11th 全日本トップリーグ 1st Div. 広島ラウンド 観戦記
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10月11日

広島の気温は未だ30℃前後。仙台が20℃前後なので、その差10℃もあります。ただ大阪ラウンドと違って湿気がないので、暑いけど過ごしやすいです。そして会場の福山通運ローズアリーナは冷房が利いているので、プレーにあまり影響はないでしょう。途中の給水タイムもありません。
ホテルのレストラン内からは福山城を見ることができます。こんな風景、前にもあったような…2019年の実業団で、眼の前が松山城だったことがありました。で、福山城はJR福山駅のすぐ近くでもあり、アンバランス過ぎて、もの凄い違和感があります。なるほど、日本一駅から近い城なのか…

天守が立派なので、それにもびっくり。さぞ有名な武将が築城したのかと思いきや、水野勝成…誰? すみません、知りませんでした。徳川家康のいとこ…ですか。
歴史マニアから見れば知名度はあるかと思いますが、テレビドラマとかには登場してないですよね…検索するとエピソードはありそうなので、そのうち主人公になるかも。地元の方々は心待ちにしているのではないでしょうか。

では試合にいきましょう。広島ラウンド初戦は横河電機との対戦ですが超重要な試合、お互い勝利がないだけに、ここで負ければ最下位というわけです。この先も試合は続きますが、目標の上位進出も厳しくなるので、ここは何としても突破したい。
大会毎の成績を比較すれば遠く及びませんが、この2チームの対戦に限れば互角の戦いになることが多く、昨年のトップリーグでもフルセットの激戦でした。是が非でも欲しい勝ち星を掴むのはどちらか。


リーグ第3戦 vs 横河電機(東京)

<第1セット>
スタメン:FL高橋(怜) FC晴山 FR三浦 HL高城 HC谷口 HR佐々木(章) BL石川 BC熊谷 BR清藤
リザーブ:佐藤(孔) 鎌田 佐々木(翔) 本田

横河はレフト強打、A、レフト軽打で0−3とされたが、横河中央から強打を三浦ブロック、佐々木サービスエースで盛り返す。
横河はライトの強打とフェイント、佐々木フェイント、三浦ダブり、横河ライト強打をブロック4−6、高城軽打アウト、佐々木強打、横河Bを三浦ブロック、谷口時間差フェイント7タイ。
横河時間差、三浦が立て続けに強打とA、高橋のサーブで崩し三浦Aで10−8、タイムアウト横河。
横河ライト強打、谷口2段トスミスで高城返球がアンテナ、佐々木強打、横河中央からダイレクト、石川弾く横河サービスエース11−12、タイムアウト東北。
佐々木フェイント、熊谷に替えてピンサ佐々木は横河中央から強打、高橋Bアウト、三浦強打、晴山サービスエース14タイ。
ここからサイドアウトが続く。横河A、横河ダブり、横河ライト強打、佐々木リバウンドを横河オーバーネット、リバウンドからの東北つなぎミス、谷口強打、横河A、谷口強打、横河レフト強打、三浦強打、横河レフト強打、谷口強打でデュース。
横河A、高橋Aで21タイ、横河レフト強打、横河レフトフェイントをブロック吸い込み21−23。

<第2セット>
スタメン:変更なし
谷口タッチ攻撃を横河ブロック、横河ライトタッチネット、高城強打、横河ライト強打、高城強打を横河ブロック、横河Aプッシュ2−4、横河セッターのツーアタックを高橋ブロック、谷口サービスエース4タイ。
佐々木リバウンドミスでオーバータイムス、横河Aで5−7とされれば、横河ダブり、横河ライト強打をブロック、高城フェイントで8−7逆転、晴山タッチネット、三浦強打を横河ブロック、佐々木強打9タイ、一進一退。
横河A、高橋B、横河レフト強打、横河ダブり11タイ、横河B、横河レフト強打ネット、高城強打、横河レフト強打13タイ。
横河オーバータイムス、熊谷に替えてピンサ佐々木は横河中央から強打、佐々木強打、横河ライト強打、横河Aで15−16、タイムアウト東北。
谷口強打、横河ライト強打連続16−18、高橋プッシュ、谷口時間差18タイ、タイムアウト横河。
横河ライト強打、谷口時間差、横河レフト強打、谷口強打を横河ブロック19−21。

対横河電機戦 動画配信
熊谷選手のサーブカット。
佐々木(章)選手の軽打。
石川選手のサーブカット。
晴山選手のトスアップ。

まさしくあと一歩及ばず…第1セットは出だしにつまずいたものの逆転、中盤に再逆転されても食らいつき、14タイからデュースまでサイドアウトを繰り返す激戦となりました。調子が出るまで時間がかかった感じ。そこでの失点がもったいなかったでしょうか。
第2セットも追いつ追われつの展開でした。全体通しては、こちらの攻撃はワンタッチされて切り返され、横河の攻撃はブロックを抜けたりワンタッチしてもフォローできないところに飛んでいくような…
横河も決して盤石ではなかったように見えたし、ここは勝たなければいけない試合。しかし前衛陣が決め切れない場面が多く、それでもここまでよく接戦を演じたと言えますけど…やっぱり勝たないとね。

ピンサの佐々木選手など、チームとしてサーブ力は上がってきてます。もう少しファーストのイン率が高まればってところ。バック陣もしっかり粘ってくれているだけに、あとは攻撃陣の奮起でしょう。
これで3連敗、ちょっと負けたダメージが残りそうですね。セットを取り切れなかったことは、この後に同様のシチュエーションが来た時、またダメかってイメージが頭をよぎるかも。
今のところ取れたセットは大きく引き離した住友電工戦の第2セットのみ。接戦は全て落としているし、それ以外はいつものように連続失点を喫しています。次、しっかり切り替えられるか。

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