ナーサリー
ナーサリーを探す
バースに着いたものの,家がいまだ決まらず,慣れないホテル暮らしによる疲れもピークに達していたので,子どもたちの気分転換をかねて,インターネットで調べた住所を頼りにナーサリーを探すことにした。まず,滞在中のCarfax Hotel のそばにあるウォルコット・モンテソーリー・スクールを見つける。この学校は2歳児から7歳児を対象にしたプライベートなものである。日本にもモンテソーリー教育を掲げているところもあるが,同じ方針で教育的な遊びをさせる学校である。
特徴
この学校の特徴として,子供達が好きなときに好きな取り組みができることにある。先生も子供3,4人に1人と充実している。絵をかくコーナーや,絵本コーナー,パズルコーナーもある。ただ,庭はすごく狭いので,午後からの1時間だけそこで遊ぶ。また,別料金で水泳,乗馬などを選択できる。
厳しいしつけ
ただ,うちの子にはこのナーサリーは合わなかった様である。一般に英国のしつけは厳しいが,ここでもちょっと子供達が騒ぐと「Be quiet!」と注意を受ける。一度なんかサマースクールにBathで知り合った日本人の友達と一緒に通えることになり,あまりにも嬉しくって,ハメをはずしたため,先生に叱られ,外遊びの途中からずーっと壁際に立たされるという罰を受けたそうである。もちろんこの場合は彼が悪いのだが,日本人の目から見て,楽しそうに遊んでいて奇声を発することのどこがいけないんだと思う。子供は「先生はいつでもしゃべって,楽しそうにしているのに,僕らはすぐ叱られるんだ。」と文句をいっていた。まあ,英国生活の長い人から聞いた話になるが,全くしつけのできていない子供も多く,仕方がないことらしい。
そんな訳で,初めはあんなに楽しんでいたのに,次第に元気がなくなってしまった。結局友人も出来ず,9月に家のそばの インファント・スクール
に変わることにした。彼は2ヶ月このナーサリーに通っただけである。ただ,公立学校は無料であるが,国が4歳児からの学校教育を進めていることもあり,このような私立の教育機関に行くと,一部費用を援助してもらえる。これは,私たちのような外国人の子供にも適用される。教育に無関心な親が多いこともあり,4歳から行かせるようにという目的もあるのだろう。
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