アスラン王って?

観賞日記

ナルニア国物語
第3章
アスラン王と魔法の島

シナリオ展開キャラ表現映像満足度3D
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大震災が起きた終末に映画を観に行きました・・・。

「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」

流石に2日間ずっと震災情報をテレビで観続けていると
気がめいってしまい気分転換にと映画を選択。

昨日の夜にガソリン補給や物資補給に出たのだが
ガソリンスタンドは燃料完売で営業しておらず
唯一営業していたスタンドでは20L限定販売でした。

コンビニに懐中電灯用の単1電池と
水2Lを確保しに行ったのだが
3件回ってどこも売り切れ。
ラーメンもほぼ無かった。
東京中が避難モード一色です。

物資調達も兼ねて映画を観に外に出る事にして
珍しく日曜の昼に映画館に。

こんな事態でも映画館には人が沢山いました。

さて映画。


■映画内容
●感想
いつもの様にナルニア王国って何?
という情弱状態で観賞です。
第3章との事でシリーズを知らないと
どうにもならない可能性が高かったのだが
世界観を3Dで楽しめるなら良いや
と安易な感じで観に行きました。

まぁ観終わって言える事は
シリーズを知らなくても問題無く理解して入り込めます。

導入に限っては
これまでの仲間との再会など
???
と何が何で誰が誰なの?と置いてきぼりを喰らいますが
まぁ主要な登場人物達の再会なだけで
詳しく知らなくても何とかなります。


●シナリオフロー
シナリオフローも至って王道。
まさにRPGシナリオのど真ん中です。

出会い(再会)
パーティ編成

悪党の島でイベント
メインフラグ獲得

7賢者探索

賢者毎イベント
キーアイテムの剣を入手

問題児イベント

みんなで闘う

めでたしめでたし

そんな感じ・・・。


●シナリオ詳細
現代に戻った?
ナルニアのヒーローとヒロイン。
エドマンドとルーシーが
現代でいとこの家に居候。

いとこのガキんちょのユースチスは
小生意気で嫌な子供。
馬が合わず喧嘩が絶えない関係なのだが

この3人が同じ部屋に居る時に
部屋の船の絵画が動き出して
部屋に水が溢れる所から話がスタート。

あっという間にナルニア王国ですw
大海原に投げ出されたのだが
即ツモでカスピアン王子に回収されて
再会&合流
でパーティ編成終了。

いざ冒険!

・・・・・・

ここまででお判りかと思いますが
超ご都合主義進行でして・・・

もうね
何で王子が?
何でユースチスが?
何で何でって
思うばかりの漫画進行です。

まぁシリーズ3作目にもなると
いつものキャラクター達が
分かりやすく絡み合い
活躍する必要が有るのでしょう・・・

まぁそんな映画なのでこれ以上は
蔑むばかりなので止めておきます。


●良点
褒めるなら
映像が綺麗なので見ていて楽しめます。
ネズミ兵士が動く動く。
ユースチスドラゴンが胸を掻くシーン。
特にこのシーンのCGは良かった。
ドラゴンの胸の肉厚と硬さ柔らかさを
程良く表現する皮膚と肉の動きでビックリした。
CMの通り?
悪童で憎らしいユースチスが
後半大活躍する子供騙し展開。
そして
分かりやすい勧善懲悪の王道展開


まぁ観れなくない映画でも有ります。


●アスランって?
途中でアスランに神頼みしますが
アスランって???
と思い続けていたら
最後の最後に登場。

「あぁあのライオンねっ・・・」

あのライオンは王だったんだ。

「ふ〜ん」と思ったが
ライオン何もしてないんやないの?
兵士軍団の牛人間?も何もしてないやないの?
って面子オーバーって所かな。
アレもコレも脚光を浴びせられません。

まぁシリーズ物って感じですね。


●3D
3Dについて
ナルニアの世界観を作り上げ
それを3Dで観れるだけでも結構なもんでしたが
画面に向かっての3D効果演出は余りなく・・・
所々有ったけど印象に残って無いなぁ・・・。
アバターに比べたら普通過ぎる場面も多いし・・・。
圧倒的なファンタジーを期待していたのだが
思った程の世界観表現では無かったし。
それが3Dになっていますよ。

そんな程度です。


まぁ一言言うなら
「大人のファンタジー映画では有りません・・・
親子で観ましょう。」


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ライオン仕事しろ・・・