ボウズ

2010釣果日記
10,06,15
霞ヶ浦
梅雨の合間に


back  next
■釣行記
先週の連日の灼熱の釣りで
受けたダメージも回復しつつあり
梅雨の雲が切れて雨が1日上がるとの事で
釣りに出る事に。

いつ雨が降っても直ぐ撤退出来る様に
本日は陸ッパリで釣ろうと
陸でヤレそうな霞ヶ浦に出撃してみました。

調べた結果、
土浦港と直ぐ近くの桜川がメジャースポットとの事で
W杯でカメルーンにがちびきワンチャンスで
勝利した日本の勢いを受け継ぎ?
夜中の1時半に旅立つ。

土浦港まで80km強の距離なので
1時間程度で到着予定。
まぁ2時半に着けば
2時間寝れるので何とかなるだろう?
と無計画出撃です・・・。


 
→今日の目的地


時間通りに到着したのだが
土浦港が何処に在るのか分からず
しばし迷走してしまったが
無事3時には港の中に。

あれ?見たこと有る???
って以前に来た事があるなぁ。
全く行った事憶えていなかった。

朝4時半に起床し
目の前の土浦港目がけて朝キャスト。
琵琶湖の雄琴港を小さくした感じだ。


 
→朝の土浦港


ミノー、スピナベ、ペンシル、バイブ、ラバジと
色々投げたのだが

無反応。

ダウンショットとスプリットのタックルで
ワームも色々換えて投げたのだが

全くの無反応・・・。

水面にライズするのはもっぱらボラばかりで
バスの魚影が見受けられない。
姑息な護岸テク釣りも行ったが

何をやっても無反応・・・。


う〜ん・・・どうしたものか?
時期を考えればやはり葦際なのか?
と言う事で対岸の葦原に場所変更。

こちらの方がバサーも数人いたのだが
全く誰も釣っていない。
非常に浅い葦際を
ワームやスピナベで何度もキャストしたのが

全く無反応・・・。

先日の野尻湖が良かっただけにこの仕打ちは凹む。
しかし、


「あぁこれがいつもの坊主釣行」


だったと思いなおしました。

土浦港で1時間半程度頑張ったが
どうにもならないので
もうひとつのメジャースポット
桜川に向かってみたのだが・・・。

南側の川岸から
キャスト出来るところが少なくて少なくて
ボート出撃時のメジャースポットなんだと

ここで判る・・・。

取り合えず水門周りだと
何とか足場が有るのでチャレンジしてみた。

流れが有るので流れ際や葦際を狙って
ワームやラバジを落とすのだが

全く全く無反応。

早々とお手上げ状態です。

さらに桜川の上流に行って
降りれる場所を見つけたので降りてみる。
普通に流れのある川になっており、
淀川で釣りをしている感じ。
橋脚や葦際を狙って色々投げてみたのだが・・・。


 
→桜川ポイント


気分を変える為に霞本体側に戻ってみる。
昔来た時は北側を周ったので、
今回は西側から南側に向かってみる。

何処に行けば良いのか情弱なのだが、
ナビに出ている

陸上自衛隊土浦駐屯地

の南側の護岸に向かって見る。

護岸からは葦が生えていて投げれる所が少なく
水門絡みのポイントでキャストしてみたのだが・・・。

どこも同じく全く無反応。

鯉とボラしか魚を見ない。


全く釣れないのでダラダラキャストしていると
背後から話しかけてくる人が。
帽子をかぶって良い色に焼けた
小柄で丸顔なおっちゃんが話し掛けてくる。
どうやら地元の釣り人らしく色々話をしてくれた。

北側は霞の魚が減っているらしく、
鯉もブラックも釣れる数が減っているとな。
アメリカナマズばっかり釣れやがると嘆いていた。

自衛隊裏とかは昔は簡単に釣れていたが
釣れなくなってきた。
今は南側の川を越えた対岸辺りが良い。
などなど

親切に色々話をしてくれるのだが
半分以上は
なまりで何を言っているのかよく分からないw
大体で上記の様な話をしてくれているのだが
語尾や地名など何を言っているのやら・・・。

他、
霞は大昔は泳げたそうで。


「こんな濁った汚い湖で泳げたんですか?」


と聞くと
昔はこんなに護岸に手も入っていないし
水ももっと綺麗で
子供頃は泳いでいたそうで。

また、この辺りは遠浅で
70m〜80mは長長靴(ウェーダーの事だと思う)
なら入って行けるそうで。

色々話を聞けたのは良かったのだが
全く釣れないしアタリも無く
南イライラしていたので
これ以上なまりトークの読解もしんどい事も有り


「情報を得た自衛隊裏に行って釣ってきますよ!」


と気前の良い受答えをしながら
じゃべり好きおっちゃんから脱出。

そして、自衛隊裏。金網を横から抜けて入る。
テトラが重なりあった護岸になっており
非常に釣れそう!


 
→自衛隊裏


魚がテトラの間で動いていたり、
素早く走って行ったりしたので
これは釣れそう!!!

何度も何度も慎重に慎重に
ノーシンカーやダウンショットのワームを
投げ込むのだが

またもまたも無反応・・・。

目にした魚達は鯉だったのかと・・・。

バスが居てよさそうな場所で
10時半から13時前まで
梅雨が晴れて日差しが突き刺さる中
頑張ってみたのだが、

ここで無反応

では完全に心が折られました。


諦めて完全撤退と思ったのだが
睡眠不足で眠くて眠くて
このままでは運転出来ないので
コンビニの駐車場で仮眠。

16時に目覚ましで目を覚まして完全復活。
じゃぁもう少しやりますかw


と言う事で南下しながら
霞ヶ浦から利根川になる辺りに向かい
最後のチャレンジを敢行。


 
→利根川


川や護岸、ストラクチャーに向かって
色々キャストしてみたのだが

ここでも無反応・・・。

またも無反応地獄で
何をどうしていいのか判りません。
取り合えず多くキャストするしかない。

今魚必釣ワームのZOOMのFINESSEを付けて
手製?の桟橋の橋脚に向かって
ワームを投げた所

やっと、やっと


「小さなアタリが来た!」


明らかに魚のアタリだ。
ここで逃すわけにはいかないので
慎重にワームを持っていかれるのを待つ。

が、しかし・・・
ワームを持っていかないので
小さなアタリだが思いっきりあわせてみる。

ピュ〜〜〜
っとワームだけが飛んで行きましたw


「???」


何か嫌な感じだ。
もしかしてもしかすると・・・。

確認で再度同じワームを落としてみると
しばらくしてから小さなアタリが来た。
またも、同じアタリの感覚、
そして持っていかない。


「明らかに奴だ・・・。」


やっと
魚のアタリを得られるポイントを見つけても

これか・・・。

一日無反応過ぎて南イライラしていたのに
最後の最後で得たアタリが

これか・・・。

怒りに満ち溢れて来たので


「奴を釣ってやる!!!」


3incのグラブを付けて再度同じ所に投げ込む。
やはり同じアタリを得る。
南イライラしながらも
じっと待っているとラインが動いた。

とりゃ〜

とアワセると乗っちゃいました・・・。
水中で左右に暴れまわる奴。
水面に近付くと
特有の平らでヒラヒラした暴れップリが・・・。
釣っちゃいました・・・。


 
→奴


日も暮れて天気は雨になっていくので
雲も多く出始めた18時過ぎ
最後のアタックとTOPやスピナベも試みたのですが
最後までバスは無反応。
意地で遠目まで護岸のテク釣りを行ってみたのだが
やはり
最後の最後まで

「バス」は無反応。

まさかのラストを飾る時に
テク釣りで奴のアタリを取ってしまい・・・
面白半分で再度3incグラブを取り付け
あげてしまいました・・・。


 
→外道キング


何しに梅雨の合間に
こんな所まで来たのか分からない。
ボートで葦の中を攻めないと
霞での釣果は難しいのかな?
まぁバスボートも護岸攻めをしていたので
釣れていないのでしょう。

結果バスは釣れずに外道と戯れた一日でした・・・。
これがいつも通りですよ。


 →本日のポイントルートです。


■本日の釣果
ブルーギル 2匹 



back  next



移動!撤収!