詞はHusk(1864)によるもの。覚えやすいメロディーと,毎日一つずつプレゼントが増えていく楽しさが子どもに人気の理由だろう。私だったらいちばんほしいのは,「バグパイプふき11人」だなあ。この曲の大部分は英国のトラディショナル・キャロルにもとづいているが,音を長く伸ばす"five gold rings"の部分はFrederic Austinの作曲による。 このキャロルはプロの歌手があまり立派に歌うより,小さい子どもがちょっとたどたどしく歌うほうがかわいらしくて私の好みに合う。親子で一緒に歌うのもいいかも。