Friday, August 10, 2007

ラノベ魂

■ 時載りリンネ!

というわけで、奨励賞のもう一個のほう。
こっちがあたりだった。

時間がとめられる女の子の話。対価は文字をたくさん読むこと。
というかご飯を食べる代わりに本を読むという設定で。
ROD系?と思ったら全然違ってて
どっちかというとジュブナイルに振った感じ。
#ま、能力者バトルではあるんですけどね。

僕視点で話は進むんですが、ヒロインの女の子が中心で、
というか主人公は女の子のほうですね。

とにかくキャラがちゃんとたってるので、
ラノベはキャラだよなあと思いました。ヒロインがかわいいです。
日本が舞台で金髪の女の子がメインでこの性格っていうのは
ちょっと珍しい感じかなと思った。

#ま、こんなつくりが中学生に希求するかどうかは別としてね。
#バトル燃え!ではないので。


女の子はまあ例によってたくさん出てくるんだけど、
主人公の視点がぶれないのがいいね。

ほかの女の子もキャラがたってるし、
(男の子の理想としての)キャピキャピ感がでてていいかなとか。

先日の出来損ないのエロゲーみたいな(しかもそっちルート違う……)
よりずっと読みやすかったといえましょう。


お話自体は悪いやつがいない世界かなーと思ったけど
そんなことはなくて、それなりに悪いやつは出てきます。
あー、作中でもそのまんまハックルベリーフィンとか
言及してるので、多分そんな感じにしたかったんだろなー。
インジャンジョーほどじゃないです。安心して読んで大丈夫。


きちんと伏線は引いてあるんだけど、最後の妹のくだりは
もうちょっと工夫すればと思わなくもなかった。
引けばいいってもんじゃないよ。
#逆算して引いてるのがわかるのですよ。流れに違和感があるから。

挿絵がかなり微妙。雰囲気はあってるんだけど正直うまくない。
でもアニメ系の絵は合わない気がするので
持ち駒がなかったんだろうなあ。

こっちは続き買うからもっと頑張れ


■ 総括

奨励賞と優秀賞には越えられない壁があるな。

と、思わせるところも無きにしも非ずだったけど、
まあ、オチがちゃんと付いてるので編集がしっかり指導するのは
よいことだよなあと思いました。(――ガガガのことかー!)

ギャルゲーから入った人とノベルから入った人の違いが
そのまま現れたって感じなんですが、
本をたくさん読んでる(だろうなと思うだけですが)人のほうが
基本的に読んでて安定感ありますね。


繰り世界のほうは、なんていうか、
そこはそうじゃないだろうというところがいっぱいあって
ゲームなら分岐で処理をするところで多分作者もわかってるんだろう
とは思うけどきっちり取捨選択できないのが壁なんだろうなあ。

フラグ管理つきマルチヒロイン展開は、まあ、昨今の王道ではありますが
じつはそれなりに筆力がいるんだなあとか。
きのこより下手じゃだめだろう?(きのこ臭くすらなってなかったし)


リンネのほうは、ぶっちゃけ売れ線じゃねーってとこかしら。
できはいいと思うんだ。(それなりに。ではあるけど)
この青臭さがすきなのはむしろおっさんだと思うわ。

というか、この手の話が好きな子はそもそもスニーカーなんか読むのか?


■ 余談。

僕視点で、過去を思い出しながら隣の家に住んでいる女の子
について語るというあたりで、なぜか超もにょりました(笑)。

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