夢はじめ

カイカイスイッチ♪

ある日パパがクスクス笑いながら私にこう言った。

『なぁ見て見て! ライムのここ♪ ここにカイカイスイッチあるでぇ(^_^)』

カイカイスイッチ??

なんじゃ それ?

そう思いながら見てみると、そこには確かに後ろ足で体をカイカイしているライムと、すんごいオモチャを発見したみたいなトキメキ顔をしているパパがいた。

『スイッチ?』

『そう! ここをナデナデすると・・・。ほら♪ カイカイするねん。』

『たまたまやってるだけと違うの?』

『違うって。ほら、他の所やったらなでても別に普通やん。そやけどここ! ここをなでると〜♪』

『うゎ〜! ほんまやぁ♪』

喜ぶママとカズマ、調子に乗るパパ、迷惑そうなライム(^^;)

ちょうど前足の付け根あたり。人間でいったら脇の下のあたりかなぁ? そこにどうやらカイカイスイッチ(笑)があるらしく、そこを撫でられたライムは、自分の意志とは関係なく、どうしてもカイカイしてしまうみたいだった。

くすぐったいのかなぁ? でも人間みたいにゲラゲラ笑ったり表情が変わったりしないから良くわからなかった。

あとで “コーギー屋さん” (←カズマ命名・“ドッグ&ライフ”というコーギーグッズを多数取り扱っておられる店のこと・リンクあり)に来ている別のコーギー飼い主さんに聞いてみたら、『うちの子にもあるよぉ〜♪』って言ってたから、みんなにあるのかなぁ?

あるとしたら、みんなスイッチの場所、同じなのかなぁ?

・・・みなさんのコギちゃんに、カイカイスイッチってありますか??

困った問題

我が家にライムを迎えてから、今までにもいろんな問題が持ち上がってその度にいろいろ考えて対処してきたけれど、実は最近、どうしたら良いものか、本当に悩んでいる問題がある。

それはトイレトレーニングのこと。

ライムは結構早くにトイレを覚えてくれて、サークルの外(部屋の中)に出して遊んでいる時でも、ちゃんとサークルに戻ってトイレトレーでオシッコしてくれていた。

昼間に誰もいない所で留守番のライムに、つきっきりでトイレのシツケが出来なかったので、本当はすごく不安だったのだけれど、順調なライムを見て安心もしていた。

ところが、散歩に出るようになってから、だんだんと状況が変わってきた。

毎夕の散歩でオシッコ&ウンチをするライムは、散歩から帰って来てから次の日の朝までオシッコをしなくなってしまったのだ。

よく、散歩の時にオシッコをする癖をつけると、雨が降ろうが雪が降ろうが絶対に散歩に出ないといけなくなるから注意するように、と言われるが、どうやらそれに近い状態になってきているみたいなのだ。

しかも、朝のオシッコも起きてすぐに・・というわけではなく、私達が外出するまで出ないのだ。

必死で何度もオシッコを呼びかけたり、トイレに連れて行ったりしているのだけれど、結局出勤時間になってしまって、仕方なくそのままで外出してしまう・・。

我慢に我慢を重ねて、ついにオシッコをするのが一体何時なのかわからないけれど、とにかくその時にはもう始末をしてくれる人間が誰もいない。

つまり、私が帰宅した時には、大量のオシッコとウンチの上に座ったりして汚れているライムと、悪臭&汚物だらけのサークルが待っているわけで・・。

サークルを広げてみたり、飲み水の量を減らしてみたり・・とにかくいろんな事をやってみたのだけれど、事態は変わらない。

朝の散歩をすればいいのか?

でも、それじゃぁ例えば人に預けたりするときにも絶対に散歩をさせないとトイレが出来なくなるわけだし、やっぱり家でも出来るようにしておかないと後々大変なことになると思うから、“朝の散歩”というのは最終手段としてもっと別な方法は無いのかなぁ?

ライム・・どうしたらいい? 話が出来ないもどかしさ・・。あらためて痛感します・・。

抜け毛のダンス

初めてブリーダーさんの所へ行って犬を見せてもらい、いろいろと話をしている時に『抜け毛は多い犬種、と覚悟しておいた方が良いよ』と言われていた。

でも、最初の頃は、ライムが子犬の毛だったため&季節的な問題で、抜け毛被害というのをあまり感じていなかった。

ところが最近、冬の毛に生え替わるためなのか、とんでもないくらいの毛が抜けて、それがフローリングの上でフワリフワリとダンスをしている。

私達の靴下はもちろん、フリース生地など着ていようものなら、毛だらけで恐ろしい事態になる。

もちろんこまめにブラッシングはしているが、たぶんそんな物では追いつかないくらいの量の抜け毛・・。

こりゃぁ毎日シャンプーでもして、一気にごっそりと毛を取りたい!!と思うけれど、そういうわけにもいかないので、おとなしく掃除・・掃除の日々。

あぁ!家が綺麗になって良いわ♪ なんて負け惜しみを言ってはみるけれど、やっぱり掃除は大変だなぁ。

いっそのこと、この集めた毛を使ってぬいぐるみでも作ってみるぅ?・・なんて冗談も出る毎日・・。

あぁ早く全身の毛が冬毛に替わってくれぇ〜!!

・・・・・今日も夕食のご飯の上に、ライムのうす茶色の毛がヒョロリと乗っていた(涙!)

ご飯をあげよう!

ペットショップには多種多様なドッグフードが並んでいる。

何s入りなんだろう?とビックリするような大きな袋に入っているのに、ビックリするくらい安いものから、すっごく小さい袋なのに、すっごく高価なものまで・・・。

犬を飼う前までは、『ボンビーな我が家はあの大袋入りを買うのかなぁ?』って思っていたのだけれど、現実には結構高価なフードを与えることになった。

我が家が使っているのは“ナチュラルハーベスト・パピー”。

もともとブリーダーさんの所で食べていたものなんだけれど、少し“お高い”。

まぁ高いから良いというものではないだろうけれど、子犬の時期っていうのは、骨格や内臓などが成長する大事な時期だから、簡単に安い物へ移行することは出来ないと思って与えている。

回数と量は、1日2回・120グラムずつくらいかな?(来た当初は80グラム×2くらいでした。)

食いつきも良いし、お医者様からも『良い体格に育っています』と言っていただいているので、成犬になるまではとりあえずこれを続けていこうと思っている。

犬を飼い始めた当初からの約束通り、ご飯係は我が家の4歳児・カズマ。

まだチビッコなので、体調が悪い時やライムのご機嫌がナナメの時にはパパやママが代わることもあるけれど、それ以外はほとんどカズマが頑張ってくれている。

量がいい加減ではダメなので、器に入れる時だけはパパか私がそばについて確認する。

最初はカズマがエサの入れ物を持った瞬間から飛び跳ねて興奮していたライムも、最近ではおとなしく待っていられるようになった。

『ライム シット! ステイ』

ライムの目を見てコマンドを出し、ライムがキチンと出来たら『オッケー!!』と言って食べさせる。

タイミングが合わなかったり、キチンと出来ていないのに『オッケー』を出してしまったりと、最初は失敗することもあったけれど、最近は本当に上手にこの一連の作業をこなせるようになったカズマ・・。

『ライムおなか空いてるの?そしたらお兄ちゃんがご飯作ってあげよう♪』なんて、すっかりお兄ちゃん風を吹かしているカズマ・・。

がんばれっ! そんな優しい“お兄ちゃん”のこと、ママは大好きだよっ♪

ほめほめ攻撃!

『朝、オシッコをしない』という悩み(困った問題)を書いたら、本当にたくさんの方からアドバイスをいただきました。この場を借りて、ホントにありがとうございました。

さて、近況はといえば・・。

ライムを迎えてもうすぐ4ヶ月(生後6ヶ月)。

  起きてすぐベランダに出してみた → 効果なし

  ご飯や散歩の時間を変えてみた → 成果なし

  ひたすら“オシッコ!シ〜シ〜!”と優しく呼びかける → 不思議顔(←_→)??

・・・と、進歩なしの状況にため息の出る毎日を送っていたある日の夜。

寝る前にライムのことが無性に可愛くて・・でも同時に、もどかしさのあまり無性に憎たらしくなって、もうイヤってくらいにナデナデしてやった。

2〜3分だと思うんだけど、褒めまくり、撫でまくり、抱きしめまくり・・・。

で、気が済んだので(笑)、トイレに行って戻ってきてみると、なんとトイレトレーに大量のオシッコが!

びっくりして『ライム!オシッコ出来たの? GOOD! オシッコGOOD!!』って褒めてあげたら、耳をペタ〜っとくっつけて、シッポ(おしり)をこれでもかってくらいにフリフリしながら甘えてきた。

私達が在宅中(夜中も含めて)は、ずっとサークルから出しているライム。

フローリングの部屋にある自分のベッドで寝ていたのに、ちゃんとトイレまで行ってオシッコしてくれたのだ♪

嬉しさのあまり、私の方が興奮しながら掃除していると、いつもと違う騒がしさに、パパが見に来る。

すると、『見て見て!アタチ、オシッコ出来たのよ♪』とでも言っているように、ライムはパパに走り寄り、またまた耳をペタ〜、おしりプリプリ〜。

『そっかぁ。オシッコ出来たのかぁ。偉いなぁ。GOOD GOOD!!』

パパにもママにも褒められて、ライムは本当に大興奮だった。

翌朝はやっぱりオシッコなしだったけれど、一度出ているという安心感で、少し気が楽なママだった。

夜になり、半信半疑ながら、またまた“ほめほめ攻撃”してみると、なんとまた、今度は私の目の前でキチンとオシッコをしてくれた。

そして終わるか終わらないかのうちに、私に向かって耳ペタおしりプリプリ状態で近寄ってくるライム・・。

オシッコ=褒められるということを確信しているのがよぉ〜くわかった。

ただ、もしかしたら膀胱に与える刺激が強すぎるためにオシッコが出てしまうのかも = あまり体に良くなさそうな感じなので、ナデナデするのはほどほどにしようとパパと話し合った。

とにかく、どうしてもオシッコしたいと思ったら、ライムはちゃんとトイレに行ってオシッコ出来るんだってわかっただけでも、私達にとっては大きな進歩だった。

そしてそれから更に数日。

ライムは外でも家の中でもキチンとオシッコ出来るようになりました。

ただ、オシッコしたら褒めてもらえると覚えてしまったために、オシッコした後すぐに飛び跳ねたり歩き回ったりするので大変ですが(笑)、この子は本当に賢いのだと、ぽわん一家は確信しております(←親バカ・笑)

また後戻りすることもあるだろうし、違う大きな問題が持ち上がることもあるだろうけれど、とにかく今日も頑張ろう!

我が家の可愛いムスメのために・・。

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