観賞日記
牙狼 GARO
RED REQUIEM
シナリオ | 展開 | キャラ表現 | 映像 | 満足度 | |
1 | 1 | 2 | 1.5 | 1.5 |
本日は会社の同僚が製作に関わっていたと言う 牙狼を観に行きました。 全く興味も無く、知識も無く、 いつもの鳥会麻雀で ギャンブラー新田がパチンコ牙狼がどうこうと よく新垣と言っていた気がする。 最近CMでもパチンコ牙狼のCMもよく見るので 何となく黄金の鎧を着た戦隊特撮物系? という感覚ぐらいしか無い。 仕事が大変なので映画どころでは無かったのだが 隣の席に居る同僚が 「是非観て下さい」 と何度も言うので観に行ってみました。 話によると 映画のCG製作はプロジェクト毎でチームが編成されて 製作が終了すると解散するという想像通りの流れとの事。 しかし、問題?は 映画関連に関わっている人達は製作終了して解散後 次の仕事が発生するまではブラブラしているとの事で 相当自由人らしい。 そして、ゲーム業界と同じく狭い業界なので 何かプロジェクトが動くと 横の繋がりで 「また一緒に仕事しない?」 と声が掛り いつものメンバーが集まって製作すると・・・。 まぁ邦画のCG業界なんて 漫画やアニメ、ゲームと同じ枠なんでしょうなぁ。 そして、業態も全く同じで? 短期集中型でスタートから一気にデスマーチで 走りきるそうです。 短期型なので給料は良いらしいのだが スケジュールが厳しい環境なので 年齢が若い人で無いと大変な業界らしい。 まぁどこも同じ様なもんですなぁ。 ■内容 内容を語る程の映画では御座いません。 想像通りのB級C級邦画です。 合成のヘボさ・・・ キャストのヘボさ・・・ バトル殺陣のヘボさ・・・ シナリオフローのヘボさ・・・ 主人公はTV版と同じ人だそうで まぁ良いとしても 脇を固める助演のしゃべりがヘボい事ヘボい事。 ヒロインの烈花(松山メアリ)と助演のアカザ(斎藤洋介)が もう面白い事面白い事・・・。 スタートからこれですか・・・。 2時間この大根に付き合うと思うと笑えてきましたw メアリはともかく斎藤洋介はベテランでしょ・・・。 ■導入 何のお話なのか全く分かっていませんでしたが簡単でした。 人間界に潜む魔物ホラーを退治する人々が 烈花やアカザ達で魔戒法師と呼ばれる正義側。 さらにその上の階級の正義側に 魔戒騎士の冴島鋼牙(小西遼生) そして、 鋼牙が変身すると 黄金騎士の牙狼になるというパーティ構成。 人の欲望を喰らって増長する 鏡の中のラスボスを倒すために 街中を捜索、発見しバトルを繰り広げる。 ■フロー 正義側紹介 ↓ 魔物側紹介 ↓ 探索 ↓ 発見 ↓ 中ボスバトル ↓ ラストダンジョン ↓ ラストバトル 以上の単純フローです・・・。 ■バトル 人間の時は格闘アクションや剣術アクションを 繰り広げて闘うのだが 邦画独特?のテンポの遅い殺陣アクションを見せられ 段取り臭さが見て判りますw 烈火の身体の柔らかさを活かした 新体操的なアクションを使っていたりするが 動きの切れが無くスローモーな事と言ったら・・・。 主人公の鋼牙と敵の中ボスとのバトルも まぁ特撮物レベルのアクションで ハイレベルなアクション映画では御座いません。 まぁTVの延長なので そんなもんでしょうなぁ。 じゃCGバトルの方はどうか? 牙狼に変身して闘うシーンが 最初の化物退治と ラスボスとの鏡の中の亜空間バトルしか無い。 コストが掛けられない事が読み取れますね。 最初のバトルこそ 大空に飛びあがって落下斬りを行うなど 派手な立ち回りは有れど 殆どがエフェクト誤魔化しバトル。 ラスボスも亜空間を飛行する牙狼。 最後の最後はドラゴンのエフェクトを纏い 突撃する様なバトルだったので アクションバトルとしては見れたもんでは無い。 牙狼って言うぐらいやから 狼がモチーフと思っていたのだが 最後 黄金騎士が観音ドラゴンになったので ビックリした。 牙狼ってドラゴンなの??? ■3D 唯一良い所は3D表現。 エフェクトなどCG関連は3D表現に適しており 随所にエフェクト表現が有るので 3Dを意識した作りになっている点が良かった。 バイオハザードなんかに比べれば 相当3Dを意識していて表現量も多い。 しかし、 一番良かった3Dっていうと スタート時のキャスト表示と エンディング時の習字で書かれた牙狼ロゴが レイヤー差を設けて立体に見せている所が 一番3Dに感じた所かな・・・。 そこしか頭に残っていない。 ■その他 もう語る所が御座いません。 他ヘボくて面白かった所は 最初の中ボスバトル後に 鋼牙が負傷してアジトに戻った時 身体に包帯を巻いた状態で烈花と語り合う時 両方ぽっちゃり体系でして・・・ ヒーローとヒロインなのに なんか脂肪を感じる絵が笑えて笑えて。 幼少期の大事な話をしていたと思うのだが 不細工な体型が気になって気になって この辺も映画や無くTVの延長で 安っぽくて安っぽくてw 他は 斎藤洋介演じるアカギが裏切り行為で 鋼牙に問い詰められる時 「死んで詫びる」 と答えるアカギ しかし、 鋼牙が 「烈花に重荷を背負わせて逃げるのか?」 と言った時のアカギの表情。 大根炸裂の驚き表情が笑えて笑えてw 斎藤洋介・・・ちょっ まぁこのぐらいしか楽しめる所は有りませんでした。 そんな程度の映画なのですが 原作ファンは楽しめるのでしょうか? 僕には全く理解出来ない 低レベルな映画でした・・・。 まぁ一言言うなら 「特撮TV版を3Dに仕立てて映画館で観れます程度・・・」 |