自然の素晴らしさを堪能しつつ、次の目的地は、サンルイス。
こちらも世界遺産の街です。
 
サン・ルイス歴史地区(世界遺産)
場所:ブラジル サンルイス地区

赤道直下のマラニョン州の都サン・ルイスは、二つの川の合流地点にあります。17世紀の初め、ブラジルで唯一、フランスが建設した植民地です。
国王ルイ13世にちなんで、サン・ルイスと名付けられました。現在、州政府の庁舎となっているレオエス宮殿では、1612年、フランスが建設を始めた、
新古典様式の建物です。宮殿は石造りの城壁で囲まれています。フランスはこの地に堅牢な要塞を築いていました。しかしわずか3年後、
ブラジルに植民地を広げていたポルトガルが征服、新しい街を作ります。縦に細長く丸みのある入り口や、飾りの付いた出窓は、ポルトガルの様式です。
中でも目をひくのは、建物の壁を美しく彩る、装飾タイルです。アズレージョと呼ばれています。太陽の光を反射し、暑さを和らげ、
風雨にも強いと言われています。タイルは、ポルトガルの商人が本国から船で運んできました。当時、サンルイスは、砂糖や綿花の輸出港として、
栄えていました。

 
 
 
         
 
 
 
     
 
     
 
   
 
悠久の自然を見たあとは、世界遺産の港町を探索。
そして、いよいよ明日は、私の一番の目的。レンソイスです。