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2日目(その1)

12時15分前に起床。いそいでパールガーデンホテルをチェッ
クアウトしてタクシーで同じエルミタにあるトロピカーナホテル
に向かう。今日から帰国日までここでマオちゃんと過ごします。


チェックインして部屋に案内される。ダブルベッドの部屋をオー
ダーしたのにシングル×2の部屋である。その場で部屋をかえて
くれと言うと30分後にかえてくれるとのこと。
腹が減ってきたのでロビンソンまで買い物に行く。マックのハン
バーガー2個をテイクアウトしたのだがオーダーをミスってしま
いコーラが2個ついてきた。氷入りのコーラは飲めないのでトロ
ピカーナのガードマンにコーラをあげる。
部屋でサンミゲルを飲みながらハンバーガーを食べていると電話
が鳴る。部屋をかえてくださいとのこと。新しいキーをもらって
から部屋に向かう。ここまでの時点で思いましたが、このホテル
のスタッフはとても感じがいいです。自然体で親切な感じがしま
す。たぶんここは居心地いい場所だろう、とすぐに感じました。


このホテルは長期滞在型のアパーテルなのでキッチンがありま
す。マオちゃんがどんな料理を作ってくれるか楽しみです^^

マオちゃんに電話する。
「マハルコー!フゥゥゥン マハルコー!ムゥゥゥン」電話の向こ
うでマオちゃんの声が悶えてます(笑)
毎度のことですが今からシャワーしてジープニーに乗って行くと
言ってます。ワシが来ることわかってるんだから先にシャワーく
らいしとけよ!なんてことは最近考えなくなってきました。ここ
はフィリピンなんだからセカセカしないでいきましょう^^

ワシもマオちゃんが来るまで昼寝することにします。


2日目(その2)

ベッドで寝ているとブザーが鳴る。寝ぼけながらドアを開けると
マオちゃんが立っていました。

「マハルコー!」と言いながら満面の笑みで抱きついてきます。
寝ぼけ眼のワシは彼女の勢いにヨロけてしまいました(笑)
マオちゃんはすかさずテレビをつけてから部屋の中を歩き回りだ
します。チェックが終わってからベッドに寝転がってムゥ〜〜ン
とか言いながら体を伸ばしてます。ワシがベッドに座るとピタッ
とくっついてきて「マハルコー、マハルコー」と言いながらフン
フンと鼻を鳴らして甘えてきます。


ワシはオミヤゲのアーモンド入りチョコレート3箱とシーフード
ヌードル4個を渡します。彼女はそれをササッと化粧台に置いて
すぐに戻ってきます。そしてワシの腕や体をペタペタと触りなが
ら自分も求めてる表情をします。ワシはもう暴発寸前です。

ワシが脱ぎだすと彼女も自分で脱ぎ始めて、一気にタガログ語の
勉強会に突入です。お互いの熱いものを出し合って頭の中は真っ
白になるのでした。

いつも同じパターンですけどこれが一番ですね^^


2日目(その3)

マオちゃんと一緒にシャワーを浴びる。
今日は何処に行きたい?ホビットハウスかな?と聞くとホテルで
ゆっくりしたいと言ってます。じゃあロビンソンに行って買い物
しようと言ってお出かけする。ロビンソンまでは徒歩2分です。


食品売り場で、カラマンシー、パティス、塩、ティラピア、ムン
ゴ(緑豆)、ドラゴンフルーツ、レモン、サンミゲル、テキーラ、
スナック、ジュース、・・・などなどを購入。すごい量になって
しまいました。するとロビンソンの店員がカートに荷物を入れて
外まで運んでくれようとしてます。へぇぇこんなサービスもある
んだぁと感心。店員はタクシー乗り場に向かおうとしています。
ワシが歩いて帰るから此処まででいいよ、と言うと店員は大丈夫
ですと言ってガタゴトとカートを揺らしながらホテルまで荷物を
運んでくれました。(なんと部屋までですよ^^;)

大手デパート(たしかSM)の店員は客からチップを受け取ると
クビになるという話をネットで見たことがあるので、たぶん彼も
受け取らないだろうと思いながら20ペソ渡すと「サンキュー」
と笑顔で受け取りました(笑)

マオちゃんと一緒にビールや食べ物を冷蔵庫にしまったりミネラ
ルウォーターで氷を作ります。疲れたねぇなんて言いながら2人
でベッドに寝転んで休んでいると、またまた甘いムードが漂いは
じめます。そしてまたタガログの勉強会に突入するのでした。


2日目(その4)

腹が減ってきた。今晩はルームサービスを頼むことにする。マオ
ちゃんにはカラマンシーとレモンだけ切ってもらう。


おかず3品とガーリックライス2皿で500ペソ位でした。トロ
ピカーナホテルのルームサービスはなかなか美味しいです。

サンミゲルを飲みながらゆっくりと食事する。マオちゃんはチキ
ンが美味しいと言ってパクパク食べている。フィリピン人はチキ
ン&ライスが本当に好きですねぇ。ワシもサンミゲルを飲みなが
らチキンをパティスにつけて食べます。いかにもフィリピン的な
味ですが慣れれば結構美味しいです。

ビールも飲みあきてきたのでテキーラを飲む。最初はシュウェッ
プスのトニックウォーターで割って飲んでいたけど途中からスト
レートにする。マオちゃんもテキーラが大好きで塩をつけたレモ
ンをカジりながら嬉しそうに飲んでいる。酔っぱらってだんだん
饒舌になってきたマオちゃんは喋りだします。

「アコは16歳までレイテにいたの。海じゃなくて山のほうなの。
タタイがお米を作ってたからアコも時々畑仕事を手伝ってたのよ。
前に送った写真は色が黒かったでしょ。あれは17歳の写真なの」

知らなかった。両親がレイテ出身なだけでマオちゃんはマニラで
育ったのかと思ってたのでちょっとビックリです。一家そろって
マニラに引っ越して行く16歳のマオちゃんの姿を想像したら愛
しさが増してきました。ワシは彼女を抱き寄せてチュッとします。
すると彼女の目がみるみるうちに潤んできて表面張力に耐え切れ
なくなった涙がポロリとこぼれ落ちます。それを見ていたらワシ
まで胸が熱くなってきました。

「マハルコ、お願い。20000ペソ、ヘルプしてほしいの」

え?

「アコはシャイだからお金を送ってとお願いするのはすごく嫌な
の。だから20000ペソでパソコンを買ってMP3をCDにコピーする
ビジネスを始めたいの。1枚100ペソで売れるのよ。これが最
後のヘルプだからお願いマハルコ・・・(大粒涙)」

げげっ。
うまいタイミングで切り出してきやがった〜!( ̄◇ ̄;)
1本とられそうになりつつも簡単にはOKしない。詳細を聞くと、
中古のパソコンが7000ペソ、中古(?)のプリンターが3000ペソ、
その他にCDやインクが必要だからあと10000ペソと言っている。
うーん、本当にパソコンを買うつもりがあるんだろうか? 金が
欲しいから作り話してんじゃないの?(ー_ー;)
どこでパソコンを買うのか聞くとパラニャーケの家の近くの中古
パソコン屋で買うと言っている。一緒に行ってその場で買って欲
しいとまで言っている。うーん。多少のお金はヘルプしてあげる
つもりだったけど20000ペソというと今のレートで48000円である。
ちょっとあげすぎだよなぁ。とりあえず、パソコンとプリンター
(合計10000ペソ)は買ってあげると約束しておく・・・。

いろいろ話をしているうちにテキーラボトルが半分になっている。
そろそろ寝るか。(そしてまたタガログの勉強会に突入です^^;)


3日目(その1)

11時頃に起きる。居間のソファでマルボロを吸っているとマオ
ちゃんが寝癖のついた頭でやってくる。なんか可愛い^^
朝飯(昼飯)はルームサービスを頼むことにする。ルームサービ
スが来るまでにマオちゃんがティラピアを作ると言っている。


マオちゃんはフライパンに油を多めに入れてからティラピアを放
り込みます。ジャーーッ!って音がして煙がモウモウと発生しま
す。キッチンには換気扇が無いので、あっというまに部屋中煙だ
らけになってしまいました。ワシは部屋の窓を開けて換気します。
マオちゃんは「この音がしなくなったら出来上がりなの」
なんて言いながら時々テレビを見に行ったりしてます。そして音
がしなくなったティラピアは・・・・・真っ黒焦げなのでした。
皿に焦げ上がった汚い魚が乗ってます^^;


でもワシは「美味い、美味いよコレ!」なんて言いながらティラ
ピアを食べます。実際、皮はコゲコゲだけど身はなかなか美味し
かったのです。(でもちょっと骨が多くて食べにくかったな)
マオちゃんはライスじゃなくてシーフードヌードルを食べてま
す。フィリピン人は本当にシーフードヌードルが好きですねぇ。
汁を一滴も残さずに飲んだりするのかなと思って見てましたけど
さすがに全部は飲みませんでした。でももしワシが居なかったら
全部飲むのかもしれません(笑)


ベッドに寝転がってゴロゴロしているとマオちゃんが甘えてきま
す。そしてまたタガログ語の勉強会に突入してしまうのでした。
ワシはわりと淡白なほうだと自分では思ってますが、フィリピン
にいる時、特にマオちゃんと一緒にいる時には怒涛のように性欲
が沸き起こってきます。フィリピンって不思議ですねぇ(笑)


3日目(その2)

シャワーを浴びてからトロピカーナホテルのプールを見に行く。


ワシもマオちゃんもこのプールが気に入りました。さっそくロビ
ンソンに水着を買いに行きます。ワシは適当に選んで買いますが
マオちゃんは選ぶのが大変です。いちいち「これはどう?」とか
「色は何がいいマハルコ?」とか聞いてきます。ワシは女の水着
のことなんか解らないので「オーケーラン」(大丈夫)と適当に
受け答えします。マオちゃんはたまにしかできないデパートでの
ショッピングを楽しんでいるようであり、ただ単に自分で決めら
れない性格のようでもあり、もしかしたら「ベリーグッド!」と
いうワシの言葉を待っていたのかもしれません。
ときどき値段の高い物を手にとってしまい、値札を見てからソッ
と棚に戻すマオちゃんでした^^

ホテルの部屋に戻って水着に着替えてからさっそくプールに行き
ます。(ちなみにプールは夜7時迄オープンだったと思います)
客は一人もいないので貸切状態です。マオちゃんと一緒に最初は
震えながらプールに入ります。やっぱ若いマオちゃんの方が冷た
い水に順応するのが早かったですねぇ(苦笑)

このプール、大きくはありませんが奥の方は結構深いです。2.5m
位あるかもしれません。マオちゃんは全然泳げないので手前の方
でキャーキャーいいながらバシャバシャと遊んでます。


実はワシも泳ぐのは10数年ぶりなのでちょっと緊張ぎみ(汗)
まずはプールサイドの近くをカエル泳ぎで泳いでみます。途中で
プールの縁につかまって様子をみます。いちおう体は浮いてるみ
たいです。ようし明日は十八番の背泳ぎに挑戦するかな!(爆)

マオちゃんと水遊びしてから部屋に戻る。マオちゃんは目をキラ
キラさせながら「アコ、明日もスイミング!」とか言っている。
「でも君はスイミングできないじゃん?」とツッコミたいが止め
ておく(笑)

腹が減ったのでお出かけすることにする。今夜はマカティのリト
ルトーキョーで食事してから飲み歩くつもりである。


3日目(その3)

タクシーでマカティのリトルトーキョーに向かう。ワシはリトル
トーキョーを中華街や商店街のような感じかと想像してたんです
がリトルトーキョーの入り口はこんな感じでした。


門をくぐって道を歩いて行くと奥に数件の居酒屋さんや飲食店が
あります。


ワシとマオちゃんは「うらめしや」という焼肉屋さんに入りまし
た。お化け屋敷?をイメージしたお店のようです。


サンミゲルを注文してからマオちゃんに箸の持ち方を教えます。
マオちゃんは焼肉を食べるのは初めてらしく「マサラップ^^」
と言いながらパクパク食べてます。日本のライスを食べるのも初
めてらしく、しきりに美味しいと感心してます。ワシが「ジャパ
ユキは日本に来た時はパヤット(やせてる)だけど、この日本の
ライスを食べ過ぎてマタバ(太ってる)になるんだよ」と言うと
「ソーリー マハルコ。アコ ダイエット ナ」と言ってフォークを
おいた。あらら、食事中に余計な事を言ってしまったかな^^;
あれ?箸がいつのまにかフォークに切り替わってるぞ(笑)

ウェイトレス見習いの女の子がカワユイ。歳はマオちゃんと同じ
位だと思う。なにやらマオちゃんとお話してる。


彼女は「私も日本人の恋人が欲しいから誰か紹介して欲しいの」
と言ったとか言わなかったとか(笑) 性格良さげな子なので興
味のある人は「うらめしや」さんに行ってみましょう^^

腹もいっぱいになったのでお店を出る。店の前の椅子に座ってマ
ルボロを吸っているとお店のオーナーさん?店長さん?らしき人
に声をかけられお話する。マオちゃんのことを「可愛いですね〜
羨ましいなぁ」なんて言ってくれましたよ(笑)

リトルトーキョーを出てタクシーでグロリエッタ3に向かう。
次の目的地はHard Rock CAFEです。


3日目(その4)

Hard Rock CAFEに着く。このお店は世界的に有名なチェーン店な
のでご存知の方も多いと思います。日本にも数店あります。


ワシは初渡比のときに来たので2回目ですがマオちゃんは初めて
です。店内はバー&ビリヤードエリアとライブステージエリアに
別れてます。まずはバーエリアに行ってマオちゃんとサンミゲル
で乾杯です。マオちゃんは目をキラキラと輝かせながらアチコチ
を眺めてます。あ、満足してるんだなぁとすぐにわかります(笑)
この時の店内は白人客がほとんどでした。日本人は数人いたよう
な気がしますが韓国人や中国人らしきはいませんでした。


ワシとマオちゃんはツマミを一品オーダーしてからテキーラを飲
み始めます。マオちゃんも結構酒が強いので、すぐに2〜3杯は
飲み干しちゃいます。彼女は滅多にこういう店には来れないでし
ょうからワシもおごりがいがあるというものです。どんどん飲ま
せて一緒に酔っぱらっちゃいます^^
ちなみにハードロックカフェの食べ物は超巨大なアメリカンサイ
ズなので居酒屋感覚でたくさんオーダーすると食べきれなくなる
ので注意しましょう(笑)

ワシがトイレに行ってる間にウェイターのピーノがマオちゃんを
ナンパしてきたらしい。電話番号を聞かれたけど教えなかったと
言っている。まぁ外国人と一緒にいる若い女を見たらそういう風
になるのはわかるんですが・・・・・ぶっ殺すぞテメー!(笑)
だいたいポギーな外国人(←うそつけ)と一緒にいる女が君みたい
な貧乏&ババエロ丸出しの男を相手にする訳ないだろ凸( ̄ー ̄)

テキーラが数杯入って気持ち良くなってからライブステージエリ
アに移動します。こっちはバンドが大ボリュームで演奏して盛り
上がってます。ワシの好きな曲「Let's Get it Started」が始ま
りました。この曲はマニラのライブディスコでは必ずかかる曲な
ので聞いたことある人も多いんじゃないかと思います。


マオちゃんは満足したようです。ずっとここに居たそうな顔して
ますがワシはマオちゃんの腕を引っ張って次の店に向かいます。
次の店は同じマカティにある「Cafe HAVANA」です。


3日目(その5)

酔っぱらっていたのでカフェ・ハバナまでタクシーで行ったのか
歩いて行ったのか憶えておりません。店内の様子もあまりは憶え
ておりませんが写真を見ながら思い出すことにします^^;


カフェ・ハバナはなかなかお洒落な雰囲気のお店だったと思いま
す。マカティで仕事してる外国人やあまり貧乏くさくない若いフ
ィリピン人達で満員でした。屋内と屋外に席があって屋内にはバ
ンドとあまり広くないダンススペースがありました。バンドはラ
テン系の曲をやっていたような気がします。


パンチパーマやジャージ姿やゴルフウェアーの日本人のオヤジさ
ん、目つきが悪くいかにも女を買いに来たような韓国人のオヤジ
さん、ダサいスラックスを穿いた中国人のオヤジさんなどはちょ
っと浮いてしまうかもしれません。これらに該当するような人は
なるべく行かないほうがいいと思います。(冗談です・笑)


マオちゃんと席に座る。マオちゃんはハードロックカフェにもっ
と居たかったらしく「マハルコ、パンギーッ」なんて言いながら
笑顔でブーたれてます。でもこうして2人で一緒に飲み歩いた事
はずっとあなたの記憶に残ると思いますよ、マオちゃん^^
とりあえずサンミゲルをオーダーして飲み始めます。2人でいろ
いろお話しましたが酔っぱらってて全然憶えておりません(笑)

2人共かなり酔っぱらってますがワシはまだ終わりにする気はあ
りません。マオちゃんに「エルミタに戻ってホビットハウスに行
こうか」と聞くと「オーォ マハルコ グストコ ホビットハウス」
なんて言ってます。酒がそこそこ強くて一緒に飲み歩ける女の子
って本当楽しくていいですねぇ^^

↓酔っぱらってフラフラのマオちゃん

そして2人の酔っ払いはタクシーでホビットハウスに向かいます。


3日目(その6)

ホビットハウスに着く。たしかサンミゲルを2本オーダーしたと
思う。オーダー早々あと30分位で閉店だよと言われたような気
がするがよく憶えていない。もう酔っぱらってヘロヘロです。



ホテルに帰る。マオちゃんはジーンズを脱いでベッドにドサッと
倒れこんでそのまま寝てしまった。ワシは歯ブラシしてからマル
ボロを1本吸う。斜めに寝ているマオちゃんの頭を枕に乗せてか
らワシも寝ることにする。


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