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1日目(その1)

今回で6回目の渡比です。
ワシの家の近所にある「太平」という食堂(夜は居酒屋)で知り
合ったタケさんと奥さんのジョイ(フィリピン人)と一緒にフィ
リピンエアラインで渡比します。向こうで太平仲間のH氏と合流
する予定です。まずは簡単に登場人物の紹介をしときます。

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−タケさん−
40代後半。フィリピンに関わって25年位。タガログ語がペラ
ペラで英語も喋れます。歌がムチャクチャ上手くてアースウイン
ド&ファイアーが18番です。前妻(フィリピン人)との間に2
人の子供がいて、長女が3月に某大手レコード会社よりCDデビ
ューします。ワシのタガログ語の先生で人間的にも尊敬できる方
です。ワシとは歳が少し離れていますが親友と思っています。

−ジョイ−
タケさんのアサワ。30代中盤。日本滞在歴が長くて、日本語は
ペラペラ。元ダンサーだけど今はコメディアンに転職しました。
場の雰囲気を読んでグイグイと引っ張っていく才能には驚かされ
ます。ちょっと太ってますがそれも愛嬌です(笑)

−H氏−
30代後半。フィリピン・タイ・カンボジア等を股にかけて遊ん
でいて、金に糸目をつけません。「アジアンキング(某月刊誌)」
みたいなことを地でやってます。自分の会社を持っているのでお
金持ちです。(ペクペクよりお尻の穴が好きなようです^^;)
大学時代はラグビーの選手だったらしい。独身です。
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早朝にタケさんとジョイと一緒にリムジンバスで成田に向かう。
前日にタケさんの家に泊まって夜更かししたのでバスの中で3人
並んで爆睡する。チェックインしてからレストランで朝飯を食べ
てPR431に乗り込む。


フィリピンエアラインの機内食はこんな感じです。機内食なんて
たいして美味くはありませんけど寝る前に食べておこう&ワイン
を飲んでおこう、なんて考えるワシはセコいんでしょうか^^;


ワシはウトウトしながら機内で退屈な時間を過ごすのでした。


1日目(その2)

NAIA2に着く。外に出るとジョイのファミリーが迎えに来ていまし
た。その中には先に現地入りしたH氏の姿もあります。タケさん
とジョイはファミリーとの1年ぶりの再会に抱擁し合ってます。
ワシら計10人はハイエースに乗り込み、ブラカンのプラリデル
市に向かいました。


ファミリーの中にやたらハイテンションな女の子がいて日本語で
喋りまくっている。話を聞くとファミリービザで日本に行って2
週間前までフィリピンパブで仕事してたらしい。名前はモナちゃ
ん(21歳・仮名)。中箱店でナンバー2だったらしい。可愛い
ことは可愛いんだが、特筆するほどのマガンダでは無い。
たぶん日本人との結婚を夢見てるんだろう。さっそくワシとH氏
のことをさりげなく探ってくる。ワシは適当にお喋りしながら流
しておく。

ハイウェイの入り口です。ETCは無いけど日本とそんなに変わりま
せんね。日本車も多かったです。


こんな感じのフィリピンらしい風景が延々と続きます。


サンタリタという出口でハイウェイを降りる。街中は結構渋滞し
ている。タケさんから聞いて想像してたほどの田舎街じゃないよ
うだ。ジープニーやトライシケルがたくさん走り回ってました。

ジョイの家に行くまえにウォルターマートによる。このデパート
はロビンソンの系列みたいです。プラスティック(ビニール袋)
は赤いロビンソンの袋でした。


ウォルターマートのCHAWKINGでご飯を食べる。ワシがミネラルウ
ォーターを頼むと無いと言っている。するとモナちゃんがワシの
とこに寄ってきてフードマーケットに行って買ってくればいいと
言っている。ワシは彼女に手を引かれつつ、ミネラルウォーター
を買いに行くことに。

彼女はワシにいろいろと質問してきます。「アナタ 彼女 イル?
アナタ 何回 フィリピン? ナンデ タガログ 喋レル? ナンデ 結
婚 マダナイ? タブン アナタ パルパロ ナ」

うーん、ワシに興味を持ってくれるのは嬉しいんですけど・・。
せっかくフィリピンの田舎街に来たのに、近所のフィリピンパブ
に居るみたいな会話にワシは内心ウンザリなのです。モナちゃん
は遠ざけておいた方がブラカンの雰囲気を楽しめるな、と内心思
うのでした。以前はフィリピンパブが好きでよく行きましたけど
あのジャパユキ(日本就労経験者)特有のケバイ雰囲気は嫌いに
なりつつあります。

CHOWKINGでチャプスイを食べた後、日本人3人組みでタバコを吸
いながら一息つく。向かって右がタケさん、左がH氏です。


あぁはやくサンミゲルが飲みたい。


1日目(その3)

ジョイの家の近くで車をおりる。すでに7時を少し回っていて陽
が沈みかけてます。


近くに置いてあった、顔のあるお茶目なトライシケル。


この奥にジョイの家があります。正確にはジョイの弟夫婦が住ん
でいて、家賃3500ペソはタケさんが出してあげてます。


部屋に入ってスーツケース等をしまってからさっそくサンミゲル
を飲み始めます。近所の男達や親戚などが次々に現れてタケさん
とジョイに挨拶してきます。


ツマミのクリスピーパタ。豚の足を油で揚げたものです。皮がカ
リッとしていてビールのツマミに最高です。


左の黄色いのはグリーンマンゴー。去年の8月にマニラのSMで
買ったのとはちょっと違う味でした。なんとなく生姜みたいな味
がします。マンゴーにも種類があるんでしょうか?


しばらくするとモナちゃんが若い女の子2人を連れてやってきま
した。左からメロちゃん(19歳)、モナちゃん(21歳)、アルちゃん
(21歳)。3人とも日本へタレントとして行った事があるので日本
語が喋れます。左2人は姉妹です。


この3人、若くてそれなりなんですが、マガンダでもキュートで
もセクシーでもなくてワシ的にはイマイチです。3人ともオッパ
イが小さいですねぇ・・・(Bクラス3人組と命名。)

このバランガイ(町内)に独身の日本人男性がやってくる事なん
て数十年に一度のことでしょうから彼女たちはワシかH氏を恋人
にしたくてしょうがないようです。そしてもし結婚までいければ
日本行きのキップを手にできます。そうすれば彼女のファミリー
の年収は今の数倍から十倍位になるでしょう。

一番右のアルちゃんがワシの横に座りました。そして果敢にアタ
ックしてきます。でもワシ的には全然スイッチが入りません。
ホッペにチューしてと言うので一応やっときましたけど^^;

モナちゃんがペラペラと喋りまくります。彼女の雰囲気や話題に
はフィリピンパブの匂いがプンプンします。ワシはフィリピンの
田舎の雰囲気を味わいたいのになぁ・・・(ー_ー)


1日目(その4)

サンミゲルを飲んで酔っぱらってきた。そろそろ女の子の居る店
に行こうということになる。ワシらとBクラス3人組、ジョイの
弟などの計11人でハイエースに乗り込みます。ハイエースは街
灯の無い暗い道をズンズンと進むのでした。


クボ(バンブーハウス)と言われる飲み屋につきました。フィリ
ピンパブみたいに屋内でも飲めますが、隣接するクボに女の子を
呼んで飲むこともできます。ちょっと変わったVIPルームとい
ったところでしょうか。


大部屋のクボです。15人位は入れると思います。もちろんエア
コンなんてありません。


連れ込みクボです。女の子と2人きりでエッチし放題らしい。
最後までできるかは不明。(たぶんOK)


サンミゲルを注文すると店の女の子たち数人がやってきて飲み会
開始です。ワシの隣にはアルちゃんがピタッと座ってきます。
しかしババエのレベルが低いですねぇ。殆どが子持ちなんじゃな
いでしょうか? 右から2番目の男はジョイの弟で、なかなかの
ポギーです。この手の店の女をタダで食いまくってるらしい。


1人だけ若い子がいました。18歳の美乳ちゃんです。しかしワ
シはアルちゃんが邪魔で彼女にちょっかい出せません。変態H氏
の左手がだんだんと彼女のパンティーの中に・・・。


アルちゃんとモナちゃんに張り付かれて身動きとれないワシは全
然楽しめません。ワシはトイレに行くふりしてジョイを探しま
す。屋内でタケさんと一緒にカラオケで盛り上がってました。


しかしタケさんはやっぱり歌が上手い。そこいらのフィリピン人
よりはるかに上手いです。ワシはジョイにそっと耳打ちします。
「あの3人組に張り付かれちゃって、全然楽しめないんだよね。
あいつらとっとと帰してくんない?^^;」
「オーケー。ワタシが帰るように言うヨー」

しばらくしてBクラス3人組は帰ることになります。彼女たちは
ディスコに行って遊んできなさい、とアテ・ジョイに言われたら
しい。ムヒヒヒヒ。これでやっとワシの本性を出せるぞ^^
と思ったけどワシについた女の子は・・・イマイチでした(泣)


しきりに誘ってくるので挨拶代わりにオッパイを触ってみると
・・・スポンジだなこりゃ(ー_ー;)

そろそろ次の店に行こうということになる。次の店はローカルの
ゴーゴーバーもどきで全裸のショータイムがあるらしい^^


1日目(その5)

ハイエースに乗って次の店に向かいます。暗闇の中を15分ほど
走るとお店が現れました。


店のドアを開けて中に入るとディスコミュージックがガンガンか
かってます。店内には50人位のフィリピーノの客がいました。
そして中央のステージに目をやると・・・
スッポンポンの若い女がクネクネとセクシーダンスを踊ってるじ
ゃありませんか(@_@;)ムヒョー

ワシらはとりあえずステージ近くのソファ席に座ってサンミゲル
やシーズリングプシットなどのツマミを注文します。ステージで
踊ってる女の子に目をやると、なかなかのセクシーちゃんです。
お椀型で張りのある綺麗なオッパイしてます。フィリピーナの特
徴ですけど陰毛少なめでいいですねぇ^^
(店内は撮影禁止なので写真はありません)

曲が終わるとその子が全裸のままでこちらに向かって歩いてきま
した。そしてワシの前に来て、いきなりガバッと足を広げてワシ
の両膝の上に座りました。ワシはとっさのことに何が起きている
のか判断できず固まっています。すると隣でタケさんとジョイが
「キスしちゃえー!キス!キス!」とか言って叫んでます。全裸
の彼女はウェイターからテキーラを受け取ると、クイッと一気に
飲み干し、ウフッと微笑んで帰っていきました。そしてワシのズ
ボンには彼女の汗とペクペクの匂いが残りました・・・^^;

その後も次々と女の子がステージに現れ、スッポンポンでセクシ
ーダンスを踊ってます。もし彼女たちを連れて帰ると5000ペソら
しい。うーんもう深夜2時だし、ちょっと高いよなぁ・・・。

お店のトイレです。小便器はありません。臭せーのなんのって。


その後、5、6人のダンスを見てから次の店に行くことにする。
みんな眠くて家に帰りたそうなんだけど、ワシとH氏はまだまだ
ギンギンなのです。せっかく来たんだからブラカンナイトを満喫
しないとね^^


1日目(その6)

その後、カラ置屋(というかお持ち帰り可能なクボ風の飲み屋)
に数件行く。H氏と一緒に店を覗いては出るを何回か繰り返した
けどイマイチな店ばかりでした。お持ち帰り値段を聞いてみると
4000ペソとか言ってます。「マハル!(高い!)」と言うとすぐ
3000ペソまで下がりましたが、質を考えるとそれでもまだ高い。


ママさんが「アイ!こんな遅い時間に日本人が来ちゃったよ!」
って感じで隣室で寝てた女の子達を叩き起こして連れてきます。
眠そうな顔した女の子が次々に現れては握手してくるんですが、
どの子もちょっとなぁ、、、って感じです。


もう午前2時半を少しまわってます。この時間から3000ペソも払
って連れて帰ってもねぇ・・・。子豚ちゃんと子猿ちゃんの中に
1人だけまぁまぁな子がいましたけど、H氏とかち合ってしまい
ました。しょうがないので今夜は帰ることにします。タケさんの
家に帰って寝ようと思いましたが、H氏がシャワーと水洗トイレ
のある安ホテルで寝たいと言うので近くにあるグリーンアップル
というモーテルに泊まることにします。タケさんのファミリー達
を帰してから、ワシ、H氏、タケさん&ジョイで3部屋に別れて
部屋に入ります。1泊800ペソの部屋でした。


部屋に入ってベッドにドスンと座るとオンボロベッドがバイ〜ン
と軋みます。薄っぺらいマットからスプリングの感覚がモロに尻
に伝わります。トイレしようと思ったらトイレットペーパーがあ
りません。横にあるシャワーの水で尻を洗えということなのでし
ょうか。でもシャワーからお湯は出ません・・・。ぬるいシャワ
ーを浴びつつシャンプーしようと思ったら石鹸しかありませんで
した。しょうがないので石鹸で頭を洗うことにします・・・。


寝る前に歯を磨こうと思ったら歯ブラシも歯磨きもありません。
このホテルにある備品は石鹸1個のみなのです(T_T)
あぁワシは今フィリピンに居るんだなぁとしみじみと実感しつつ
1人でシーツにくるまって寝るのでした。


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