ボウズ

2010釣果日記
10,06,10
野尻湖
初めての野尻湖


back  next
■出発
本日は
デスマ進行で無くなったGW休暇を頂き
初めての野尻湖に。
遅いGW休暇と言われても
梅雨に入りそうな日本列島。

休み直前まで何処に旅に出ようかと
思案を繰り返し、
またも北海道を画策したのだが、
調べると北海道にはバスが居ないとな・・・。

釣りが出来ない旅行は嫌だったので、
こちらも何度も検討している野尻湖を調べてみると
ボート屋

「野尻湖マリーナ」

のHPにて大量の釣果情報が出ており
丁度スポーニングに入ったと
シーズンINの告知が出ていたので
天気の確認とタックル購入を経て

9日(水)の夜に出発。


 →目的地「野尻湖」


野尻湖までは走行距離で300km強と言った距離。
時間で4時間程度掛るので結構遠い・・・。
夜20:00に出発。

関越を通って上信越に入ると
田舎というより山の中を突き進む。
夜中なのでトラックしか走っておらず
非常にすいているのだが
深夜割引となる0時を過ぎる頃に到着出来れば良いので
SA各所で休憩も取り
ゆっくりのんびり移動。

そんな上信越道の碓氷軽井沢を過ぎた辺りの出来事。
暗く山の中の高速なので
左車線で90km程度でゆっくり走っていると
2車線の中央に黒い物体が・・・


「ぎゃーーーーあーーーー!!!」


何と巨大な熊(恐らく)が
轢かれて死んでいました・・・。
急ハンドルを切って左に膨れて避けたのだが
一つ間違えると谷底に落下死亡ですよ・・・。
スピードを出していなくて良かった。

獣注意とは田舎の高速によくありますが
流石に巨大な獣の死亡に危険を感じた。
田舎道とはいえ安全運転が大事です。

亡くなった熊に
安らかに天国に行ってくださいと祈りながら
長野の更埴JCTに到着し、
長野北上して信濃町ICを降りればもう到着です。
高速料金は深夜割引で2850円。
広い駐車場のコンビニが有ったので
ここで車中泊。


■釣行記
野尻湖の出航時間が朝7時と決まっているらしい。
7時〜16時と
他の湖と比べると出ている時間が短い。
今回の釣行記で唯一の不満はこの点か?
日の出から出航したかった。

前日にボートを予約し、
免許が無くても動かせる2psのエンジン船。
フットエレキと魚探も付いていて
1000円のサービス割引も有り
7000円+500円(遊魚券)。

ボート屋の親父曰く

「サイトで釣れるので魚探は使いませんよ。」

と言われたのだが良く分かっていないw
まぁ見えバスを釣ればいいんでしょ?
という解釈。
釣れるポイントも
大まかなエリアで教えてくれ親切でした。

7時にいざ出航。
平日なのに
このボート屋だけでも結構な数の船が出航し
他のマリーナも含めると結構な人出です。
朝一は一番近いポイントで
メジャーポイントの弁天島(琵琶島)に
一斉に集まっていたのですが
初見の松本はボート屋の親父の意見を尊重?し
土砂崩れ跡エリアに向かう。


 
→野尻湖MAP


湖自体は水が非常に綺麗で琵琶北湖の様な感じ。
目視で3.5m程度までは底が見える。
湖底も、小石や岩、倒木、砂など
バリエーション豊富で良い感じ。

通常の釣りをしようかと思ったのだが
情報源を信用してシャローの見えバスを探してみる。
すると直ぐに小バスを見つけたので
見えバス釣りと言えばノーシンカーでしょう?
と言う事で
ノーシンカーのミートヘッドを落としてみたり、
グラブを巻いたりして反応を伺うも
追ってくる事も有るが微妙。

ボート屋の親父曰く

「手を変え、品を変え、少しづつ大きくしてくなど
工夫すれば釣れますよ。」


と言っていたし、
HPには誘い方コメントに

「ほっとけ」

なる用語があったので
ステイかな?と推測し仕掛けを変更。


一番小さなガン玉を付けて
指4本分程度のスプリットにして
グリーンパンプキンのミートヘッドをポイントに放置。
しばらくすると
見えバスが徐々に近づいてきて持って行きましたw

ガツンと合わせて


HIT!


初めてスモールを釣るのでバラす訳にはいかない。
スモールのヒキを楽しみながら
慣れないフットエレキを使って無事取り込み成功。


 
→初スモールGET!


う〜ん幸先良好。
いつもの坊主大王の懸念を
80%ぐらい所持しての釣行だったので一安心。

釣れるやないの!
早速味をしめたので
この仕掛けででガンガン攻めていく。
と言ってもシャローを徐々に移動しながら
バスをサイトして行くだけですが・・・。

次に見つけたバスにもピンポイントで放り込むと
今度は即ツモ!


 
→GET!GET!


その後も樅ヶ崎の岬の手前に徐々に移動して
少し大きめのバスを発見。
先程の教訓を活かして、
産卵ネストの真ん中に落とし込むと
サクッと3匹目をGET。


 
→GET!GET!GET!


次に樅ヶ崎の岬を越えたポイントで
大き目の魚影を発見。
夫婦?な感じで泳いでいるだけで
産卵ネストが無いのだが
見えバスアタックを敢行。

結構な時間頑張ったのだが不発に終わりガックリ・・・。
何でも釣れるもんだと思い込んでいた矢先。
大物はそんなに甘くない。

もう少し先の場所に進んでいくと
明らかに黒くてデカイ魚影発見。
よく調べると少し深い所に産卵ネスト発見。


「これだ!」


とばかりにこのポイントを集中してアタック。
少し深くなり、
風も出始めたのでポイントキープが難しい。
なれないフットエレキを上手く駆使して
ポイントステイを頑張る。

とうとう来たーーーー!
ここぞとばかりの電撃フッキングを敢行するも


「スポッ。」


と抜けてしまう・・・。
あぁぁ・・・。
もうダメかと落胆しだのだが、
再び先程の魚が戻ってきた。


「ほう!」


スポーニングのバスは
産卵場所に何度も戻ってくるようです。
人や釣りのプレッシャーを感じて
逃げたり釣れなくなるような事は無く
何度も何度も同じ魚にアタック出来ます。


「こうなったら根比べだ。」


釣れるまで何度でもアタックしてやると
意気込んでみるのだが・・・。
このバスは手強い。

この後、
フッキングミスも何度か有ったのだが
HITしてもスモール特有?の
浮上から急激な潜り込みでラインを切ったり
急に高速浮上して
ライズでフックを外したりと非常に上手い。
逆に釣っている松本がヘボいという話も相まって
1時間半ぐらいチャレンジしたのだが
上げる事が出来ず・・・。


風が強くなり、
昼も過ぎ腹も減ったのでオニギリタイムで休憩。
樅ヶ崎側に戻って風裏になっている所で釣り再開。

しかし、しかし・・・

奴を仕留めなければ気が済まない。
他の魚を相手にしていても奴が気になって仕方が無い。
少しして再度奴のポイントでアタックし直す。

ボートが風の影響を受けてポイント固定が厳しいのだが
用心して細心の注意を払ってポイントを攻める。
そして、


HIT!


今度こそ仕留めてやる。
ドラグを緩めまくりラインブレイクを阻止。
ライズさせないようにロッドコントロール。
エレキでボートをコントロールして
少しシャローを離れて懸念を無くす。
後は取り込むだけ。
結構長い間泳がせてボートに寄せて
ガッチリ魚体を抱えて取り込み成功!


 
→奴を釣り上げた!


さてどうしたものか。
折角なのでどんどん奥地まで突き進んでみるかと
禁漁区を越えて松ヶ崎方面に進んでみたのだが
風が強くなり、
波が立ち始めサイト出来なくなったので
風裏を求めて逆戻り。

最初の土砂崩れ跡エリアに戻り
風の影響の少ない所で
朽木の下に小さな産卵ネストを発見したので
攻めてみると釣れました。


 
→5本目


もう少し北上してスタート地点側に戻っていき
朝2本目が釣れた辺りで6本目が釣れました。


 
→6本目


さてスタート地点に戻ったのでどうしたものか?
やはり魅惑?の弁天島周りをチャレンジしてみる。
まぁ丁度北風の風裏になるので
大量のボートが募っているが
遠慮なしに踏み込んでみた。

ボート屋から見て島の裏側。
水深1〜3m程度の浅瀬が長く広がっているのだが
他の面々は遠巻きのディープを狙っている。
大物狙いなのか?


僕は数が釣れれば楽しいので
残りの少ない時間で
島周りのチェックを踏まえてアタック。
至る所に産卵ネストが有り、魚影も多い。
バスがたまにスクールで現れる事も有り
流石メジャースポットと言った感じ。

周りの空気を読まずに気にせず
浅瀬の産卵ネストを攻めると釣れました。


 
→7本目


同じ島周りで
3m程度の水深の産卵ネストを狙って何とかGET。


 →8本目


ボート屋に15時45分には戻らなければならないので
残りの時間は島のポイントチェックを踏まえて
最後の悪あがきを行っていたのですが時間が来ました。

朝7時〜午後16時までで
8本釣れました。


釣り方は全て同じ。
他をチャレンジする余裕は無かった・・・。
それだけ釣れる喜びを楽しんでいました。

ボート屋のHPを見ると
いろんな釣り方で釣れているようです。
ジャストシーズンと言う事なのかと思います。

野尻湖は水も綺麗でポイント魅力も有り
非常に満足出来た湖でした。


 
→本日のポイントルートです。



■本日の釣果
スモールマウスバス 8匹 25cm〜40cm


back  next



移動!撤収!