Friday, June 11, 2004

頑張ったよ

「なにぃ!クライシスは今日だったのかっ!」
俺の声にならない叫びが脳内をこだまする。
あと、あと1日おそければ・・・
という思いも今となってはただむなしい。
しかし・・・しかしだ。
俺はここで負けるわけにはいかない。

「なんといっても頑張れ俺キャンペーン中だからな。」

不思議なことにこのくだらない自嘲的な台詞が、
呟きが、俺の体を前に動かす。コトバはチカラだ。


定時を過ぎるころ、プログラマー4人が焼肉屋へと歩を進める。
芹沢鴨は向こう側で手を振って俺たちを送り出してる。
ちょっとまて!お前助けてくれるんじゃなかったのか!
どうやら俺たちだけで成し遂げなくてはならないようだ。

敵は、俺たちの目の前に座っているかの人ではない。
対決し妥協を許さず克服すべきなのは自分自身だ。
心の底で違うことを考えるな。自分で嘘と感じるな。
今この瞬間だけでも心の底からそう思って話せ!


そして2時間。俺は■■■■に対する熱意を語り。
一切の弁明をせず。笑い。うなずいた。

そう、俺は踊りきった。
一緒にいた奴は違和感が隠せないといったが、
そんなことは瑣末なことだ。

多分、俺は前哨戦に勝ったのだと思う。
実感はまだ無い。当たり前だ。本番は月曜日なのだから。
でも次回につなげることはできたはずだ。

プログラマーの矜持と、幾許かの金と、平穏な8月13日の為に。

1 Comments:

Blogger Yoshinori Holy said...

ピピピピ

隣席に座る男の携帯が鳴った。宴も半ばのことである。
彼は席を立ち、店の外で二言三言しゃべると戻ってきた。
平静な顔のままである。ポーカーフェイスなのか?

∽∽∽∽∽∽∽∽

帰り道、彼からその内容が明かされた。芹沢鴨からである。
「俺たち飲みに行くんだけど
 はちあわせるとイヤだから今いる店を教えてくれ」

ッッッ!!!

だが、俺は彼のそんな危機回避能力を最も高く評価しているのだ。

11:29 PM  

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