巨人か?

観賞日記

ガリバー旅行記

シナリオ展開キャラ表現映像満足度3D
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本日はスタンプカードがあと一つで無料券が貰えるので
期限が切れる事も有り穴埋め?で
無理矢理映画を観に行く。
しかし、
何にも観たい映画は無いので
取り合えず3D映画を観ようと

「ガリバー旅行記」

を選択してみました。

いつもの様に何にも分かっていませんが
ガリバー旅行記と言う事で
巨人が3Dでどう表現されているのかを
テーマにいざ観賞。


■映画内容
●感想
映画が始まるや
またも日本語を喋っているw

「あれ?」

これも吹替版ですか・・・。

どんどん字幕版が少なくなっている。
特に3D映画では

「字幕を追っていると画像を観てられない」

との声を聞く。
高校の時によくヨネマンが言っていた事を思い出す。

当時相当馬鹿にしていたのだが
同じ声を会社の同僚や巷の声から聞くと

「そんな時代ですか・・・」

と悲しくなりました。


まぁでも
観ているとギャグ映画なので
日本語吹替えの方が結果的に良かったと思われる。

主人公ガリバーの
駄目キャラと軽快な下らないギャグトークが
吹替えでハマっていたので
字幕で雰囲気を読み取るよりかは良かったと思う。


そんな駄目男ガリバーの恋と平和と旅のお話でして・・・


導入に
駄目男っぷりを紹介するフローが結構長い・・・。

立派な出版社に勤めるガリバーなのだが
最下層の郵便集配課で一人堕落な社会人を送っている。

仕事中にギターヒーローを弾いて踊り狂っている。
そんな郵便配達課に新入りが配属されるのだが
半日で課長の座を奪われる。

そして、
旅行関連の部署に働く女性記者ダーシーとの
片思いフローから
旅行記事を書く事になり
都合よく
バーミューダー諸島に
取材に行って欲しいとの事で

単身ボートに乗り込み大海原に。

やっと大冒険?です・・・。


大嵐が発生し
巨大な水流竜巻が天に向かってそびえ立つ。

それに巻き込まれて
飛ばされる世界が小人達の王国で
やっと
ガリバー旅行記となります。

この映画の一番良かった所は
この水流竜巻の表現だけでしょうか・・・。

他は全く見どころは有りません。

どうでもよいギャグフローと
主人公の暑苦しくくどいギャグトーク
小人王国の女王と悪徳大臣と一般人の三角関係
小人王国間の争い
そして
巨人として小人の王国で活躍する主人公。

まぁどうでも良い表現だらけでして・・・。


肝心の3Dも物足りない。
巨人と小人の合成?インパクトに力を入れた?為か
3Dにこだわった演出シーンなどは一切無く
何の為の巨人と小人なのだろうか・・・。

3D有る有る詐欺と言った感じ。


後半は
悪徳大臣が敵国に寝返って
技術を結集して
巨大ロボットを作成して
ガリバーとタイマン対決・・・。

最後の最後は
現代?からダーシーも小人の世界にやって来て

ガリバーとダーシーの恋物語と
巨大ロボットとの再戦を経て
小人王国の争い事を治める。

締めは
争いでは何も産まれないと諭して
小人王国同志と
ガリバー&ダーシーの巨人同士で仲良く
平和を歌ってダンスミュージカル締めでした・・・。

もう誰が対象層なのか全く分からない。
どこの誰がこの映画を観て満足するのだろうか?

もしかして笑えるのか?
もしかして楽しめるのか?
もしかして気分良くなれるのか?
もしかして幸せな気分になれるのか?

まさかね・・・。


時間の無駄な映画で有る事は間違い有りません。


まぁ一言言うなら
「キャッチ詐欺、イメージ詐欺、3Dしてそう詐欺・・・
典型的なイメージ企画先行コンテンツですな・・・。」


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