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1日目(その1)

朝5時にタクシーで駅に行く。成田行きのリムジンバスを待って
いると大きな荷物を持ったフィリーナが4人いた。彼女たちの話
を盗み聞きしていると、ボランティア施設の看護婦みたいだ。
数ヶ月のお勤めが終わり、これからフィリピンに帰国するところ
だろうか? 旅のスタート地点のバス停からフィリピン人に囲ま
れて、なんとなく楽しい旅の予感がしてきた。

成田でチェックイン・荷物検査等をすましマニラ行きの飛行機に
乗り込む。自分の座席を探していると、前方に見たことのある顔
を発見・・・。なんと親会社の設計部門の親分がいた^^;

「やべぇ〜、見つかっちゃったよぉ。まずいなぁ〜」

とか言っている。マニラ経由でミンダナオ島にいる恋人(ってい
うか愛人?)に会いに行くらしい。真面目な顔して結構やります
な、このオッサン(笑)
マニラ空港でいろいろとお話し、同好の士としてお互いに口が堅
いことを約束し合い別れる。

待合所で「ねもとトラベル」の送迎担当のフィリピン人と会い、
車で「ねもとレストラン」まで連れて行ってもらう。彼はたぶん
20〜25才位かな? なかなかの好青年でした。ワシだけを送迎す
る為に空港で2時間も待っていてくれたらしい。
「ねもとレストラン」の近くの両替所で円→ペソの換金を済ま
せ、ホテル代を払ってからホテルまで車で送ってもらう。

ホテルはマラテ地区の「エクゼクティブ・プラザ・ホテル」。
部屋は一泊2300ペソ(約5000円)で、クイーンサイズ位のベッド
のある綺麗な部屋でした。バスタブは無かったけどお湯の出は問
題なし。値段の割にはなかなか快適でした。


ホテルの目の前にある「カジノ・フィリピーノ」。チェーン店み
たいでマニラ中にあります。しかしワシはギャンブルには興味が
無いので入ったことはありません。


ホテルの横にあるセブンイレブンでビール等を購入。サンミゲル
ビールを一人で飲みながら、ちょっと一息つくのであった。


1日目(その2)

ビールで一息ついたところでシャワーを浴びる。サンミゲルをも
う一本飲みながらしばしボーッとする。寒い日本から暑いフィリ
ピンに来て、なんとなく体の感覚がおかしい。朝は暖房、今は冷
房。なんか頭がのぼせた感じがする。

とりあえずM氏に電話する。M氏はワシの友人で、フィリピン人
の奥さんと一緒にマニラに遊びに来ている。PM6時にワシのホテル
のロビーで会うことになる。
次にI氏に電話する。I氏もワシの友人で、フィリピン在住のフ
ィリピン人の奥さんと子供に会いにマニラに来ている。PM6時にロ
ビーで会うことになる。
今回はマハルコちゃんは居ないけどタガログがペラペラの超強力
な友人がいるので、とりあえずは安心なのだ。

M氏は親類のフィリピン人の男を一人従え、I氏も親類のフィリ
ピン人の男を二人従えてロビーにやってくる。挨拶を早々にすま
せ、これから何処に行くかを相談する。とりあえず近くにあるク
ラブに行きましょうということになり、総勢6人でクラブ「ジャ
パン」に歩いて向かう。

クラブ「ジャパン」は飲み放題・食べ放題で一人1.5時間で2000円
位だったと思う。日本人客がメインの店なのでスシもある。小僧
寿しレベルだけど、まぁ美味しく食べれました。
ワシの家の近くにあるフィリピンパブに比べ、お姉ちゃんのルッ
クスレベルが高い。お客さんが席に着くとお姉ちゃん達が20人位
やって来て、ワシらの席の前に並びます。その中から好みの子を
選んで隣に座らせるんですが、こういうのは日本のフィリピンパ
ブには無いシステムなのでワシは恥ずかしいやら鼻息フーフー状
態やらで困ってしまいました^^;


時間になったので延長はせずにお店を出る。15人位の女の子達が
店の外まで送ってくれて

「マタ アシタ ユルシクオニガイ シマッショー!」

とか言っている。お店の呼び込みのバクラ(オカマ)と記念写真
を撮ってから女の子達とバイバイする。


それなりに酒が入って気分が良くなってきたのでゴーゴーバーに
行くことにする。まだまだ夜は長い。


1日目(その3)

バクラと写真を撮った後、路上でマルボロをふかしながら何処の
ゴーゴーバーに行くか打ち合わせする。

「どうせならHaNaさんの行ったこと無いところに行きましょう」

という嬉しい言葉をいただき、空港近くのドメスティックエリア
にあるゴーゴーバーに向かう。ここはマニラの最新の風俗地帯な
んだけど、ややへんぴな所にあることもあってお客があまり居ま
せんでした。お店にはケチくさそうな白人のオヤジがチラホラと
遊んでるだけ。お店は閑古鳥状態でした。

この奥にゴーゴーバーが7軒ほどあります。


エントランスにあったお店の看板です。


正直な印象としてブスが多かったです。少なくとも日本人好み
の子はあまりいませんでした。まぁまぁな子も少しはいたけど
ドリンクを奢ってあげる気にはなりませんでした。

話はちょっとそれます。マニラの街中を歩いてると白人がフィ
リピーナの若い女の子を連れて歩いてる場面を見かけますが、
その連れられてる女の子のほとんどが猿顔のブス子ちゃんです。
なんでこんなハンサムなお兄さんがお猿さんと一緒に歩いてる
の? とても不思議なんですが、好みの違いなんでしょうかね。

此処はイマイチだねぇ、ということになってEDSAコンプレックス
にタクシーで移動する。ここはゴーゴーバーがビルの中に密集し
ているマニラの名物所です。(ワシはここは2回目。)
日本人の客が多いので、日本人好みの若い美人ちゃんがいっぱい
います。M氏に

「ここは日本人のオヤジに甘やかされた生意気ババエが多いので
気をつけて下さい。女の子を持ち帰るならジックリ選んだほうが
いいですよ」

と忠告される。さっそくワシはアチコチのお店を見てまわるが、
ビキニの柔らかそうな谷間や、チッコイ水着風Tバックに目が惑
わされて頭がパニック状態になる。
お店を3回りほどしてマルボロをふかして考えてみるが、頭の中
は水着・水着・水着の女達の洪水状態でまともに思考を整理する
ことが出来ない。結局一番最初に入った店に腰をすえる事にした。

そして数秒後、運命とも思える出会いが待っていたのであった。


1日目(その4)

どのお店に入るか必死に考えたが、結局一番最初に入ったお店に
入る。今日はマニラ初日だし、ワシはゴーゴーバーのお持ち帰り
は初体験である。できれば性格の良い子を選んで、翌日の昼食や
観光につきあって欲しかったりする。(マニラの一人歩きはちょ
っと不安だから)
すると目の前にちょっと背が低くて柔かい笑顔の子が現れた。少
しだけポッチャリしてるけど性格良さげなオーラがプンプン漂っ
ている。よし決めた。今日はこの子だ!^^

名前はマオちゃん(19歳 仮名)。フィリピーナにしてはシャイ
な性格で、はにかんだ笑顔がすごく可愛い。
彼女にドリンクを奢っていろいろとお話する。この仕事を始めて
2週間の彼女は、まだすれたところが全然無くて初々しい。近く
で見るとかなり整ったお顔をしている。マオちゃんは日本語が全
く話せないので、ワシのインチキ英語&タガログ語&身振り手振
りでのコミュニケーションになるが、まぁなんとかなりそうだ。
そこでさっそく質問してみる。

「プンタ タヨ。オーケー ラン?」
(一緒に帰る。大丈夫ですか?)

「オーケー ラン。イカウ マバイット^^」
(オーケーです。あなた優しいから^^)

ということで交渉成立^^
明日の昼飯も一緒に食べてくれるそうだ。隣にいた友人が、

「いい子選びましたね。どうせならこの子も連れて、もう一軒ク
ラブに行きませんか」

と言うことになり、男6人+マオちゃんの総勢7名でクラブ「オ
ーディション」に移動する。ここは前出の「ジャパン」と同じよ
うなフィリピンパブである。日本でも(フィリピン通には)有名
な店でなかなか可愛い子が揃っているが、その中にいてもマオち
ゃんはひけをとっていない。逆に水商売なれしてないぶん、初々
しさが輝いて目立っている。まるで天使が舞い降りたようだ。
(↑ワシはすでに惚れてます^^;)
ワシだけお店のババエを指名せず、マオちゃんと一緒にじゃれな
がらすごす。一緒にタガログ語のデュエットを歌ったりして楽し
かったなぁ〜^^ パラン コイビト!(恋人みたい!)

1時間半ほどしてからお店を出る。ワシとマオちゃんはホテルに
帰ることにするが友人たちはまだ飲み歩くらしい。
友人たちと別れてから、待ちに待ったマオちゃんとの二人きりの
時間がやってくる。

(朝までタガログ語の勉強会ですよ〜^^)


2日目(その1)

朝10時頃に起床。マオちゃんは隣でムニャムニャとしている。
ワシは寝癖でボーボーになった髪の毛がカッコワルイので、彼女
の目がさめる前にシャワーを浴びてしまう。シャワーが終わって
ベッドに戻るとマオちゃんがテレビを見て笑っていた。今回のマ
ニラでワシが初めて見たテレビはMr.ビーンになりました^^;
二人でテレビを眺めながらリラックスしていたが、なんとな〜く
テレビがお邪魔な雰囲気になってきたのでテレビを消す。そして
またタガログのお勉強会に突入するのであった。
今夜もまたマオちゃんと一緒にいる為にEDSAコンプレックスに迎
えに行く約束をする。

マオちゃんと一緒に12時頃にホテルを出て、ロビンソンデパート
まで歩いて昼食を食べに行く。GREENWHICHというファ
ーストフード店に入る。結構混んでいて、マオちゃんによるとマ
クドナルドよりこっちのほうが美味しいらしい。たしかに比国の
マクドナルドよりはこっちのほうが少しマシかな?ってかんじも
するが、日本人的にはどっちも似たようなもんで決して美味いも
んじゃありません。二人分で500円位でした。
その後、ロビンソンの中をウロウロし、マオちゃんにDICKIESのT
シャツを買ってあげる。たしか1000円位だったと思う。
(日本でDICKIESの同じものを買うとたぶん2000〜3000円位?)

ロビンソン前のタクシー乗り場でマオちゃんと別れる。別れ際に
キスをする。シャイな彼女がテレ笑いしている。うーん可愛い。
ワシもシャイなほうだが、相手がフィリピーナだと結構大胆にな
れるのが不思議だ。
ワシはタクシーが見えなくなるまで手を振り続ける。こういうシ
ーンに若いフィリピーナは弱いのです。本来はお金だけの乾いた
関係なんですけど、こういうことの積み重ねによって自分にもリ
ターンが一杯あります。情の厚いフィリピン人はこういう小さな
ことを絶対に忘れません。


2日目(その2)

マオちゃんと別れてからホテルに歩いて帰る。ボーッとしながら
サンミゲルビールを飲む。暑いフィリピンにいると、昼間からビ
ールを飲んでしまい毎日2リッター以上かるく消費してしまう。
(水は飲めないのでビールとミネラルウォーターとパック・缶ジ
ュース位しか飲めません。どうせならビールがいいですよね?)

昨夜の豪遊のおかげでペソが残り少ない。暇なので散歩がてらに
円→ペソの両替に行く。日本人ご用達の優良両替店EDZENを歩き
ながら探す。しかしなかなか見つからない。日本でプリントして
きた地図は全然あてにならなかった・・・
ひさしぶりに履いたユニクロのサンダルで歩き回り、いいかげん
に疲れてきた。もう汗だくだ。だんだん地図を作った人間がムカ
ついてくる。もうあきらめて帰ることにする。一人でトボトボと
歩いていると5〜8歳位のフィリピン人の兄妹に目を奪われる。
汚いTシャツに短パン姿のお兄ちゃんが、これまた汚いTシャツ
に短パン姿の妹と遊んでいる。お兄ちゃんが妹の履いているサン
ダルを奪い取り、遠くに投げ捨てると、妹が泣き叫びながらお兄
ちゃんを罵倒している。昔の日本にもよくある風景。この時、泣
いている女の子と目が合ってしまった。半径30m以内にはワシとこ
の兄妹の2人しかいない。ワシはこの二人を呼びよせて会話して
みたい衝動にかられた。
(しかしやっぱり止めておきました・・・)

ホテルに近づくといきなりEDZENの看板が現れた。うーむ・・・と唸
りながら両替をする。フィリピンの街中の両替屋は6畳位のスペ
ースしかない。お客のいるスペースは4畳位。カウンターとは鉄
格子で隔たれている。ワシは鉄格子の間から2万円を差し出す。

「ダラワ?」
(2?)

「オォ。ダラワ。」
(はい。2。)

ワシは紙のナンバープレートを貰ってしばし待つ。
この狭い所にフィリピン人、日本人、韓国人、アラブ系などがい
る。まったく暑い。一刻も早く此処を出たい。ワシはナンバーを
呼ばれ、カウンターでペソと一緒にレシートみたいなのを渡され
る。換金レートと換金額が書いてある。レシートを見ながらその
場でペソを数える。よしオーケーだ。
注)目の前で札を数えてくれても、自分の手に入ったときには
  目減りしてる、ってなマジックがあります。アジアで換金
  するときは気をつけた方がいいようです。

換金が終わったらホテルに帰るつもりだったが、まだちょっと時
間が早いので近くにあるL.A.CAFEに寄る。ここはマニラ通には超
有名な店です。ライブバンドやビリヤード有りのカフェバーなん
ですが、店の中には妙に熱い視線を送ってくるババエがいっぱい
います。ここは24時間営業の外国人向けの援交カフェなんです。
I氏の義弟がL.A.Cafeから歩いて15秒位の所で食堂をやってま
す。しかし義弟は女好きなのにここに入りたがりません。ここの
女は美人局や悪徳警官とつるんでいる危ない女がいるからです。
(ま、家の目の前で浮気するわけにもいかんでしょうが^^;)

ここのオリジナルTシャツがカッコイイという話をネットで見た
ので買おうかと思ったんだけど実際のものを見ると買う気になり
ませんでした。背中にフィリピン人のボクサーの写真がでっかく
プリントしてある(しかもピンボケ!)Tシャツなんて恥ずかし
くて日本では着れません・・・
さりげなくL.A. CAFEのババエをチェックしてから店を出る。


2日目(その3)

L.A. CAFEを出てからホテルに帰ることにする。
ホテル近くの交差点でM氏に会う。

「どこに行ってたんですか? ロビーで随分待ちましたよ」

「すんません、実は迷子になっちゃいましてねぇ」

なんて話をしながら路上でマルボロをふかす。M氏が両替をした
いと言うのでEDZENに再び行く。ついでにL.A.Cafeでビールでも飲
みますか、ということになる。
カウンターに座ってビールを飲みながら、昨夜の別れてからの報
告をしあう。M氏とI氏はその後数件のお店をまわったらしい。

ツマミを頼んで話をしていると、フィリピン人のオバサンがしつ
こく話しかけてくる。このオバサンは仲介業者で、手持ちの女を
しつこく紹介してくる。いわゆるポン引き、あるいはヤリ手ババ
ァと呼ばれる人達だ。適当に流しつつも、この手のお店ではこう
いうババァと仲良くしたほうが楽しめるので無視はしない。

何人目かのババァが日本語を少し話せるババエを連れてきた。
ワシは今夜もマオちゃんと一緒にいるつもりなのでこのババエを
持ち帰る気はないが、とりあえずミラリーちゃん(仮名 19歳)と
お話することにした。


2日目(その4)

L.A.CafeのカウンターでワシとM氏とミラリーちゃんの3人でお
話をする。ミラリーちゃんはよく喋る。表情が豊かなので見てい
るだけでも楽しい。気がつくとワシはサンミゲルを3本も飲んで
気持ちよくなっている。
M氏は昨夜、ワシと別れてから朝6時位まで遊んでいたらしい。
二日酔い状態なのにワシに合わせてビールを飲んでくれている。
付き合いの良いM氏に感謝しつつ、ワシはふと考える。このまま
M氏を付き合わせ、マオちゃんのいるEDSAコンプレックスまで行
ってもらうのは悪いなぁ・・・。一人でタクシーに乗って行くの
はちょっと危ないし・・・。今日はミラリーちゃんをお持ち帰り
しちゃおうかなぁ・・・。
(悪魔がいろんなことをささやきはじめる^^;)

結局、M氏の体調を考慮し(←いいわけ)、今夜はミラリーちゃ
んとすごすことにする。L.A.Cafeを出て3人で歩いていると数人
のストリートチルドレンがコインをせびりにやってきた。ワシと
M氏は無視していたが、ミラリーちゃんが子供たちにコインをあ
げはじめる。ワシは内心ビックリした。今までフィリピーナとマ
ニラを歩いていて子供たちにコインをあげたのは彼女が初めてだ
ったからである。ワシはミラリーちゃんに質問する。

「バケット? イカウ ヒンディ マヤマン ディバ?」
(なんで?あなたお金持ちじゃないでしょ?)

「ダッテ カワイソデショ! コドモ カワイソ ダカラ・・・」

持てるものが無いものに与える。
なんでも皆でシェアしあいながら生きていこうとするフィリピン
人気質にワシは内心感動してしまう。ミラリーちゃんは、綺麗な
洋服をきてるけど決してお金に余裕があるわけじゃなく、たぶん
あの子供たちの気持ちがよくわかるんだろう・・・。

M氏と別れ、ミラリーちゃんと一緒にホテルに戻る。ワシはとり
あえずシャワーをあびて洋服を着替える。疲れているのでタガロ
グ語の勉強はまだしたくない(笑)


腹が減ったのでミラリーちゃんと一緒に歩いて日本食風居酒屋の
「ISEYA」に行く。とりあえずミラリーちゃんに箸の使い方
を教える。けっこう器用に箸を使いながら、テンプラが旨いと食
べている。一緒に食べ物を食べるという行為は二人の間隔を一気
に縮めてくれるなぁ。日本にいるとこういうことになかなか気が
付かないんだけど。

腹も膨らんだのでミラリーちゃんご推薦のディスコ「ニルヴァー
ナ」に向かう。タクシーの中でふと考える。
もしミラリーちゃんが悪いフィリピン人の男と共謀してワシをハ
メたりしないだろうか?
L.A.Cafeの女を信じて、こんな遅い時間に一緒に行動してて危な
くないだろうか? 

しかし余計なことを考えるのは止めた。
ちょっとくらい冒険しないとマニラの夜を満喫できない。
ここまできたら自分の人間を見る目を信じるしかない。


2日目(その5)

タクシーが「ニルヴァーナ」に到着する。ここはマニラでは有名
な超大型ディスコで照明には数千万〜数億円かかってるらしい。
日本のディスコと違い、メインはバンド演奏でCDはバンドの合
間に使うだけでした。
入場料は男350円位、女250円位。安い!^^

フィリピンのこういうとこで演奏しているバンドはすごくレベル
が高いです。あまりの歌の上手さに圧倒されてしまいます。しか
もダンスがムチャクチャ上手い。ダンスしなくても歌に合わせて
体を動かしてるだけでカッコイイです。なんでこいつらこんなに
カッコイイんだと感動してしまいます。(ワシはフィリピンにい
るときは感動しやすくなっている^^;)

ミラリーちゃんが一緒に踊ろうとしきりに誘ってくる。
ここで一緒に踊るのは今宵の盛り上がりの為にも非常に重要なこ
となんだが、ワシは頑なに拒みつづける。ディスコで最後に踊っ
たのなんて15年以上前だしなぁ。アコ ハズカシー!
(あなたならこの気持ちわかりますよね?^^;)

フロアーを眺めていると白髪の日本人の爺さんが踊っていた。た
ぶんフィリピン在住の人だと思う。周りのフィリピン人達に上手
くノセられて、爺さんはノリノリで踊りまくっている。なんかす
ごく幸せそうだ。うーーん、ダンス以前の基本的な姿勢からして
ワシはこのベテラン爺さんに負けたな(笑)

もう深夜2時を過ぎている。二人共眠くなったのでホテルに帰る
ことにする。ミラリーちゃんは踊りすぎて疲れたのか、タクシー
の中でアクビを連発している。部屋に戻ってから、まずワシがシ
ャワーを浴びる。ミラリーちゃんがシャワーを浴びてるのを待っ
ているうちにだんだん眠くなってきた。
今日はもういいや・・・。寝よう・・・。

しかしそうはいかなかった。ギンギンの猛獣に変身したミラリー
ちゃんがワシに襲いかかってきた。寝たフリをしてたら平手打ち
をくらう。しょうがないのでワシは目をこすりながら今夜もタガ
ログの勉強会に突入するのであった・・・


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