自分は誰か?

観賞日記

アンノウン

シナリオ展開キャラ表現映像満足度3D
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本日はスタンプカードの無料券で映画観賞

世間的にはジョニーデップなのだろうが
特に見たい映画は無く
アカデミー賞主演女優のナタリーポートマンの
ブラックスワンか
得体の知れない映画アンノウンか
どちらにしようかと検討

直前まではブラックスワンを観ようと
思っていたのだが
同じサスペンス系なら
展開の魅力が有りそうな

「アンノウン」

を選択してみました。


■映画内容
●導入
いつもの様に何にも分かっていません。
映画が始まると

飛行機内で学者夫婦の会話からスタート
植物学者の主人公とその妻を描いており
ドイツでの学会発表会に出席すると言う流れで
学者を扱った堅苦しい映画なのか?
と不安が過る。

映画の進行は
主人公の植物学者のマーティン・ハリス博士が
ドイツの空港に忘れた荷物を取りに戻る所で
交通事故に遭って
軽い記憶喪失となる所から話が動く。

事故前後の記憶が曖昧で
少しずつ記憶を取り戻しつつ

TVのニュースで学会の発表が有る事を知り
妻と滞在するホテルを思い出す。

早急に病院を退院して
妻の居るホテルに向かい
学者同志のディナー中の妻と対面するのだが

妻からは

「誰?」

と言われ
夫であり植物学者の
マーティン・ハリスが現れる。


もう一人のマーティン・ハリス博士である。


現場には2人の
マーティン・ハリス博士

「???」

当然変質者として
警護に確保され押し問答に。

自身を検索すれば
学者としての情報が出ると訴える主人公

しかし、検索結果は
先程現れた
もう一人のマーティン・ハリス博士が
映ったコンテンツが現れる。


「俺は誰なんだ?」


と言う映画なので
題名通り「アンノウン」と言う事です。


ここまでは非常に面白く観れました。
主人公だけで無く視聴者も

「???」

どういう事なの?
何がどうなっているの?

と言う事でここから解明編になっていく。


●解明編
この後は
このカラクリを少しずつ自身で解明していく。

結果から逆算すると

「あぁなるほど」

と言えるのですが
観ている方は
少しずつ解明される事で認知するので
途中途中の
「カーアクション」や
「殺し屋とのバトル」などで


「なんで植物学者が何でも出来んねん!」


と思いながら映画を観る事になります。

そして
事の発端の「動機」と「切っ掛け」について

これが全く納得出来なく
観終わった後不満が噴出。

そんなこんなで
面白く無かった訳ではないが
困惑する設定映画と
何でも出来る主人公に疑問を描きつつ
最後に納得されられるフローにはなるが

何でそこまで?と思う事と
何でそんなミスを?と思う事で

結果
台無しな映画に感じる様な映画でした。


  →内容詳細


まぁ一言言うなら
「記憶と喪失、虚構と現実・・・
カラクリ映画って大変ですな。」


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