93rd 全日本総合観戦記
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11月17日

急に寒気が押し寄せ、秋をすっ飛ばして一気に冬になった感じですが、大阪はやはり宮城に比べれば暖かいです。前日(最高気温18℃)は半袖で行動する部員もいました。
今回は県予選で負けましたが、出場枠が北海道・東北ブロックに2枠あり、宮城県以外に県予選が行われませんでしたので、ブロック代表枠として出場することができました。まあ拾う神ありってところですかね…

実は経費を抑えるため県予選前に飛行機を予約していたのですが、負けたのでキャンセル。ところが出ることになったので、慌てて再予約しようとしたところ、まだキャンセル手続きが完了していなかったため、そのままキャンセルのキャンセルで済みました。
予約キャンセルから数日経っていたと思いますが、運が良かったと言えるでしょう。これらの運も味方にして上位進出を果たしたいところです。

第3試合のチームは第1試合の補助役員(線審や得点係)として各3名出すのですが、呼び出しされても日本製鉄のメンバーが来ず、RI東北から6名出す状況に。
配置について公式練習も終わるかというところだったかな? 何とか間に合ったようですが、これってウチも以前やらかしたことがありまして…

昨年は予選「リーグ」でしたが、今年は元に戻りました。予選グループ戦の相手は意外と初顔合わせ。全国大会でベスト8に入ったこともあり、大阪のチームなので試合運びがうまく戦い慣れしてそうです。接戦には持ち込みたくないですね。
昨年も大阪のチームと対戦しましたが、1位のみ突破できるリーグ戦だったので、いつも以上に負けられないという意識なのか快勝できましたが…ウチはちょっと西日本勢の上手さがあるチームを苦手にしているのでね。初戦の入り方も含めてどうなるか。

なお今大会はYouTubeにてライブ配信されます。キーボードのバックライトカラーが変化するし、ゲーミングPCかな? メインコートのみですので、サブコートで行われるRI東北の予選グループ戦は配信されませんが、勝ってメインコート(抽選次第ですけど)で試合をしたいですね。


予選グループ戦 vs 日本製鉄(大阪)

<第1セット>
スタメン:FL高橋(怜) FC晴山 FR酒井 HL高城 HC本田 HR佐々木 BL熊谷 BC梅津 BR清藤
リザーブ:吉田 中間 佐藤(孔) 鈴木(勇)

高城のサーブで崩し高橋(怜)押し込み、製鉄FR強打、高橋(怜)B、製鉄A、酒井強打を製鉄ブロック、佐々木軽打、製鉄時間差、製鉄タッチネット4タイ。
高城強打、製鉄中央から軽打をブロック、製鉄レフト強打、佐々木強打、梅津サービスエース、本田時間差9−5、タイムアウト製鉄。
製鉄オーバータイムス、梅津サービスエース、梅津のサーブで崩し製鉄つなぎミス、製鉄レフト強打、酒井強打、製鉄レフト強打アウト14−6、タイムアウト製鉄。
高橋(怜)A、高城強打、製鉄レフト強打、本田強打17−7、清藤ダブり、佐々木強打アウト、佐々木強打、製鉄つなぎミス、製鉄中央から強打を酒井ブロック20−9。
最後は製鉄のオーバーハンドでの返球がドリブル、21−11。

<第2セット>
スタメン:変更なし
3−1から製鉄両サイドの強打と高城強打がアンテナ接触で逆転されるが、製鉄ダブりと佐々木サービスエースで6−5。製鉄は中央から強打、レフト強打、本田見逃しのサービスエースで6−8、酒井ダイレクト、製鉄レフト強打をブロック8タイ。
製鉄レフトプッシュ、高橋(怜)B、高橋(怜)A、高城軽打11−9、タイムアウト製鉄。
高橋(怜)Aで12−10、高城強打、製鉄時間差をブロック14−11、熊谷弾く製鉄サービスエースも高橋(怜)B、本田強打、製鉄強打を高橋(怜)ブロック17−13、タイムアウト製鉄。
製鉄レフト強打アウト、製鉄レフト強打、東北オーバータイムス、佐々木軽打19−15。製鉄ライト強打、高城強打、製鉄レフト強打、製鉄ネットプレーミス21−17。


高橋(怜)選手のAクイック。
熊谷選手のレシーブ。

第1セット7−5から梅津選手のサービスエースが決まって盛り上がり、本田選手の時間差で大盛り上がりとなりました。
実は前日練習中に石川選手が持病(と思われる)を悪化させたため、梅津選手が急遽スタメン出場となりました。江口総監督付き添いで病院へ行ったため、この試合は出場しません。恐らくよっぽどのことがない限り今大会は出番ないでしょう。
それにしても…本人曰く「調子が良かった」だけに悔しいでしょうね。まさしく好事魔多しとでも言いましょうか、「何のためにここに来たのか…」と俯いていましたが、しっかり治して(完全には治らないでしょうけど)また活躍してほしいと思います。

代役と言っては失礼ですが、期待以上の活躍をしてくれた梅津選手、諸事情があって春先以降あまり練習・大会に参加できなかった状態が続いていました。
中間選手はまだ未知数であるため、梅津選手が今回参加していなかったらどうなっていたことか…「章仁がバックするしかないかな」と永井監督が苦笑いしていましたが、そんな危機的状況になるところでした。
「衝撃のベテラン新人デビューってところですね(笑)」

第2セットは一時逆転されるも、すぐに追い付き追い越しました。サーブ、ブロック、守備、攻撃、バランスよく持ち味が発揮できましたかね。
全日本実業団から色々あって佐々木選手がライト、本田選手がハーフセンってのが今のチームにしっくりくるのかな。サーブカットが乱れた時やラリーで色々こなせるポジションが必要なんですよね。
酒井選手がライトでガンガン行けるなら問題ありませんが、そう易易と抜かせてもらえないです。相手に分析されれば尚更ね。

大会前に練習試合を行ったNittoと茨城クラブも予選突破しました。Nittoは2セットともデュースながら取り切ったし、茨城クラブの相手は兵庫県代表で実業団チームということもあり、厳しい展開が予想されましたが、見事フルセット勝ち。
1セット取られても2セット目29−27でもぎ取ったのは素晴らしい粘りです。練習試合による効果がありましたかね…あったとすれば嬉しい限りです。

◇        ◇        ◇

さて、決勝トーナメント組み合わせ抽選。宮城県から2チームが勝ち上がっているので、決勝まで会わないように早めの抽選になりました。予備抽選ではRI東北がまず最初に引くことが決定。
空いている場所はいっぱいあるのに…なぜそこ引く!? ということで、初戦(2回戦)で横河電機との対戦が決定しました。抽選会場は各チーム1名のみということで吉田選手がマネとして参加しました。以外とくじを引くのは初めてらしいですが…「思わず笑ってしまった」とのこと。
「横河さんからも“またかよ”と言われてしまいました」ってのも、そりゃそうだよね…まあ決まったからには倒さなくてはなりません。

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